2017/10/18

人生を変えるボイストレーニング

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人生を変えるボイストレーニング Maya

ボーカリストの門馬綾子さんがMaya名義で出された電子書籍です
長年ボイストレーニングも指導されている豊富な経験が
この一冊に詰まっています

プロの発声はここまできめの細かいものかと驚かされました
声を出すということは意外に全身を使うものです
そのあたりのきめの細かい技術論が満載

それにしてもタイトルで「人生を変える」とは
これまた大きく出たもんだと思いました

前半は具体的な方法論ですが
特に後半からは彼女の自叙伝みたいになっていました
最初読んだときまとまりがつかなくなるのではと懸念しましたが
実はこの部分が「人生を変える」というタイトルにつながります

私ごとで恐縮ですがいつも仕事中にクライアントの声をチェックします
誰でも同じですがどこかに痛みや苦しみがあれば
その声は小さく力のないものになります
それが施術が終わって声が大きくなったり
元気な弾むような声になったら
「もうすぐ治るな」と確信します

嬉しいときは嬉しい声
悲しいときは悲しい声
怒っているときは怒っているときの声
そんなに難しい話ではありません

元気で明るい人の周りには人が集まります
そういう人はだいたい声がしっかり出ていてパワーを感じます

暗い陰気な人のところに行こうという人は
そんなに多くはありません

その要素として声って意外に大きなウェートを占めます
元気でしっかり声を出す人は幸せそうな空気を作ります
そして本人だけではなく周りの人をも幸せにします

それを長年続ければそれはそれで一つの既成事実となり
幸せを呼ぶ力は次第に大きくなります

ここに書かれた彼女の生きざまは
そういうことが言おうとしているのです
だから声を変えるということは積もり積もれば
人生を変えてしまう可能性を秘めているということ

そこらへんがちょっと発声のHow toものとは違うところ
元気いっぱいでいつも周りに人が集まり
彼女も幸せで、周りの人も幸せ
そんな生き方が書かれています
二回目を読み終えてようやくそのことに気づきました

お読みになられてしっかり声を出してみると
それだけでも気持ちのいいものです
そんなちょっとした幸福感を積み上げていくことで人生が変わる
まんざら大げさでもないように思うのです


実は表紙や本文中の挿絵は
Heart&SoulのRocoちゃんが担当しています
スマイルアゲインで福島に行ったとき
お遊びで描いた絵が玄人はだし

そこからとんとん拍子で話が進み実現したわけです
それが8月19日のことですから今から2か月前のお話

本文中も違和感なく文章をしっかりサポートしたたので
誰がどんな才能を秘めているかわからないものだと驚きました

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2017/10/10

体癖

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体癖 野口晴哉

今まで何冊か野口先生の本を読んだのですが
この方は天才だと信じています
凡人が見ても感じないことを
あっさりと慧眼で見抜いてしまう
そんな力をお持ちだったんだろうと思っています

やはりこの本を読んでも天才が見抜かれたことを
そっくりそのまま文章にされているのですから
書かれてある日本語は理解できても
そこに至るプロセスについてはまったく見えてこないのです

「こうなんですよ」と言われても
「どうしてそういう結論に至ったか?」
そんな疑問がすべてにおいて生じてきます
底の浅いお話しであれば私なりの洞察力で
バックグラウンドやつながりも見えることがあるのですが
野口先生のお話しにはそういうのが感じられないのです
カーナビの言う通り運転してたら目的地に着いたけど
どこをどう走ってきたかがわからないという状況に似ています

私のような凡人はとりあえず鵜呑みにするしかないのでしょうが
わかったふりだけするのはあまり好みではありません

それでも体癖に関しては今までいくつか本を読んできましたが
今回も同じような消化不良だけが残ってしまいました

古来より人に対する分類はヒポクラテスや
アーユルベーダや漢方などで行われてきました
「現代医学」と呼ばれるものになり
人から病気に研究の対象がかわってきたようです

そういう視点の変更により
医学は大きく飛躍したのは事実ではありますが
半面人に対する視点がやや疎かになってきたのも事実でしょう
どちらがいいという単純な発想は無意味だと思います

