2026/01/07

AOS

身体の動きで捻じれが入る動作って結構多く

歩行・投球・キック動作・バッティングなど

限りないほど回旋を伴う動きがあります

強い力感を出そうとすれば体幹と骨盤の安定は必須

足から骨盤そして体幹のバランスをとらなければ

力強い動きは不可能です

バランスの悪い動きで強い力を発揮したら

関節や筋肉・靭帯などの組織を傷めかねません

スポーツ傷害の中でも不安定なメカニクスでの動きが原因のものは少なくないはずです

 

そんな時に働くのがAnterior Oblique System(AOS)

「前側の斜めの機構」ってところでしょうか?

その時に同時に働くのが外腹斜筋・内腹斜筋・内転筋群という3種類の筋肉が

同時に骨盤から体幹にかけての安定性を確保します

Aos

野球のバッティングでも股関節から体幹を捩じるときに

強い力を発揮するのはまた別の筋肉ですが

まずAOSで強い力に耐えうる土台を作るというわけです

 

斜めの対角線上に道筋を作り

そこに強い力をかけることでバッティングができるのです

 

 

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2026/01/06

後脛骨筋

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後脛骨筋はすねの内側(脛骨と腓骨の間)から始まり

足首の内側を通って足の裏(主に舟状骨や他の足根骨)に付着する筋肉

だとAIが解説してくれました

普段あまり気にも留めていなかった筋肉なんですが

足底のアーチを形成してバランスをとったり衝撃を吸収してくれる

重要な役割を担います

 

今回思わぬところでクローズアップされたのは

YouTube動画で足関節の背屈制限にもかかわることがあるとの指摘があったことです

私の認識では背屈制限がある場合その原因となるのは

ケーラー脂肪体と距骨前脂肪体が線維化して

その柔軟性を失ったときに背屈の邪魔をするというイメージを持っていたのですが

ここへきて後脛骨筋にも問題がある可能性を指摘されたということです

しかも後脛骨筋の停止部の一つの舟状骨付近へのアプローチで改善されるということでした

正直私の中でそれがどういう状態が起きているのかが消化不良を起こしているので

そういう機会があれば試してみたいと思います

 

一つの現象が起きるのにいくつもの要因があることは

この世界によくあることなのでどれか一つというのではなく

選択肢をいくつか持っている方が有利なのは間違いありません

 

 

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2025/12/29

腰方形筋

ちょうど今から30年前のことですが

齢30半ばになったあたりから腰痛に悩まされるようになったのが

今、こうやって整体のお仕事をするきっかけになったのだから

人生って何でどうなるのかわからないものです

 

私がつらかったのは座骨神経痛でしたが

筋肉的には右の腰方形筋がガチガチになっていたものです

今も仕事で身体を触っていると

私同様、腰方形筋が固まっている人は多いです

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(図:カパンディ関節の生理学より)

ここから先はカパンディの受け売りになりますが

ほとんどの解剖学の本には

平べったい一枚の筋肉のように描かれていますが

実際には白い矢印で描かれている第12肋骨から腸骨稜まで走行する筋線維と

斜線の矢印で描かれる第12肋骨から5つの腰椎横突起を走行する筋線維と

腰椎1~4の横突起から腸骨稜まで走行する網目?の矢印の筋線維から成り立つのです

 

腰方形筋は体幹を屈曲する動きが作用だと大抵の本の書かれてますが

裏ミッションとして様々な方向から引っ張ることで

体幹をより強固に安定させる機能もあります

あと私見としては背部からの衝撃に対し

肋骨で守られていない腹部を守る役割もあるのではないかと睨んでおります

 

そんな頑丈な腰方形筋が硬くなると

腰椎や腸骨に対して強い力がかかり

ひどい腰痛になるのもなんとなくわかるような気がします

 

 

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2025/12/26

ハムストリングと肉離れ

聞くところによると肉離れが起こりやすいのはハムストリングなんだそうです

当然、こういった外傷は守備範囲外なので

肉離れで整体に来る人はいませんが

こういった研究をなさっている先生によると

ハムストリングの肉離れが一番多いそうです

 

