2021/04/09

セイバーメトリックスの落とし穴

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セイバーメトリックスの落とし穴 お股ニキ

野球に限らずスポーツに「絶対」という言葉はないと思っています

セオリーや理論も時代によって変わり

野球というスポーツもまた進化を続け

私が子供のころとはバッティングもピッチングも様変わりしています

 

人によっては自分の経験しか信じることができず

むかしのスターが当時の理論でしか解説をすることができないというのもよく見る光景です

また安易に得られる情報を武器に情報通を気取る素人もいます

いったい何が正しいのかといえばきっと人の数だけ正解があるのかもしれません

 

筆者は中学までの野球経験しかないいわば素人

それが思わず納得させられる理論で今の野球界を解説します

Twitterのつぶやきから人気が高まったというのはまさに時代の寵児

しかもダルビッシュ有というカリスマが支持するくらいですから

ただの素人の戯言と侮るわけにはいきません

実際に読んでみてもなるほどと思う理論も少なくはありません

 

少なくとも昭和の時代に活躍した解説者よりも

受け入れやすいのは正直なところ

まあ、ツーシームもカットボールも経験したことがないという点では

ある意味今の時代の野球に関しては未経験という解説者もおられるわけですから

どっちが正しいかなんて私にわかるはずもありません

 

しかし一ついえることは様々な議論が起こることは

それだけ野球が人々からいまだに興味を持たれているスポーツであるということ

誰からも相手にされずひっそりとブームを終えたスポーツやエンタメもあります

 

Amazonのブックレビューでも賛否が分かれるのが面白いところです

野球がどうなろうと私の生活にはあまり関係ないのですが

こういう議論が白熱するのはとても面白いことです

 

 

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2021/04/07

解剖学カラーアトラス

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解剖学カラーアトラス

ある方のご推奨で解剖学アトラスを買いました

初めてオステオパシーを習うときに教材として

解剖学アトラスを買って以来ですから実に20年以上ぶり

解剖学の図解本なんですが

かなり多くの種類が出回っていますが

コレを買った理由は多くの解剖学アトラスは絵で説明されているのですが

本書はだいたい実物なんです

本物の死体を解剖したものを写真撮影されています

 

正直グロいです

この手のやつは私自身苦手なんですけど

その分すごくリアルなんです

きめ細かく描かれていても所詮絵と実物の写真とでは違いすぎます

 

あまり進んで調べ物には使いたくありませんが

ここ一番で精度の高さを要求される場合

本書で調べた方が頭に入ってくる情報としては明確なものが入ってきそうです

 

間違えても本書の写真をここに掲載することはあり得ません

ブログをご覧になる方を減らしたくはありませんので ハイ

 

 

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2021/04/02

手外科とスポーツ

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月刊スポーツメディスン229

近年、整形外科医の専門性も高まり

膝の権威、腰痛の権威など対象を絞った専門医が活躍されています

技術・知識などが高まるにつれ

広く浅くだけではなく狭く深いという医療も増えてきています

私の知る限り整形外科医だけではなくかなりのジャンルで専門医が増えてきているようです

 

今月の特集は「手外科とスポーツ」

手の障害は少なくありません

日常生活で一般の方が患うケースもあれば

アスリートが患う場合もあります

 

手の構造は複雑かつ繊細で

細かな骨も多く動きが複雑になる分

マルアライメントが障害につながるケースも多々あります

そんなときに様々な組織によるバランスを診るのは

やはり専門医ならではの視点があることがわかりました

 

 

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2021/03/31

自分を知り、自分を変える

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自分を知り、自分を変える ティモンシー・ウィルソン

先日読んだ「第1感 最初の2秒の『なんとなく』が正しい」に

引用されていたのが本書の適応的無意識

深堀してみたくなり読んでみました

 

心理学で「無意識」といえばフロイトの研究が有名ですが

本書ではフロイトのそれとは違った意味で用いられています

 

「適応的無意識」とは非意識的な思考が進化による適応であることを意図した用語であり

環境を即座に非意識的に評価し、明確化し、解釈し、行動を開始させるという能力は生存に有利なため進化的選択がなされる非意識的過程

こんな定義づけが書かれていました

 

要するに日常の意思決定は

意識下でなされることもあるが

非意識的になされることも多く

いわば瞬時の判断で行動するということを言われています

 

人間だれしも自分の明確な意思を意識の上で決定すると思っているけど

その実は無意識に直感で意思決定をし行動してしまうという考えです

 

以前に似たような考え方を

前の隆司さんが「受動意識仮説」という理論を用いて解説しておられましたが

実はわれわれ人間は無意識に行動した後から意識が出てきてそれを肯定するような思考することで意識下で意思決定をしているように勘違いしているだけ

そんなセンセーショナルともいえる見解を述べておられました

 

でもよくよく考えてみれば

日常生活の一つ一つの意思決定や動作を

意識下でコントロールしているかと振り返ってみれば

意外とそんなことってなくて

気が付いたらなんかやっていて

意識下で判断をし行動をしたというプロセスってほとんどないような気がしました

 

「理性」ではなく「感情」で行動しているという見方もできるでしょうが

無意識の感情が行動を惹起せしむるに至るプロセスが

適応的無意識だともいえなくないでしょう

 

ならばその非意識的な意思決定の正体とは何か?

