2017/12/19

余命

「余命3か月」と言われることの“本当の意味”は何か

 がんなど命にかかわる病気にかかった際に、医師が患者に行なう「余命宣告」。基本的には病気が進行しており、治る見込みが少ない患者に対して告げられるが、そもそも「余命」とはどのように決められるのか。

 患者からすると、病気の悪性度や進行度、年齢や体力など、自分自身の状態を医師が診断して算出すると考えがちだが、実はそうではない。患者個々の状態に関係なく、その病気の「生存期間中央値」を告げるケースが大半である。日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授の勝俣範之医師がいう。

「その病気の患者さんが100人いたら50番目に亡くなった人の生存期間です。がんで亡くなる方は、早く亡くなるほうも遅く亡くなるほうもバラつきが大きく平均値で表わせないため、中央値を使用します。

 たとえば、『余命3か月』と言われたら、『半数の患者は3か月以内に亡くなり、もう残り半数は3か月以上生きる』という意味です。それなのに、実際の医療の現場では数字の意味を説明せずに『余命はあと3か月』と口にしてしまう。『余命』という言葉を軽々しく使ってしまうところが問題です」

 医師が宣告する「余命」が正確性を持つようになるのは、症状が重篤で、生死の境にあるような場合に限られるという。

「『3週間以内』と宣告した場合、85%の確率で当たると言われています。体のむくみや呼吸困難といった“最期の予兆”が明確に現われているからで、『○か月』『△年』といった余命宣告とは意味合いが異なる」(同前)

 ただ、医師の側にも、余命宣告せざるを得ない事情もある。おおたけ消化器内科クリニックの大竹真一郎院長はこう言う。

「基本的に余命というのは医者でも見当が付きにくい。それでも、患者から『残された時間がどのくらいあるのかを聞きたい』『どんな治療ができるのかを知りたい』と聞かれれば、おおまかな目安を答えなければならないこともある。

 どの治療をどの程度行なえば確率的に長生きできるかという情報を伝えたうえで、前向きに治療方針を決めていくのです」

よくドラマなんかで余命宣告されるシーンを見ましたが
実際にはこういうことってあるんだろうかと疑ってました
ところが去年遠縁の親戚がガンに冒され年内はもたないだろうと告げられて
実際にクリスマスイブの日に亡くなったのを知り
いろいろ考えさせられました

医師から余命を告げられるとその時までしか生きられないような気がしますが
現実にはもっと長生きしたり早く亡くなられるケースもあります

逆に病気が治るのにかかる期間も人それぞれで
私の予想もよく外れます
ずいぶん昔は治る時期を告げたりしてましたが
けっこう外れることもあって叱られたりしましたので
最近は予測はあまり言わないように心がけてます

だからこそ余命宣告って命にかかわることを
軽々しく口にすることに対する疑問がありました

しかしこの記事によると単なる憶測ではなく
中央値を言っているということなんですね
それなら納得できます

しかし聞いた方が中央値の定義を知らないと
誤解することも十分考えられます

結局治る治らないというのも
それぞれの人の生きる力の強さという要素が大きいと思いますので
単純にこんな場合はこれくらいという目安なんて
外れることも多いでしょうね

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2017/11/22

ミトコンドリアを鍛える

数年前に「ホルミシス」という言葉を知りました
いつもお世話になっている東海大学医学部教授の川田浩志先生のご著書
見た目が若いと長生きするという本に説明がありました
簡単にいえば抵抗力をつけるためにちょっとした毒を身体に与えるということだそうです

大丈夫かいな?と思いきや
もちろん量的な問題が大切で毒や化学物質を
ほんの少し身体に取り入れることで耐性ができるそうです

例えばトレーニングなんて代表的なものかもしれません
有酸素運動は細胞のミトコンドリアに酸化ストレスを与え
細胞にダメージを与えることとなります
言ってみれば有酸素運動も毒になるというわけです

ところが実際には皆さんご存知の通り
ある程度の有酸素運動は健康な体作りには欠かせません
これは細胞の遺伝子の発現を変化させミトコンドリアの機能向上につながるのだそうです
質のいいミトコンドリアは活性酸素を抑える働きが強くなるそうです

活性酸素を抑えるために抗酸化物質を摂取することがいいと言われています
ファイトケミカルやビタミンなどのサプリなんかは多くの方がご存じです
それはそれとしても身体の機能自体に活性酸素を抑える力があること知らない人も多いようです