敵を知り己を知れば百戦危うからずといいますが
両方知っておいた方が有利なのは自明の理

体癖のような概念がもっと掘り下げられると
面白いものが見えてくるんじゃないかという期待をもって
はや十年以上になるのですが
これを本当に理解するにはまだまだ修行が足りないようです

そしてまた天才野口晴哉もまた人間ですので
おっしゃっていることのすべてが正しいようには思えません
そういう部分を修正することを含めてこの本を読めるようになればいいのですが…

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2017/10/02

カラダの取り扱い説明書

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カラダの取り扱い説明書: 口の使い方と休憩の仕方編 吉田渉

いつもこのブログにコメントを下さる
歯科医師の吉田先生のご著書です
「カラダの取り扱い説明書」というタイトルからは
その内容は推察しづらいのですが
我々があまり気にすることがなかった「歯のすきま」のお話しです

歯のすきまといっても横並びの歯のすきまではなく
上の歯と下の歯のすきま重要性を説かれています
普段、顎関節を動かすときといえば
食事と話すときを思い起こしますが
それ以外の時、つまり顎を動かしていないとき
上下の歯はどういう状態なのか?
私自身も意識したことなど一度もありませんでした

本書ではすこしのすきまがあることの重要性について書かれています
この本を読んでいから意識するようになったら
歯が噛み合わさっていることはほとんどないことに気づきました

子供のころぼんやり口を開けていると
「アホに見える」と親から叱られたものですが
今気づいたのは唇は閉じてはいますが
上下の歯にはほんの少しのすきまがありことに気づきました
これは大発見です

意識してみるとわかりますが
喋っているときも歯は当たりません
食べているときでさえしっかりと噛みしめているかといえば
ほとんどそんなことになっていなかったのです

ところが世の中にはそうでない人も少なくないそうで
長年のクセで歯が欠けてしまったり
様々な不具合が発生しているのだそうです

「カラダの取り扱い」とは「口の使い方と休憩の仕方」
というサブタイトルがメインのお話しとなります
肩こりや頭痛にもなりかねない現象なんですが
私にとっても非常に興味深いテーマです

残念なのは本書はあくまでも歯科医師から一般の方を対象にした内容ですので
そこから先の込み入ったお話しには触れられていません

当たり前です
そんなマニアックな話を書いてもプロがよだれを垂らして喜ぶでしょうが
一般の方にはわけのわからんお話しになってしまうので
こんなところで書けるわけがないはずです

いつも当ブログにお寄せいただくコメントから
断片的なところは推察可能ではありますが
また機会があればそういうおいしいお話も解説していただくことを
吉田先生におねだりしつつその時を待つことにしましょう

骨格筋・心理・頭蓋の縫合・緊張とリラックス・筋膜の連続性など
いろいろな分野にわたって関係してくるだろうと想像します

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2017/09/29

月刊スポーツメディスン194

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月刊スポーツメディスン194

今月の特集は「運動、運動、運動!」
非常にわかりやすいタイトルではありますが
今まで考えもしなかった運動の効果が紹介されています

私はいつも「腰痛であろうが、様々な病気であろうが、最後は体力勝負」
などといってはばかりません

手術であろうが薬であろうが手技療法であろうが
豊かな体力の持ち主と体力が乏しい人とではその効果が違うことを見てきました
飲めば必ず治る薬はありません
私が同じような施術をしても上手くいく人とそうでない人とに分かれるのは
私の技術力ではなく受ける人の体力によるものが大きいと感じています

今回の特集では「なぜ運動が大切なのか?」という命題に
新知見も含めた解説が掲載されています

運動器としての認識しか持っていなかった筋肉も
実は内分泌器官としての一面があるとは驚きです
内容が実に高度だったので私の知識では理解しかねる部分もありますが
運動すると元気になるということの裏付けがありました

しかも病院で行われる体力作りも
「ほどほど」ではなく相当ハードなものなのに驚きました
現実にはそこまでなさっている病院は少ないでしょうが
近い将来常識となる日がくるかもしれません

癌患者が手術前からトレーニングってもうびっくりです
病気になってからキツイことをするぐらいなら
元気なうちにやっておいた方が絶対マシだと感じました

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2017/09/21

リラクゼーション

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リラクゼーション 成瀬悟策

普段仕事をしていて一番厄介なケースは
クライアント自らが力んでしまって弛緩できない場合
たいていの方はストレスが日常的にかかり
無意識のうちにごくわずかな力が入っています
何が問題なのかといえばわずかな力みゆえに
本来はストレスがなく力を抜けばいい場面でも
ずっと力が抜けず本人もそれに気づかないもんだから
何年も何十年も力みっぱなしという方が多いのです