それが本書のテーマであり

その正体を解き明かすことで自分を知る

そのうえで不都合な自分を変えていくという方法論が説かれています

 

受け入れやすい易さという点では「第1感」の方が

ありがちな自己啓発本としての簡易さがありますが

そこから具体的な研究を深めていったのが本書という印象です

 

こういう考え方の本を何冊か読みましたが

無意識だから変えようがないかといえばそうでもなくて

適応的無意識って過去の経験の積み重ねによる判断のようですから

過去の経験を検証したり

普段の意識のあり方から変えていくことで

その蓄積も変化の可能性があるということのようです

 

メンドクサイのが人の思考ですが

上手くコントロールできるのであれば面白くなりそうです

 

 

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2021/03/15

第1感

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第1感 「最初の2秒」の「なんとなく」が正しい マルコム・グラッドウェル

ネタを仕入れるために読みました

筆者の本は「天才 成功する人の法則」も読みましたが

世界で最も人気のあるコラムニストという肩書は伊達ではありません

科学的な研究結果を紹介しながらの論説には説得力があります

ゴリゴリの専門家よりも広い角度からの見解が紹介されていますので

偏りがないのもこの本の特色かもしれません

様々な研究を整理整頓して表現されることに長けているんでしょうね

 

さて本題ですが

「思い付き」と「長考」が意思決定のプロセスであり

「ファスト思考」と「スロー思考」という対立概念が多くの人が論じています

フツウに考えるとじっくり考える「ファスト思考」の方がよさそうにも思えますが

意外にも本書は「ファスト思考」推しで展開されていきます

 

もっとも只々最初の思い付きの問題点も指摘したうえで

どうすればファスト思考で正しい答えに導くかという

訓練的な課題も紹介しています

 

ファスト思考とスロー思考の対立に関しては

何冊か本を読みましたが

どの本も二つの概念を対立するものとしては扱っていません

むしろ使い分けとそれぞれの問題点はきちんと指摘されたものばかりでしたので

一見矛盾しそうな内容ではあったんですが

ちゃんと読めば同じことを言われていて

見る角度の違いだけの問題のようです

 

もっとも大切なことはファスト思考でもスロー思考でも

場面を読んで使い分けすることと

それぞれの思考パターンでも正しい答えを導き出す能力を身につけることが必須

最初の思い付きといっても的外れなものはダメに決まってます

一つ言えるのは両者ともに修練が必要だということ

私も修練の手がかりを見つけるために

類似の本をもう一冊買いました

これから読むことにします

 

 

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2021/03/12

体育の可能性

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月刊トレーニングジャーナル4月号

今月の特集は「体育の可能性」

 

持論なんですが人生で一番楽しいことは「知らなかったことを知る」ことと「できなかったことができる」ことだと思います

体育だけではなくすべての教育に共通することだと思います

その中で自らの超えるべき課題を持ち

できなかったことができるようになることで

面白さを伝えるということが大切なことだと思います

特集記事にはそういった体育のあり方が記されています

 

そのプロセスには必ず失敗がつきもので

どうやって失敗と付き合っていくかが重要なカギを握るようです

失敗を楽しむことは指導者が強く意識していないとなかなか難しいでしょう

少なくとも教育が子供にとって強いて勉めるものでないことを願うばかりです

 

そして体育の可能性を広げるキーワードとして

「遊び」という要素が論じられているのも興味深い点です

教育の現場で「遊び」という要素が入ってくると

眉を顰めるかたもいらっしゃるでしょうが

ホイジンガの遊戯の概念が持ち出されていました

「遊戯が人間活動の本質であり,文化を生み出す根源だとする人間観。遊戯は生活維持を求める生物学的活動を超え、生活に意味を与えるものであると主張」

「遊び」に対しこういった見方をすることで

体育も遊びの要素が十分入りうるだろうと思います

 

いくつかの記事で共通の問題は

個々に合ったステップを設定することで

成功体験をさせることもやる気につながるかどうかの重要な要素であると言われています

成功してこそ喜びが生まれ

次のステップのモチベーションとなるからでしょう

 

 

4月号で興味を持ったのは「テニスの現場からの『なぜ』に答えるスポーツ科学」という連載

そのテーマが「重いボールを打つには」

よくピッチャーの投球が重いとか軽いと表現されますが

物理学的にはどういうことなのか疑問に思ってましたが

初めて納得のいく解説を聞きました

 

 

連載コラム『身体言葉に学ぶ知恵』

今回のテーマは「殺身成仁」

一見、不穏な印象のある言葉ですが

世のため人のために働くということ

 

真の成功者には必ず協力者がいます

人が寄ってくる人間になるためには「利己」ではいけません

「利他」の精神こそ人から尊敬され人が寄ってくるポイントとなります

しかしながら搾取されるだけのお人よしでは成功は望めません

 