健康食品などの情報は商業主義的なものが多く
売りたい人が多いので情報は多いのですが
ウォーキングなどの有酸素運動は企業の利益につながらないので
あまり情報量は多くないんでしょうね

近頃真面目に走ったり歩いたりしていますが
ミトコンドリアが強くたくましくなることを祈りつつ続けたいと思います

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2017/11/16

温かい食べ物・飲み物

そろそろ真冬に近づいてきました
着るものも暖房もしっかりと冬の準備はできました
寒くなると恋しくなるのは鍋物などの温かい料理

「冷えないように気をつけてくださいね」
こういうセリフのあとに
「温かいものを飲んだり食べたりしたらいいんですね」
こういう答えが返ってくることもしばしば

確かに温かいものを食べたらしばらくは温もりますが
そんなに長続きはしません
そして何より冷えるという現象は血液の循環が悪くなるのが根本的な問題です
だから身体を冷やさないということは血流をよくすることが肝心
温かいものを食べてもいくらかは血流がよくなるかもしれませんが
それは問題の本質とは別のこと

しかもグラグラ煮え立ったものを飲み食いしたら
まず口の中がヤケドします
常識的にある程度冷ましてから食べますから
体の中に入るときは実際そんなに熱くないのがフツウですよね

逆に熱すぎるものを飲んだり食べたりすると
上咽頭がんの原因になるとも言われています
またそういうことを習慣にしてしまうと
消化器系に対するダメージも否定できません


温かい飲み物の飲み過ぎは身体に悪いのか

このサイトにも非常に興味深いことが書かれていましたが
飲食物で身体を温めてばかりいると
身体自体の熱産生が低下し逆に冷えやすい身体を作り出すという説もあるそうです

初めて聞いた話ですが
身体はその環境に順応するものですから
飲食物で頻繁に熱を取っていたら
エネルギー代謝機能がサボっても不思議はありません

別に温かい食べ物や飲み物が悪いというわけではありません
いけないのはそれだけに頼りきってしまうことです

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2017/11/13

内転筋群

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施術中に比較的重要視するのが内転筋
普段はあまり注目を浴びることはありませんが
いろいろな動作のときに影の存在としてなくてはならない役割を果たします
恥骨筋・短内転筋・長内転筋・大内転筋・薄筋と5つの筋肉から成り立ちます

先ずは体幹安定機構としての役割
体幹安定機構には様々な筋肉が働きますが
大腰筋が椎骨を左右から引っ張ることで安定させますが
内転筋は骨盤を左右に引っ張ることで大腰筋と密接な関係を有します

内転筋と大腰筋は同じくして筋拘縮する傾向があります
また一方が弛緩すればもう一方も弛緩の方向に向かいます
だから大腰筋の激しい緊張で腰痛になっているような場合
内転筋のストレッチをすることで楽になることもあります

ぎっくり腰なんかで不用意に大腰筋にアプローチできない場合
内転筋から取り掛かることもあります

そして内転筋は老化や運動不足により弱体化しやすい傾向があります
この場合大腿骨が外転・外旋してしまいます
要するにガニマタの姿勢ですね
老人の姿勢に多いのも内転筋がかかわってくるからです
もちろんそれ以外のこともありますが今回は割愛します

そして膝が外側に流れるような姿勢になれば
負担がかかるのは半腱様筋と半膜様筋
いわゆる内ハムですね

内ハムが疲弊すると筋拘縮していきますが
これらの筋肉の作用として膝関節の屈曲と下腿の内旋があります
そうなると膝痛が起こりやすくなります

膝関節に屈曲の力が加わると
膝の最終伸展がなくなり膝窩筋にもストレスがかかりますし
下腿が内旋すると前十字靭帯にもストレスがかかります

だから腰痛でも膝関節の問題でも
内転筋を探るのは重要なことです

我々は拘縮した筋肉を多少は弛緩することができますが
老化現象や運動不足の解消は我々の仕事の範疇ではありませんし
同様に医師であろうがどうしようもないことです

ですから普段から内転筋を使った動きを意識していただきたいですし
柔軟性を維持するためにストレッチも欠かせないのです

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2017/11/03

橈骨と尺骨

Img062

前腕部には橈骨と尺骨という二本の骨があります
面白いのはこの二本の骨をねじるように交差させて
回旋運動が可能になります

図にあるように円回内筋と方形回内筋の作用で
骨をねじるような動きで回旋運動をします

以前にどこかで聞いた話なんですが
この二本の骨の間隔が広がると手に痛みが出るって教えてもらいました
そのときはピンとこなかったのです
なぜかというと橈骨と尺骨の間には骨間膜が複数存在し
両者の間隔を広がりすぎないように働いているからです
その上に図にある筋肉が存在するわけですから
広がりすぎること自体考えにくかったのです

