2020/10/22

トレーニングをする前に読む本

51eotw22m8l

トレーニングをする前に読む本 石井直方

東京大学の石井先生を初めて知ったのは

20年近く前に当時評論家だった栗山英樹(日ハム監督)さんとの対談でした

野球のスゥイングを運動生理学的に解説をされて

すごく印象深いお話でした

私にとって初めて触れた動作解析だったかもしれません

で久々に興味を持って本書を購入

 

私もトレーニング関係をちょっとかじってはいますが

基本的に専門外なので聞きかじりの知識だけで裏付けは乏しいです

そんな私が読んでみるとどこかで聞いたことのある話の

裏付けがキッチリ解説されていました

いわば私の欠落している部分を補ってくれる内容でした

千円未満の文庫本ではありますが

これはトレーニングの百科事典といってもいい濃厚な中身

 

2012年の発行ですが

近年流行のタバタ式トレーニングやHIITの基礎理論があったりして

今の時代にも古さは感じさせない内容です

うる覚えの知識をしっかりとサポートしていただいた形になりました

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2020/10/20

コーチングとは何か

Tj202011

月刊トレーニングジャーナル11月号

今月の特集は「コーチングとは何か」

「コーチ」とは何か?と聞かれると

選手に教える人でしょと答えてしまいます

ところが教えることは「ティーチング」なんだそうです

ならコーチとはなんぞやとなるわけですが

目標達成のサポートがその役割なんだそうです

 

だから自身の経験や技術を教えるだけならティーチングということになってしまいます

そのあたり私の認識も中途半端だったようです

「黙って俺についてこい」の時代とは違い

まず選手ありきの環境作りをすることがコーティングの肝になりそうです

「〇〇ファースト」って言葉がアメリカ大統領の口から出たとたん

真似をしないと損みたいに多くの人が言い出していますが

これは序列をつけるものであって

スポーツンの世界にそぐわないから「プレートセンター」という言葉が

世界では広まっているそうです

 

私らの時代とすごく変わったのは「考える」こと

戦術とか戦略だけではなく

スポーツの意義であるとかコーチの哲学とか

選手の気持ちや将来を考えるとか

とにかく考えることが増えているように思えました

 

頭を使わずに身体だけ使うというステレオタイプの発想は

これからの時代のスポーツにはそぐわないようです

今回の特集は私もいろいろ考えさせられるものがありました

考える対象がスポーツにとどまらず

人そのものを考えるというレベルのお話が満載でした

 

 

連載コラム『身体言葉に学ぶ知恵』

今回のテーマは「触る、障る」

私の仕事は人の身体を触ることで成り立ちます

ところが触るという行為は毒にも薬にもなります

ちょっとした意識の差で害を及ぼすこともあります

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2020/10/16

超一流の食事術

51hldverql_sx340_bo1204203200_

世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術 アイザック・ジョーンズ

先日読んだ「食べても太らず、免疫力がつく食事法」の中で

著者の石黒先生がこの本を読んで実践したと書かれてました

いわば本書が元ネタといってもよさそうです

それで具体的なことを知りたくて読んでみました

 

ネタバレで申し訳ありませんが

書かれた内容は良いアブラをとって糖質を止めるということ

すごく興味深い内容だったのでスイスイ読めたのですが

同じことの重複が多すぎてちょっとうんざり

冒頭の部分と後半だけ読めば十分というのが正直な感想

ページを稼ぎたいのかな?

 

でも書かれていること自体はすごく参考になりましたし

実践できるところは取り入れたいと思います

それでも米もうどんもラーメンも食べますけどね

量的に減らしても糖質を全面的にカットするつもりはありません

 

子供のころはADHDとして薬物治療を施されていたという筆者も

ここに書かれている食事療法でもやがかかったような感覚も

やがてクリアになっていったという体験談は興味深いです

本自体の構成はあまりスマートとはいえないものの

書かれている内容ひとつひとつには傾聴に値するものばかりです

 

それとおそらく全文著者が書かれたわけではなさそうです

監修者の記述も入っているような感じはします

それでも内容はいいので問題はありません

 

理由付けとか全体のバランスや奥行きを考えれば

「食べても太らず、免疫力がつく食事法」の方が

内容的にはオススメしたいですね

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2020/10/14

1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法

51gjs7xegvl

1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法 山口揚平

「1日3時間だけ働いて」というタイトルはあくまでもアイキャッチ

そんな生活ができればいいなという憧れを喚起させるためのものであって

本書の特徴をひと言で申し上げるなら

「メタ思考の具体的方法」となるのでしょうか?

