2023/11/29

関節炎とホルモン

いつも視聴している動画ですが

関節炎に関する新しい研究結果について解説されています

高齢者で膝に炎症が起きて痛いという人はかなり多いようです

軟骨がすり減って炎症が起きて膝に水がたまるというのは

あちらこちらでよく耳にしますが

最終的には人工関節という方法もあります

 

こういった関節炎とホルモンの減少に相関関係があるのでは?

という研究です

まだ解明されたというレベルではなさそうなので

今後の研究が待たれます

 

その特定のホルモンとは「テストステロン」だそうで

テストステロンの少ない人は関節炎の人が多いというのがこの研究の結論です

そしてテストステロンを増やすためには運動が必要だそうで

逆に見れば運動習慣のある人は関節炎になりにくいというのは

わりと知られていますが

私も筋肉などが委縮することで

関節を圧迫するような働きをすると考えていましたが

こういう研究からテストステロンの影響があることを知らされました

 

 

 

 

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2023/11/27

ぎっくり腰の予防

全国的に寒くなってきたみたいです

暖冬には違いありませんが

ずっと暖かい冬というわけではありません

あくまでも平均すると暖かい日が多いということ

だから突然襲い掛かる寒波には身体が戸惑うことは多く

私が一番関わり合いが多いのは

寒い日にぎっくり腰になってしまったというパターン

 

午前3時から6時くらいまでに最低気温を記録します

つまり寝ている間に一番寒い時間帯がやってきます

布団や毛布をかぶっていても

室温も下がっているので身体は冷えやすくなります

寝ている間は身体を動かすこともほとんどありませんので代謝も減ります

要するに寝起きぐらいの時間帯が一番身体が冷えてしまって

筋肉も硬直しているという事実があります

 

今までより寒くなると筋肉の固まり具合も違います

朝起きていつもの通り動いていると腰を痛めるケースが多くなります

 

そこでこれからの季節に備えていくつかの注意点を意識すれば

ぎっくり腰になるリスクも軽減されます

かつて私が腰痛で悩んでいた時に実践していた方法なんですが

 

まず、腰をかがめる時に腰を曲げるのではなく

膝と股関節を使って身体を下げることです

そのとき腰は曲げたくなるのを我慢して

むしろ反らし気味にします

そうすれば何かを持ち上げても

その重量は腰ではなく股関節と膝にかかります

ちょうどイメージするのはウェイトリフティングです

彼らは200㎏を超えるバーベルを上げる時

決して腰の筋肉は使わず

筋力が強い足とお尻に筋肉を使うことで

腰に負担をかけません

だからさほど重くもない物を持ち上げるときでも

100kgくらいある感じで持ち上げてみるといいでしょう

 

それともう一つのポイントは腹圧

お腹の空気圧を上げると

お腹の中に空気がパンパンに詰まったボールがあるような状態になり

体重が背骨だけにかかることなく分散されリスクが軽減できます

 

息を止め腹直筋に力を入れるようにして

お腹を張るような感じです

そうすれば体幹は全体的に硬直し

腰骨だけに負担がかかりにくくなります

 

私自身今では腰痛とは無縁の生活を送っていますが

今でもその2つのことは習慣的にやってしまうので

無意識にぎっくり腰にならずにすんでいるのかもしれません

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2023/11/24

痛みと気温

寒くなると腰が痛くなる

そんな方は多いです

腰痛に限らず様々な関節に痛みを抱えておられる方にとって

寒さは大敵です

 

ところが寒さだけとは限らず

気温が上がっても痛みを訴える方はいます

現実には一般的なイメージと異なり

温度の上昇も痛みが増す要因になっていることはあるようです

 

痛みというのは痛覚といって痛さを感じる神経のスイッチが入って起きる感覚です

その身体のメカニズムを知りたくて調べたことがありますが

実ははっきりしたことはまだわかっていないみたいです

というのも痛みを感じる神経そのものの問題であるか

自律神経の関わり合いの中で起きた変化なのか

どうやら複雑すぎてわかりづらいというのが現状みたいです

 

ただいろんな論文を見ても

どうやら温度と痛みの関係があることは間違いなさそうです

今後この問題が解決したら教えてくださるとありがたいです

 

ここのところ寒くなってはまた気温が上がり

変化のたびに忙しくなるのは今年に限ったことではありませんが

なにせ問題の中心が身体の中であると同時に

コントロールできない気象の問題ですから

厄介なことにはかわりません

 

上手くいった!