ところが手首の痛みにあの手この手でアプローチしてみても
一向に痛みが治まりません
そういうときは苦し紛れで知っている知識を総動員して悪あがきをするのですが
以前に教えてもらった方法で橈骨と尺骨の間隔を狭めてみたら
これが見事にまぐれ当たり

それに気をよくして手首の痛みのときに使ってみれば
意外なほど痛みが消失・軽減していきます

結果の積み重ねほど確かなものはありません
理論的に考えづらいのは私の知識不足と思考力の欠如
そういわざるを得ません

そりゃ言われてみれば橈骨と尺骨のすきまが広がれば
手首との関係においてマルアライメント(ゆがみ)が生じるのは当然のこと
私が単純にその機序を理解していないだけですからね
どなたかここのところをきちんと説明してくださる方は
ぜひお教えくださいませ

そして手首に起こるならば肘にだって起こらないはずがない
そんなことを考え出し今度は肘の手前でアプローチしてみれば
尺側の肘の痛みはこれで治まるケースも出てきました

もちろんテニス肘などの異なる原因もあるでしょうから
万能薬というふうにはとらえてはいませんが
意外に肘にも使える発想です

こういう小技を一つずつ積み重ねで
引き出しを増やしていくということはとても大事です

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2017/10/09

アマルガム

先日お越しになられた方が様々な症状を訴えらたのですが
その原因が「アマルガム」だといわれました
勉強不足でお恥ずかしいのですが
「アマルガム」って初めて聞いた言葉です

何でも歯の治療に使われるもので水銀が含まれていて
それが原因でいろんな病気になると歯医者さんでいわれたそうです

そんなことなら歯医者さんで治してもらったいいんじゃないですか?
と申し上げたのですが
なかなか治らなかったのでウチに来られたそうです

頬に痛みがあったり目の奥がおかしいということだったので
(ほんとはもっといろいろな訴えがありました)
私にできることといえば頭蓋骨の調整をしました
結局それで全部楽になったといわれたのでひと安心しましたが
そのあとがどうなるか私にも見当がつきません

お帰りになられた後「アマルガム」について調べたら
虫歯なんかを削ったあと歯に詰める銀色の金属のことだったんです
私も今現在4本の歯にアマルガムが詰められています
しかもそのうち3本は小学生のころのもの
一本だけは数年前に欠けた歯に詰めてもらいましたが
それが今さら水銀が含まれていて有毒なんて驚きです

しかしアマルガムについては意見が分かれているようで
毒物だから絶対にダメでスウェーデンやイギリスでは使用禁止になっているそうです

でもアマルガムは有機水銀ではなく無機水銀なので大丈夫だとか
130年間もアマルガムが使われているのに
今さら大騒ぎするのは金儲けが目的だという主張もあります

今回私がかかわったケースも
水銀が原因で起こったものなら
クラニオワークで何とかなるとも思えませんし
何らかの症状を訴える人に対してアマルガムが原因であると
専門家に言われたらフツウに信じるでしょうね

門外漢がどうこう言うべき問題ではなさそうですが
どちらが正しいにしても
こういうときにこそエビデンスをもって証明されるべきだと思います

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2017/09/07

適材適所

名前が腰痛館ってつけたものだから腰痛についての問い合わせがけっこうあります
とりわけ深刻なのは椎間板ヘルニアで手術するかどうかで悩んでらっしゃるケース
手術と聞いただけで怖くなるのは誰でも同じことですよね

今までヘルニアと言われて来られた人はかなりの数になります
割合高い確率で上手くいってると自分では思ってますが
私自身はヘルニアを治したことは一度もないという認識です
私が知る限りヘルニアそのものを治せる手技はないだろうと思っているからです

どうも話に矛盾があるように思われるでしょうが
ヘルニアと病院で診断を受けられた方が
何度か施術を受けて快方に向かわれるのは
ヘルニアそのものにアプローチしたわけではなく
それ以外の組織の状態に変化を及ぼしたから
痛みが取れたり軽減したのです

もちろん本人さんからしたらヘルニアが治ったという認識でしょうが
それは単に勘違いです

20年ほど前に世界で腰痛の権威のお医者様が集まって
腰痛学会なるものが開催されましたが
その結論は腰痛と痛みとの関係性において
ヘルニアになったからと言って必ずしも痛みが出るとは限らないということ