「雨垂れ石をも穿つ」といいますが
ほんのわずかな力でも長年入り続けると
ちょっとやそっとでは弛緩しません

一時的な筋緊張でしたら私が使える技法であっさり解決できるのですが
長い時間をかけた拘縮や硬結は単純に取れるものではありません

しかもずっと力が入り続けた状態であれば
いくらかマシになってもその時点から再び悪い方向に向かいます
これではいたちごっこが延々と続くだけ

いつもご本人にはそのことを説明して
力を抜くように言うのですが
無意識でやっているからどう力を抜けばいいのかがわからず
途方に暮れることも少なくありません

それでも根気よく力が入っている状態を説明して
力の抜き方も解説して
本人にもそれを根気よくやっていくと
次第に力が入っていることに気づき
今度は力の抜き方も理解してもらえるのです

まあ、だいたいこのパターンは数年の年月を必要とします
もっと効率のいい方法を模索する中でこの本に行き当たりました

筆者は臨床動作法の創始者
臨床心理学の世界ではもっとも有名な方です
本書は動作法のお話を素人にでもわかるように解説したものです

さすがに心理の世界では第一人者でいらっしゃって
私の抱える悩みの問題点を整理して解説されておられます

臨床動作法はその方法論の中に
力が入っていることを認識させつつ
力を抜くための道筋を動作の中から導いておられるようでした 

クライアントの知覚に働きかけ
自分自身の緊張を悟らせる手法は
我々手技療法の世界ではあまり見ません
そこから身体に対するコントロールを取り戻すのはさすがです
心と身体は不可分一体であることの証明だと感じました

なにせ専門家向けの本ではありませんので
詳しい技法の解説は乏しいです
我々が実際に扱うややこしいケースまで対応するのは難しいかもしれません

この先生は臨床心理学は専門でいらっしゃいますが
五十肩や腰痛自体にはあまりお詳しい印象はありません
わりと単純なケースを例として挙げられてますが
現場になれば心理の問題だけではなく
それ以外の要素も絡むわけで
正直これだけでは使えないなという印象が残りました
まあ、心理の問題に特化して手法ですから
それ以外の要素を含めると収拾がつかなくなるでしょうしね

例えば五十肩なんかでもインピンジメントや炎症
あるいは関節内の石灰化なんて現象がよくあるのですが
こういう問題が絡むと手も足も出なくなる場合もあるでしょう

腰痛の解説でも実際に激しい痛みを抱えている人に
身体を反らせるのは危険も付きまといます

総論部分では同意できますが
各論部分ではツッコミどころも少なくありませんでした

あくまでも動作法のさわりの部分だけなんで
私の意見は当たらないかもしれません
もっと専門的な本を読んでしっかりと勉強してから
アレコレ言った方がよかったかもしれません

結局いろんな角度から見て
その時々に適したアプローチをするしかないわけですが
アプローチ法の一つとして上手く組み合わせることができれば
もっと広がりが期待できそうです

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2017/09/19

支援者なくとも、自閉っ子は育つ

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支援者なくとも、自閉っ子は育つ 親子でラクになる34のヒント こより

自閉っ子のお母さんの体験記です
いろんな角度からの本を読みましたが
親御さんの考えや取り組み方はまた違った目線からの発想が詰まっています

トマトはトマトとして育て、メロンはメロンとして育てるという発想はわかったような顔をしていても難しいもの
「普通」というものに縛られた発想だと
ついつい他人と同じようなことができないと焦ったり悩んだりするもの

私個人の考えなんですが…
私はフツウに高校も出て、フツウに大学も出ましたが
それなのにできないことがたくさんあります
三角関数なんて全く覚えていませんし
「フレミングの左手の法則」なんて言葉しか知りません
人は「普通」というけれどできないことが山ほどあります

それなのに大きな顔で社会を渡っているのは
なんとか仕事もできるし生活ができるからです

これは定型発達でもそうでない人たちも同じように思うのです
できることはできるし、できないことはできない
ならばできないことを嘆くよりも
できることを伸ばす方が可能性が広がるように思います

