運動器・整形外科の基本
本書は整形外科にかかわる人たちの参考書みたいな位置づけのようです
非常にありがたいのは解剖生理学から関連性のある知識
そして様々な部位の疾患をわかりやすく整理されているところだと思います
掘り下げるのは他の専門書を読めばいいと思いますが
全体像をしっかりと捉えるにはちょうどいい本だと思いました
「基本」と割り切るところに筆者の意図を感じます
特筆すべきは整理の仕方
解剖学的な見地からの解説、整形外科疾患及び治療法からの解説
部位ごとの疾患とそれぞれの区分がとても分かりやすいので
引き出しをしっかり分けた上での構成になっていますので
読む側の頭の中での整理もしやすくなっていると感じました
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