ハムストリングは筋肉の分類でいうと羽状筋に属します

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(画像:きちんとわかる解剖学より)

画像の説明のように鳥の羽のように

筋線維が斜めに走行していて

特徴的にパワーが強く

本来は肉離れが起きにくいタイプなんですが

同じ羽状筋であるヒラメ筋・腓腹筋と比較すると

羽状角が小さく平行筋に近い形をしているからだそうです

 

ハムストリングは走ったりするとき

強い力が必要であると同時にスピードも求められるから

羽状筋であっても平行筋に近い形状をしているからという解説がされています

 

フツウ「羽状筋」といってもピンとこない方は多いと思いますが

茹でた鶏むね肉やささみを裂くと線維が斜めに走行しているのがわかります

あれが一番わかりやすい羽状筋の形です

 

 

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2025/12/24

サルコメア

骨格筋は筋膜という外側を覆うたんぱく質の薄い膜で覆われていて

中には多くの「筋束」が詰まっています

そして筋束の中には「筋線維」があり

筋線維の中には「核」があり

核の中には「筋原繊維」があるという構造になっています

骨格筋の最小単位がサルコメアというユニットになります

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このサルコメアが筋肉が収縮するための機能を有し

太いミオシンフィラメントのなかに

細いアクチンフィラメントが並んでいて

アクチンフィラメントがミオシンフィラメントに滑りこむように入っていくことで

長さが変わるという仕組みになっています

 

サルコメニアのフィラメントが規則正しく並んでいることで

素早い収縮ができるのが特徴です

何年か前に電子顕微鏡で収縮の様子を映した動画を見たことがありますが

まるで軍隊の行進みたいに規則正しく並んで入っていく様子に感心しました

 

ちなみに内臓筋である平滑筋には明確なサルコメニアはなくて

アクチンフィラメントとミオシンフィラメントはあるのですが

細胞の中を浮かんでいるような並び方をしているそうです

 

 

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2025/12/22

横紋筋融解症

我々にできることってわずかしかなくて

むしろできないことの方が多いと感じています

そして大切なのはかかわってはいけない場合もかなりあります

「横紋筋融解症」もその一つで

ある程度のことは知っておかないと不用意にかかわってしまう危険性もあります

 

横紋筋とは筋肉の分類で心臓や骨格筋は横紋筋でできています

心臓以外の内臓は平滑筋という種類ですが

骨格筋が壊れて筋肉の成分が解けて血液中に流れ込むという恐ろしいものです

原因となるのは薬剤の副作用・熱中症・過度な運動・災害時の圧迫なんだそうです

 

主な症状は筋肉痛、脱力感、しびれ、赤褐色(コーラ色)の尿で

重症化すると急性腎不全を引き起こす可能性があり

早期の水分補給と原因除去が重要です

 

私らが関わり合いを持つ可能性としたら

過度な運動が身近な原因かもしれません

ハードなトレーニングをして筋肉痛になったとき

さらにハードな運動を重ねてしまうとその危険性は高まるのだそうです

ハードなトレーニングをしたら鍛えられると考える人もいますが

なんでもやりすぎはよくありません

休息もトレーニングのうちということです

 

そしてある研究ではエキセントリック運動も横紋筋融解症のリスクが高いことがわかっています

エキセントリック運動は筋肉が張力を発生させながら引き伸ばされる動きを指します

通常とは逆の動きでする運動は運動効果も高いのですが

負担という点では一番きつい運動ですから注意が必要です

やたら追い込むことが好きな人もたまにいますが

何をやるにせよ程度問題は大事だと思います

 

 

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2025/12/19

昨日の常識は今日の非常識

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久しぶりに見たネオソフトのパッケージ

80年代に愛用していたラーマが一昨年消えました

ちょうど私が今の仕事に入ったころ

マーガリンは「食べるプラスティック」なんて呼ばれ

含まれるトランス脂肪酸が動脈硬化など

身体に害を及ぼすいわれ今現在も極力トランス脂肪酸から離れていくよう心がけています

 

でも最近知ったのは各メーカーはマーガリンに含まれるトランス脂肪酸を極力減らすようにしており

現在では13分の1程度の減らしたということを最近知りました

もちろん現在でもトランス脂肪酸の問題点はありますが

1食(10g)あたり0.05g程度まで抑えているそうです

 