自信満々に見送っても

数日後には痛みがぶり返したというケースもありますので

私としても困っています

このお仕事は的確に状況を説明できたとしても

痛みが取れるという結果がすべて

そこがつらいところだったりします

 

 

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2023/11/20

前鋸筋

ネタが見つかって面白がってるきらいはありますが

今日も筋肉のつながりについてです

 

先日、話題にあげた菱形筋は

第6頚椎から第4胸椎にかけての棘突起から起こり

肩甲骨の内側縁に付着します

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その作用は肩甲骨を背骨に向かって引き寄せ(内転)るのが主な仕事ですが

前鋸筋と拮抗関係となり肩甲骨を安定させる働きも無視できません

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まあ、今日の主役の前鋸筋は肩甲骨の内側縁に付着するので

菱形筋とリレーのような感じで同じ部分からスタートします

動きの面でもほぼ反対の動きをすることで

肩甲骨のバランスをとります

 

前鋸筋は肩甲骨を上向きにするように前外方にひく動きをするので

バンザイするとき腕を高々と上げるのに

肩の位置を上げるのに必要な動きとなります

 

 

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2023/11/16

菱形筋

先日、板状筋のお話をしました

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左が頭板状筋で右が頚板状筋です

細かいお話は省略してそれぞれ起始部は背骨の棘突起から走行します

首(頭)を上げたり、回旋させたり、側屈させたりしますが

考えてみればこれらのテンション(張力)は棘突起にもかかるのですが

板状筋のテンションを逆サイドからテンションをかける筋肉が菱形筋です

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バックミンスター・フラーが提唱するテンセグリティのように

互いのテンションでバランスをとり統合するような関係になっています

 

逆にいうとお互いの張力のバランスが崩れると

相互に緊張してしまい筋拘縮をすることがあります

すごくむずかしいお話ですが

これって肩こりでよくあるパターンじゃないですか?

 

菱形筋の部分ってむかしの人がよく言ってた「けんびき」に当たる部分なのかもしれません

こういう関係がわかっていたら

けんびきがこると首から頭までこってしまうのは一目瞭然

 

筋肉同士のつながりを見ていると

肩こりのパターンもわかってくるわけです

 

 

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2023/11/14

板状筋

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頸から後頭部あたりを走行する筋肉に板状筋というのがあります

板状筋群には頭板状筋と頸板状筋がありますが

主な仕事は頭の回旋と頭を上に向ける動作です

 

よく話題に上る胸鎖乳突筋と拮抗関係にあるのですが

これらの筋肉で頭や首の回旋運動と頭を上げたり下げたりにかかわるのです

これらの作用は見方を変えると体幹に対し頭部の安定性を維持することにもつながります

筋肉の勉強をするとき作用(動き)を覚えるのですが

筋肉の裏ミッションとしてスタビライザーとしての役割を見逃してはいけません

身体が欲する優先順位は「安定性>動き」となりますので

教科書ではあまり触れられることのない関係性こそが

私らの仕事にとって問題解決の重要な糸口になります

 

施術中、胸鎖乳突筋に問題があるケースが多いのですが

そんなとき胸郭に対するアプローチは必須と考えますが

板状筋に対するアプローチも欠かせません

 

 

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2023/11/10

わな

スーパーエルニーニョ現象とか言われてますが

それなりに気温は下がってきました

毎日人様の身体を触っていると

なんとなくそれは感じます

 