つまりは痛いから病院に行って画像所見でヘルニアが見つかったとしても
それが痛みの原因かどうかはわからないということがわかったということです
へんなものの言いようですが
結果的にわからないということがわかったというわけです

それまではヘルニアが見つかればそれが痛みの原因だと結び付けられることが多かったのですが
今では絶対にこのヘルニアが痛みの原因だと確信が持てない場合は手術することがなくなりました
要するにヘルニアとひと言でいってもいろんなケースがあるということ
重篤な場合はヘルニアの手術をしない限り治らないでしょうが
疑わしい場合は保存療法を勧められるケースも増えてきたように感じています

そこで我々のような手技療法でヘルニアと診断された方に施術して
上手くいったら「ヘルニアを治した」となるわけです
治ればいいわけですが厳密にいえばヘルニアが原因ではないからこそ
手技療法で治ったわけで鬼の首を取ったみたいに
ヘルニアを治したと吹聴するのには違和感を感じます

軽微なヘルニアだったら2か月くらいで自然治癒する場合もあります
これは手技療法で治ったのではなく
時間が解決してくれたわけで治療家が自分の手柄にするべきものではありません

だからヘルニアにもいろんな場合があることを知っておくべきだと思います
病院で手術を勧められたのに恐いからといって整体に来られる方もいます
画像所見で確信をもって手術を勧められた方はやんわり手術をお勧めして
施術をお断わるすることもあります
下手に触ると逆にご迷惑をおかけする可能性があるからです

一番大事なことはヘルニアという言葉だけが独り歩きして
妄想を膨らませてやってはいけないことをするより
どういうアプローチが一番適切なのかを調べることです

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2017/08/23

剥がす

311スマイルアゲイン初日は2軒の老人ホームを訪れました
それぞれの施設で施術させていただいたのは
ほとんど全員が車椅子の方でした
90歳前後の方ばかりで普段はこういった高齢者ばかりを施術する機会はありません

お一人10分という短い時間と
何より事故というリスクを考えたらできることは限られてきます
結局車椅子に乗ったまま足を中心に施術しました

車椅子を使われているということは
足の筋肉を動かす機会もあまりなく
動かしたとしてもあまり強い負荷をかけることができないということ

案の定どなたの足を触ってみても
組織の癒着が相当進んでいることがわかります

関節可動域制限
という本に「不動によるコラーゲン線維の配列変化と可動域制限」について書かれていましたが
筋膜はコラーゲン線維が網目状に存在し
その網目に保湿成分としてヒアルロン酸が含まれているそうです
ところが不動の状態が続くと網目が狭くなり詰まったような状態になります
そうするとヒアルロン酸がなくなり固まってしまうとありました

我々が筋膜をあれこれいうメカニズムがここにあります
そうなると当然そこに存在する複数の筋肉は固まった状態になり
組織同士の癒着が生じてしまうのでしょう

普段の施術でそういった方を多くお見かけしますが
それも程度問題
やっぱりフツウに歩いておられる方と
車椅子で生活されている方の組織の癒着は
相当の違いを感じてしまいます

そういう状態になれば循環器系にも大きな影響を及ぼします
毛細血管は圧迫されるし血液の循環がよかろうはずもありません
組織間が癒着すると間質液の流れも悪く
ほとんどの方の足はむくんでいました

いくら慣れておられるとはいえそんな状態で快適さが得られるはずもありません
ここ数年そういうことに力を入れて施術を考えてきました
おかげでわずかな時間の中である程度こちらの目的を果たすことができたんじゃないでしょうか?

多くの方が「風呂に入ったみたいでポカポカしてきた」と喜ばれました
それは癒着がはがれて循環器系がまわりだしたため
足の体温が上がってきた証拠です

今後こういうケースに遭遇する機会はあまり多くはないかもしれませんが
具体的な手技や手順を見直して効率化を図る方向で考えていきたいです


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2017/08/15

イップス

最近、阪神の藤浪投手や巨人の澤村投手がイップスだとかいう報道もあるようですが
たぶん裏も取らない憶測の記事なんでしょう
もっとも確認に行っても正直に答えてくれるはずもありませんけど
無責任に騒ぎ立てて記事にして利益を出すのが商売ですから
話し半分くらいに聞いておくぐらいでないといけません