少なくとも私はそう受け取りました

 

その前提となるのが「考える」ことの重要性

過剰なほどの情報の中でともすれば溺れそうになる今の時代

情報を持つ人間が勝つのが20世紀であったとするなら

21世紀は考える力があるものが生き残る時代になると筆者は説きます

情報や知識はそれだけでは活きることがなく

リテラシーを備えて情報を活かさねば意味をなさない

私の仕事だけではなくどんな仕事でも共通したことです

 

そのための具体的な方法論が満載ではあるんですが

私の中にスッと入ってこなかったのは

私自身に実践できる能力が欠如しているから

素直に共感できなかったんだろうと思います

すごくいいことが書いてあるけどついていけそうな感じがしなかったのも事実

それでもちょっとずつでも実践してみたいことはいくつもありました

 

この本が世に出たのが2019年の3月

その段階でZOOMを使って地方から会議に出たり

東京の一極集中が崩壊することを予測されていました

コロナウィルスでそういう動きが加速しましたが

潜在的にそういった可能性があり

今後本書にかかれていることが実現しそうな感じがしてなりません

 

1日3時間だけ働くのはどうでもいいことなんですが

本書を読んで考え方を考えさせられました

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2020/10/08

復帰までのコントロール

Sq224

月刊スポーツメディスン224

ケガをして復帰するまでのプロセスにおいて

事態を難しくさせる原因は医療関係者と選手と指導者の思惑の違いでしょう

医師・治療家・トレーナーの立場としては

しっかり治してから復帰させたいと思う一方

選手も試合に出たい

指導者も早く復帰してチームに貢献してほしい

そういった意識の方向性の違いが復帰時期について差異が生じてしまいます

 

そして当然のことながら選手本人や指導者は医療の専門家ではありません

さらに小中学生の場合指導者の意見が大きなウェイトを占めることになります

ケガの種類や程度に関してはそれぞれのケースで千差万別なんですが

どうしても指導者の過去の経験で判断してしまうと

乏しい判断材料の中で当てはめて考えがちになります

 

過去トレーニングジャーナルやスポーツメディスンでも

類似のテーマが取り上げられてきましたが

今回は医療関係者からの視点でこれらの問題点を考察します

結局いつもポイントになるのはそれぞれの立場の人たちの連携と意思疎通

これらの具体的な方法論が紹介されています

 

 

最近増えた連載記事を楽しみにしているのですが

面白かったのは「耳の役割」

ページいっぱいの絵とともに解説されているのが

とても分かりやすかったです

言語だけで伝えるよりも視覚に訴える方がはるかに効果的だというのがよくわかります

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2020/10/06

食べても太らず、免疫力がつく食事法

51dm3nawxhl_sx344_bo1204203200_

食べても太らず、免疫力がつく食事法 石黒成治

「人間万事塞翁が馬」といいます

4月5月は緊急事態宣言が出てかなりヒマになりました

ところがヒマを利用して毎日Youtubeを見るようになり

そこで出会ったのが筆者の石黒先生

とにかく説明がきちっとなさっているので

話が入ってきやすくて理解しやすい上に

すごく新しい情報を提供されてます

私もそこそこは興味があるのでいろんなところで情報を得ていますが

先生のチャンネルでは聞いたことのない知識が豊富でした

 

で、この間本を出されたのでAmazonで予約購入

筆者は消化器外科医なんですが

消化器はご専門なんで最先端の情報が満載の一冊といえます

とりわけ腸と腸内細菌の研究はここ数年のわずかな期間で

大きく変わりつつあるといえるでしょう

これもYoutubeでみたんですが腸内細菌の種類とバランスで

性格も変わるとか3歳までの食生活で腸内環境のバランスの8割が決まるとか

今までだったら奇想天外ともいえる新説を紹介されてました

なんならうつ病や発達障害にも腸内細菌が影響しているっていうんですから驚きです

 

となれば食事の重要性って

ただ単に飯を食って栄養を摂って働いてみたいな感じではなく

より正しい食生活をすることで健康で幸せな人生も得られるくらいの感覚になってきました

 

本を読んで言いたいことはいっぱいあります

肥満を作る「デブ菌」の存在

インシュリンが脂肪蓄積ホルモンだという驚愕の事実

糞便移植法という信じられない治療法

知らないうちに炎症だらけの身体

とにかくいろんなことを知りたくて一気に読んでしまいました

 

もう一回読もうっと…
良書です

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2020/10/02

聖なる旅路

41n00ksklal_sx350_bo1204203200_

聖なる旅路 スリー・チャクラバルティ

インドはニューデリー在住の女性ヒーラー

これこそゴッドハンドと呼ぶにふさわしい方です

手で触れただけでその人の悪いところがわかり

自然と手が振動し、その振動が止まれば治るという

とてもうらやましい能力をお持ちです

そんな彼女の奇跡の数々が本書に記されています

 

しかも一切報酬は受け取りません

神から授けられた能力を使って儲けるのはいけないのだそうです

私なんかは穴があったら入りたいくらいです

ただ本書を読んでもスゴイなとは思うのですが

どう考えても私が取り入れるべきことも

参考にすることもないわけですから置き去りにされたような印象はありました

 

巻末にヨガやアーユルベーダのことが記されていますので

そこだけは読んでいてなるほどと思うことができました

 

世の中にはまれに本物がいるということ

疫病神を守護神とする自称ゴッドハンドも多いですが

すべてがインチキというわけではないと思います

ただ私とはあまり縁がないだけのことです

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

 

| | コメント (0)