人の身体は冷えてくると機能が低下します

変温動物ほど直接的に影響されませんが

恒温動物だって気温の変化に多少は左右されます

身体が冷えて機能が低下すると

様々なトラブルが発生しますが

現実問題として何のトラブルも起こっていない人だって

大なり小なり影響があるようです

 

痛みなど感じられる不快はなくても

しっかりと機能していない感じはところどころ見受けられます

あたかもわなを仕掛けられた感じで

もうすぐトラブルが起こりそうな身体をした人がいるのも実際のところ

 

私の仕事として将来起こりうるトラブルを未然に防ぐのも大事なこと

せっかく何もないのに定期的に通われている方は

そういうことも望んでおられるからです

 

本人さんが気づかないトラブルを未遂で終わらせ

今後の注意点を指摘するのも期待された任務の一つです

 

 

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2023/11/08

共同筋

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解剖生理学を学び始めたときは

まず200ほどの骨と400ほどの筋肉の名称などを覚えました

今となってはその知識も怪しいもので普段気にすることもないものから忘れていったはずです

そこそこ暗記できたころは自分なりにうれしかったものですが

現場に出ると単品で覚えた骨や筋肉の知識はそれだけでは意味がないことを知りました

 

何らかの動作をする場合単体の筋肉だけが作用することはあまりなくて

実際には複数の筋肉が共同して働いています

これを共同筋と呼ぶのですが

逆に相反する動きをする筋肉は拮抗筋と呼ばれます

 

こういった複数の筋肉の関係性は我々にとって非常に重要で

問題のある筋肉や関節の原因を探るときに

直接関与するものより筋肉の関係性であったり連結が重要であることが

言われだして久しいのです

ギョーカイでもそういった研究は広がっていますし

新たな見解もあるようです

 

私が最近考えているのは

共同筋という概念は動作を基準とする概念ですが

筋肉のお仕事は動作だけではなく機能的な共同関係も存在し

作用では共同しないけど機能面で共同関係にあるとき

何らかの理由で筋力低下があるとき

他の筋肉にも影響するだろうと考えています

 

新たな知識を習得するのも楽しいですが

自分で考えて独創的な思考をするのも面白いものです

 

 

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2023/11/07

手のしびれ

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(画像:整形外科医のための神経学図説)

 

たまにあるのが手のしびれ

多くの場合は肩こりに伴うもので

最近は頸椎の矯正することなく

胸郭の弛緩を重点的にすることで

上手くいくケースが多いのですが

とはいえ、しびれの出る場所によって

どこらの神経に問題があるかは事前に知っておかなければなりません

 

上の図は頸椎の6番と7番の間から出ている神経根が圧迫されていることを表したものですが

この場合中指を中心としたしびれがでると解説されています

 

この本はずいぶん昔に毎日でも眺めていましたが

原因となる部位の特定は施術前に把握しておくことが必要です

しびれの原因はこういうことだけではありませんが

基本知識として知らないといけません

 

 

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2023/11/03

広背筋

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(画像:オステオパシーアトラス)

広い背中の筋肉と書いて広背筋

背部の表層にある大きな筋肉ですが

胸腰筋膜を介して背骨に付着し尾骨までつながるのですが

腸骨の上にも付着して

最終は上腕骨まで伸びています

 

広背筋の主な作用は上がった腕を下ろすことなんですが

逆にいえば広背筋が緊張すると腕を上げづらくなります

ちょうど服の裾を引っ張ると腕が上がらなくなるようなものです

いわゆる五十肩で腕が挙げられないとき

この筋肉が関係しています

まあ、フツウはそういうとき肩甲骨の筋肉や肋骨周りの筋肉にアプローチするのですが

あまり効果が見られない時には広背筋の周辺関係を洗います

まず多いのは背骨付近の筋肉、主に脊柱起立筋が固まっているときは

広背筋に緊張が伝わることもあるので

腰痛由来のケースもあったります

 

また広背筋は左右反対側の大殿筋と筋膜上の連鎖があります

何度か反対側のお尻にアプローチしたら

腕が上がるようになったということもありました

 

 

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