ところでイップスというのはたまに聞きますが
精神的な原因で可能だった動作が思うようにできなくなる障害をいいます
どちらかといえばパワーにかかわる問題ではなく
コントロールにかかわる微妙な動作ができなくなります

元々はゴルフのパターができなくなることをイップスと言ってましたが
ゴルフ以外のスポーツでもイップスが言われるようになりました

コントロールを重視する動きは
細かい動作を要求されますが
コントロールを得るために反復継続してその練習をします
そしてコツをつかむと意識することなく勝手に身体がその通り動くようになり
考えることなく無意識にその動作ができるようになります
「身体で覚える」というやつです

このプロセスは何度も繰り返し練習することで
シナプスが連結したりして神経回路を変化させ
新たな動きに対する機能を構築し保存することをいいます
「シナプスの可塑性」とか「神経の可塑性」などと呼ばれます

要するに脳の中に新しいプログラムが組み込まれたことになります
だからいったんインストールされたプログラムを起動させると
半ばオートマチックで処理してくれるようなものです

例えば初めて自転車に乗るときは
そのプログラムは形成されていないので
自転車になることはできませんが
練習しているうちに脳の中に新たなプログラムを作り上げると
あとはずっと自転車に乗れるようになります

これはどんなスポーツでも新しい動きは何度も繰り返し練習することでのみ会得出来ます
魔法のような都合のいいことで構築することはありませんし
根性や気合をもってしても不可能です
メンドクサイですが一つのことを繰り返し繰り返し練習するだけです
もちろんそのときに正しくない方法で練習すればどうなるかは考えるべきです

そうやって努力して会得したプログラムも
緊張しすぎたり失敗がトラウマになってしまって
不安緊張状態が高まると身体の機能も興奮しすぎて
冷静沈着さを必要とするコントロールにかかわる動作に邪魔が入ります

そうなると今までできていた動作も正確に再現できなくなり
さらに考え込んでしまいます
無意識でできていたことが再び意識の上に戻ってしまいます
そうなると最初にプログラムされたこととのズレが発生してしまうと
泥沼状態に陥ることもあり
シナプスの閉鎖回路が形成されたりすると
さらに厄介な状態に陥ることもあります

イップスから抜け出すためにいろんな方法が言われていますが
これといって決め手になる方法はありません
むしろそのプレイヤーに合った方法を選択し気長にやるしかないようです

せめて無責任に騒ぎ立てるのはやめてもらいたいものです

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2017/08/11

硬いお腹

猛暑とクーラー
これが真夏の問題点

暑いからこそクーラーを強くする
朝から晩まで暑いから一日中クーラーをかける

それにより温度のギャップが激しくなり
自律神経が乱れる
最近同じような話ばかりしていますが
8月に入って顕著なのは
内臓までが冷えて硬くなってしまっている人が多いということ

ご本人は痛くもかゆくもありませんので
ほとんどの方がこの事実を認識していません
ところが仰向けに寝てもらって
ゆっくりとお腹を押さえていくと
硬くなった部分が固まりになっています
そこからさらに押し込むとようやく痛みを感じます

たまにお腹全体が硬くなっている人もいますが
たいていは1か所か2か所くらいに
ゴルフボールくらいの大きさの塊があるくらいです

それが原因となって便秘や下痢になるのはまだわかりやすいですが
これが原因となり腰痛や肩こり
場合によっては頭痛と関連する場合もあります
私はお腹の硬さがどこに影響を及ぼすかはその人の身体次第だと思っています

こういうおかしな話を確信をもってできるのは
お腹の塊がなくなったり小さくなったりすれば
最初に訴えておられた症状が改善するという結果があるからこそ
いろんな推察はできるんですけど
やっぱり結果オーライですから
どんな理屈をこねても結果がでなければ理解を得られません

皆さんも一度ゆっくりとお腹を指で押さえてみてはいかがでしょう?
そんなに強い力でやると危ないのであくまでもソロっとですよ
塊に到達したらそれ以上押し込めないですし
それ以上力を加えると急に激しい痛みを感じます

なんとなく内臓の調子が悪いと感じていても
ピンポイントで悪い部分がわかる人はあまりいません

別に夏だけに起こる現象ではなく
一年中そういう方はいくらでもいらっしゃいますが
特にこの季節はクーラーで冷えてしまったというのは知っておいていただきたいのです

こんな暑い時期にクーラーなしで過ごせというのではありません
ただ温度設定などで上手くコントロールしていただけば
多少はマシになるかもしれないというお話しです

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