それでも少しは入っているわけなんですが

バターや牛乳などの乳製品には天然由来のトランス脂肪酸が含まれるそうで

完全に排除されているわけではありませんので

従来のように「食べるプラスティック」という二つ名は今やあてはまりません

 

二十数年前にあれだけ大騒ぎして食べなくなったマーガリンも再考しなければいけないかもしれません

ただパーム油を使用している製品もあるそうなので

その辺の吟味も必要かもしれませんね

 

 

 

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2025/12/17

過ぎたるは猶及ばざるが如し

秋頃はあまり体調がすぐれれず運動を控えていました

11月ごろから調子もよくなり運動を再開したのですが

徐々にペースを上げているつもりが

予想外に疲労がたまり左膝に痛みが出だしました

そんなにひどくはないので仕事も普通にできるのですが

触ってみると膝蓋骨(膝のお皿)を上下に動かすと

ゴリゴリと引っかかる感じがします

 

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たぶん膝蓋骨のクッションの役割を果たす膝蓋骨脂肪体が線維化して

膝蓋骨の動きに制限がかかっていたようです

膝蓋腱も少し炎症を起こす寸前まで来ていた感じです

 

いつものように膝蓋下脂肪体をモミモミしてほぐして

膝蓋骨を上下動したらなんとかゴリゴリもおさまって

違和感もずいぶん減りました

 

考えたら何年もやっていた筋トレでも

高齢になればその許容範囲は下がり

できていたことができなくなるのが老化なわけだし

もう少しペース配分を考えなければならなかったみたいです

いくつになっても痛い目を見て気づくのは反省しないといけません

 

 

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2025/12/16

大腿筋膜張筋

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大腿筋膜張筋は腸骨の側面から腸脛靭帯に走行します

だから実質的には大腿筋膜張筋は腸脛靭帯と一体になって

脛骨に付着する形となっています

 

私自身、大腿筋膜張筋と因縁があって

会社員時代ゴルフをすると膝の横に激しい痛みを感じました

ゴルフを始めたころは毎回痛み出したんですが

これは腸脛靭帯炎(ランナー膝)であるのが判明したのは

会社を辞めてこの仕事についてからのこと

 

なぜゴルフで腸脛靭帯炎になったのかといえば

上についている大腿筋膜張筋は骨盤の安定性に寄与する筋肉で

山や谷に打ち込むのが得意だった私は

なだらかなフェアーウェイにいることはなく

常に急斜面でボールを打つことが多かったのです

だから不安定な体を支えるのに大腿筋膜張筋を酷使したのが1つ

 

さらに大腿直筋が疲れてきたら補完的に大腿筋膜張筋も

股関節の屈曲の働きをします

当時に私はクラブを3本持って全力疾走しないと

グリーンにたどり着くのが遅くなり

メンバーに迷惑をかけるので常に走っていたため

ここでも大腿筋膜張筋に負担をかけていたわけです

 

この仕事に入ってゴルフをする機会はなくなりましたが

大腿筋膜張筋をみたらゴルフの時の痛みを思い出します

 

 

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2025/12/09

原則と例外

昨日は「サイズの原理」の話題に触れました

運動単位が小さい筋肉から動いていくということでした

その方がやたらと大きなエネルギーを使いまくるわけではないので

ある意味省エネにもなるメリットもありますし

だいたいサイズの小さい運動単位の筋肉は

いわゆる遅筋できめ細かなコントロールに適した筋肉が多いので

動きの正確さも担保できるメリットがあります

 

しかしながら疑問なのは瞬発力が必要な動き

つまりスポーツなんかでいきなり全力を出さないといけない場合には

段階を踏んで力を出していくことは不利になるという疑問が生じます

できるだけ素早く速筋を作動させる必要があるからです

 

この場合けっこうおもしろいのは

トレーニング次第でサイズの原理を覆し

優先的に速筋を動かせるようになるのだそうです

いわばスポーツのトレーニングはそういった例外的な事例を生み出すためのものといえそうです

 

 

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