2020/09/15

これからのスポーツ環境

Tj202010

月刊トレーニングジャーナル10月号

今月の特集は「これからのスポーツ環境」

以前のトレーニングジャーナルの特集で

学校教育の一環としてクラブ活動のスポーツをしているのは日本だけという記事を読んで驚きましたが

以前としてその環境は変わりません

しかし昔に比べると地域の中でスポーツができる環境が増えてきたように思います

 

楽しむことを目的としてスポーツを始めたとしても

ルールのある競技で多数の人間が集まってスポーツをやることで

人間教育としての側面は間違いなく存在します

地域のチームの指導者もそういった面は重要視されているようです

 

驚いたのは小中学生のスポーツにも

データが入り込んできたことです

「データ」と聞けば対戦相手の傾向などをつい想像しがちですが

動作解析のデータが浸透することによって

練習において数値化された具体的な目標や

目標とするプレースタイルに対し

これからどういう練習をすればいいかが明確になってきます

やみくもにする努力は結果が出るまで不安になり

練習そのものに身が入らなくなることもありますが

欠如している要素とやるべき練習が明確であれば

そういった不安もなくなるだろうと思います

 

 

連載コラム『身体言葉に学ぶ知恵』

今回のテーマは「肝に銘じる」

むかしから「腹」や「肝」は精神ととらえられてきました

後にそれらも脳の働きだと医科学は解き明かしましたが

ここへきてやっぱり精神的なことは内臓の問題だという流れになりつつあります

うつ病・パーキンソン・自閉症なども脳から内臓に話の肝が移りつつあります

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2020/08/31

怒り

51zuklanedl_sx350_bo1204203200_

怒り ティック・ナット・ハン

私が怒り狂っているわけではなくそういう本です

「怒り」という感情は誰もが持ち合わせています

私もかつては瞬間湯沸かし器みたいなところがあって

けっこうカッカしやすい気性でした

今でも潜在的にそういった気質は変わってないかもしれませんが

年を取るごとに上手くごまかせるようになったのかもしれません

 

上手く回れば怒りもモチベーションになり

頑張れることも多々あったわけですが

実際はしんどいわけでして

中には怒りという感情で身体を壊すこともあります

怒りが腰痛の原因にもなりうるということで

臨床心理学が活躍される場面もあります

 

本書も怒りという感情を否定しているわけではなく

自然発生する怒りとどう付き合うかが中心的問題としています

逆に無理して怒りを抑えた方が精神衛生上よろしくないように思います

 

筆者は僧侶でありマインドフルネスに従って

怒りの中にある本質的なものを見出し

自分の怒りがいったいどういう状態から起きているのかを理解することで

必要以上に怒りに飲み込まれ呪縛を受け心の自由を失うことから逃れようとします

「怒り」そのものではなくその前提となる本人の問題にスポットを当てているところに

発想の深さを感じずにはいられません

「悟り」「理解」「洞察」

そういった要素を自分と怒りの対象に当てはめて考えれば

自然とその状況を受け入れることができるようです

 

ケンカをしたとしても相手が何を考えてそうしたのか?

自分の立場から考えることはできても

相手が何を思っているかまで洞察できる人は多くはありません

端的に言えば相手に対する無知が怒りを大きなものにしているともいえそうです

 

やはり仏教的なお説教と言ってしまえばそれだけの話ですが

理にかなった着眼点は納得せざるを得ません

「感謝は能力である」という一節がありましたが

全体を見渡すことができて初めて有難いと思えるということ

「有難いの反対語は何か?」というありがちな問いもありますが

まさに全体を悟って初めてそうあることが難いと感じることができ

感謝の念が生まれるということになります

感謝できることはまさに能力です

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

 

 

| | コメント (0)

2020/08/17

腰痛にどのように対処するか

 

Tj202009

月刊トレーニングジャーナル9月号

今月の特集は「腰痛にどのように対処するか」

私が興味を持ったのはアメリカの医療制度

日本のようにほとんどの国民が健康保険に加入し

病院での医療が保険で賄われわずかな出費ですむわけではなく

実費治療がかなりの割合になるという制度的な違いについて解説されています

 

しかも日本では病院、鍼灸院、整骨院、整体院など

それぞれの関連性がないという状況とは異なり

カイロプラクティックでも保険が利くこともあったり

レントゲン撮影ができたり診断権があったりと

日本の制度とはかなり違うようです

 

伝え聞くこともありますが

ここまで具体的なお話を聞くのは初めてで

それぞれの国により医療のあり方も違うようです

 

 

連載コラム『身体言葉に学ぶ知恵』

今月のテーマは「面白い」

大阪ほど面白いことが好きな土地もありませんが

「面白い」は天照大御神に関わり合いのある言葉だとは知りませんでした

ただ滑稽であれば面白いとはならないようです

本物の「面白い」は人を幸せにしてこそ成立するようです

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

より以前の記事一覧