人は誰だって発達してます
その方法論や通り道が異なっても発達すればいいんですよ

そういった点で筆者の様々な角度からお子さんを見る
そんなフレキシブルな考え方がお子さんの発達を促したと考えていいと思います

「個人の体験談にすぎないので、確たる科学的根拠ある有用な情報はありません。」
そんなブックレビューもお見受けしましたが当たり前の話じゃないですか?
自閉っ子ならずとも一人一人特性が違うわけですから
それでいいと思うんですよ

むしろ個々の体験談をそのまま当てはめようとするより
筆者が何を考えどういう工夫をしたかを参考にすべきです
自閉っ子を伸ばすための「ハウトゥー」なんてアテにならないと思います

筆者のお子さんを見る目は舌を巻くばかり
こういう部分こそがいろんな可能性を引き出し
当てはめては試行錯誤してより良い方法が見つかるのじゃないかと思う次第です

「母親のカン」というフレーズがありましたが
あれはしっかりとお子さんを見ようとされているからこその「洞察力」ではないかと感じました
そういった視点がなくよくわからないと、見えないと無難に様子見するのは当たり前かもしれません
そこにすがっても発達は望めないのが「制度」の限界
ならば母親が自分でという心の強さにも感動しました

皆さんが筆者や筆者のお子さんのようになれるとは思いません
それはそれぞれの親御さんとお子さんの中で
オリジナルのものを構築していくしかないのですから…

そのためのヒントになるべき一冊です

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2017/09/18

脂質の働き

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月刊トレーニングジャーナル10月号

世の中にあふれる情報は意外とアテにならないものが多いように思います
良いか悪いかの二つに一つ
肯定するときは何の疑いもなく肯定し
いったん否定的な意見が出ればみんなこぞって否定にかかる

このような風潮はとても単純で受け入れやすいものではありますが
あとから実はそうではありませんでしたというのもよくある話

今月の特集は『脂質の働き』
世間では悪者扱いされている脂質ではありますが
最近は脂質をエネルギー源として積極的に利用するといった試みがなされているようです

それにより糖質よりも持久力が向上するという意見もありました
またアルツハイマー病の進行を食い止める効果についても現在研究中だそうです

オリーブオイルなどの不飽和脂肪酸がもてはやされている現状ではありますが
国々の食生活の習慣で単純に飽和脂肪酸が悪いというものでもないようです
日本では飽和脂肪酸の摂取が少ないと脳卒中のリスクが高くなるというデータもあると聞き驚きました

要するに大切なのはそれぞれの細かい検証と組み合わせ
単一の栄養素だけを摂取する食事なんてないわけですから
そのバランスについても研究されるべきだということです

「奥さん!これさえ食べとけば」というのは昔の話
組み合わせとバランスに対しても心を向けなければなりません

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連載コラム『身体言葉に学ぶ知恵』
今月のテーマは「牛耳る」
世の中には他人を想いのままに操ろうとする人がいます
そしてそういうテクニックもあるそうです
騙されないようにするためにはそんな手口も知っておく必要があります

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2017/09/11

うつのためのマインドフルネス実践

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うつのためのマインドフルネス実践 慢性的な不幸感からの解放  マーク・ウィリアムズ

以前神田橋條治先生の本で不快な感情が繰り返し脳へと送られることがうつ病の原因であると書いていました
ならばそのアプローチとして快感を繰り返し脳に与えることで本来の状態に戻そうという取り組みを説いておられました

一般的な治療として向精神薬が使われているようですが
あくまでもこういった薬物は状態の変化を化学的にもたらすことはできますが
根っこの部分に直接的な効果があるかどうかは疑問です
むしろ薬物の作用で状態の変化をもたらしている間に
自然と本来の状態に戻るのを期待しているのではないかと見ています

まあ、私らごときが浅知恵をもって薬の話をすることは
私自身あまり好きではありませんので
これくらいでやめておきますが

薬以外の治療法も増えてきています
本書で紹介されているマインドフルネスもその一つ
マインドフルネスとはパーリ語のサティ
つまり「悟り」というような意味
すごい御大層な話に聞こえるのですが
マインドフルネスも原始仏教の修行法です

マインドフルネス瞑想法というのも耳にしますし
最近心理学の世界にこういった仏教の修行法が取り入れられるようになりました

うつ病に至る過程でネガティブな思考パターンにとらわれ
本来の状態をゆがめて脳に送り込み
その繰り返しにより発症するという解説になっています

無我の境地や無心になるということではなく
本来あるべき姿をありのままに捉え
容認する訓練がマインドフルネスというわけです

ずいぶん荒っぽい説明ではありますが
詳細を説明すると相当長くなりますので割愛させていただきます

人は思考により意思決定を行いますが
思考というもの、それほど正しい答えを導き出すことができるかといえばさにあらん
意外に間違ってばかりということがあるにもかかわらず
人は自分の思考が正しいと信じて行動します

だから現実を思考を介さず捉えるという作業がとても重要になります
五感を通じて脳に入ってくる純粋な情報と
思考というフィルターを介したものをごちゃまぜにすると
そこに出てくるものは必ずしも正しいものとはいえません

ましてやネガティブな思考パターンに陥り習慣化した人が考え出す発想は
脳に対し不健全なものになるのは必至
そんなことを繰り返ししていたら脳はたまったものではありません

マインドフルネスはそういうネガティブな思考パターンを寸断し
ありのままの情報を脳に受け入れる訓練というわけです

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2017/09/05

戦略思考トレーニング

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戦略思考トレーニング 鈴木貴博

仕事をするにあたって重要視していることは
どれだけ多くの可能性を頭の中で展開できるかということ

身体の中で何が起きているのか?
どうしてそうなったのか?
どうすれば回復するのか?

様々な問題に対して複数の可能性を見出し
検証しながらどれが正解かを探り
同時に別の可能性も留保し
もし推察に対し疑問があれば
素早くストックしておいた別の可能性を探り道すじを変更する

いつもそんなプロセスで仕事をしています
だからこそ一番重要なのは数多くの可能性を見出すことだと思うのです

前置きが長くなりましたが
これはビジネスの世界でも同じことが言えるようです

本書はビジネスにおける自由な発想を紹介したもの
実際にあったエピソードを基にクイズ形式で進め
解説したものです

大切なのはクイズに正解することではなく
自由な発想をどうやって獲得するか

ビジネスの世界だけではなく
大人なら常識をわきまえておかなければ
世間からはじき出されます

しかし常識にばかりとらわれていると
自由な発想をする習慣が失われてしまいます

彼のアインシュタインも常に非常識な発想をしていたといわれます
その非常識な発想を常識的な思考で現実可能なものにする
さらにプロのシビアな目でそれでどれだけの利益が出るかを算定する
こういう思考過程がポイント

夢見る夢子さんの発想と
計算高い考え方とを兼ね備えてこそ
一流のビジネスマンになれるというものです

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2017/08/30

歩行整体メソッド

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歩行整体メソッド 未病からの脱出、そして若返りへ 岡田宰治

著者の岡田さんは中学・高校の同級生だったりします

読んでみて驚いたのは普段私が言ってることとほとんど同じような考え方だったこと
一部のスポーツ選手などを除いては
老化現象で体力が衰えたのが痛みの原因であるケースがほとんど
ならば「治る」というのは体力的に若い状態に近づけるのが必須
毎度毎度そんなことを申し上げていますが筆者も同じ考え

もう一つ驚いたのは「潤滑整復術」という手技が紹介されていますが
これも私が「組織の滑走性」というものを意識して施術しているのと同じ考え
もちろん具体的な手技は違うでしょうが
関節機能障害の問題点を組織間の潤滑という観点から捉えられているというのも一致します

私の場合はウォーキングとラジオ体操をお勧めしています
筆者は「歩く」ということの問題点を深く掘り下げています
ポイントを詳しく解説されていますので納得ずくで歩くことができます
この手の本ではハウトゥーだけ紹介しその理由づけが貧弱なものも多い中
しっかりとした解説がありますのでなるほど思うことがいくつもあります

所詮自分の身体は自分で守らないといけません
正しい歩き方を身に着けて若返っていただきたいものです
その道しるべとして読んでいただきたい一冊です

久しぶりに電子書籍を読みましたがなかなか読みやすいですよ

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