 

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2021/03/04

オーバーヘッド動作

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月刊スポーツメディスン228

今月の特集は「オーバーヘッド動作」

オーバーヘッド動作とは文字通り頭の上での動きを言います

もちろんその対象は手

野球の投球・テニスのサーブなどの動きで

オーバーヘッド動作が主に肘を痛めやすい動きと言われています

 

特集記事を読んで驚いたのは

病院といえば治療をする場所なんですが

それがリハビリテーションのみならず

復帰後のフォーム改善からチーム作りまでを論じるというのは

すごく垣根がなくなったような安心感があります

もちろん主役は選手でありチームの指導者がいるわけですから

綿密なコミュニケーションと連携がカギになってきそうです

それと組織論についても考えておられるのにはビックリ

私もチャンスがあればフレデリック・ラリーの本は読んでみたいものです

 

もう一つの特集記事はかなり具体的な肘の話

投手が肘の内側側副靭帯を損傷するメカニズムは

漠然と理解しているつもりでしたが

この記事を読んで恥ずかしくなるくらい

いろんな要素があることを知りました

目からうろこの内容です

実際に投球動作をしながら読んでみるとすごく理解しやすいです

 

 

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2021/03/01

ユダヤ人最高の知恵

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ユダヤ人最高の知恵 前島誠

かつてユダヤ人に仕事を奪われることを危惧したヒットラーは

ユダヤ人に迫害を加えたことは有名な史実ですが

裏返しにみればその能力の高さに怖さを覚えてとも言えます

事実その人口のわりにユダヤ系の偉人は多いと聞きました

そしてその秘密はユダヤ教の教えにあるとのこと

それで興味を持ってこの本を読みました

 

本書はユダヤ教の教えを解説したものだと思って読んだのですが

その期待とは違いユダヤ教の教えを基にした筆者の体験談が中心になります

まあ、書かれている内容は納得のいくものなのですが

ユダヤ教の教えについての解説はありません

 

それでも面白かったのは多くの宗教がそれぞれの価値観を

信者に説くようなイメージがあるのですが

ユダヤ教の教えは全く違ったもので

何が正しいのか自分で考えろというところ

だから共通した価値観を共有するのではなく

考えた結果が個々で違うという点

常識を疑うとか人と同じことをするなとか

逆転の発想が多かったという点が

私が知る宗教観とは雰囲気が違います

さらにその結果は自己責任ときたもんですから

必ずしも幸せを保証してくださるというわけではないようです

 

こういう発想で世間を生きていたらたくましくなるのも当然

要するに考え抜けというのが一番のポイントのようです

本書では宗教的なことはほとんど解説はありませんが

ユダヤ教の神様はすごくシビアで現実主義的であることは間違いなさそうです

 

ほとんど宗教には興味がありませんが

こういう発想は大好きです

 

 

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2021/02/25

アインシュタイン150の言葉

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アインシュタイン150の言葉 ジェリー メイヤー ジョン・P. ホームズ

アインシュタインといえば相対性理論を提唱した

優れた科学者であることくらいは知っています

正直申し上げるとその程度のことしか知らないのですが

彼の言葉がいろんなところに引用されていて

エッジの利いた鋭い言葉が多く

心惹かれることも何度かありました

 

いつも小出しに教えてもらっては感動したものを

一冊の本にまとめたとなれば

それはすごく興味深くすぐさま注文

期待にたがわずアインシュタインらしい言葉がたくさん紹介されていました

 

きっとアインシュタインの魅力とは

好奇心・探求心・粘り強さ・多角的な視点が一つになって

偉大な功績を残されたのだと感じました

自分の考えさえ疑って見ているアインシュタインだからこそ

様々な角度から考えられる習慣ができ

人々が気づかないところまで見えてしまうのでしょう

 

ここに紹介された言葉の一つ一つは偉大ではありますが

むしろアインシュタインの思考過程は憧れますし

真似できるところは真似してみたいものです

 

 

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2021/02/17

「学力」の経済学

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「学力」の経済学 中室牧子

ネタを仕入れるために購入

子供も独立した今、これを読む意味もあまりないわけですが

教育に関する経済学ってどういうものなのか興味を持ちました

 

「教育」に関してはそれを職業とする人だけではなく

子育てをする(した)人でも一家言を持っているものです

いえ、そういう経験のない人でも子供や若い人に対する躾に考えを持っているかもしれません

そういう世間で形成された常識に対して疑問を持ち

実際の研究から具体的な数値を提示し一石を投じる

そんな学問が「学力」の経済学なのかもしれません

 

正直読んでみて研究そのものの環境や範囲

人種・信条・文化など様々な違い

個人の性格などを加味することなく

あくまで数値的なことに着目していることには

とても興味深く感じた半面

必ずしも本書の見解が絶対的な正解に導くとも考えられず

むしろ世間の感覚から合意形成された教育のありかたに

疑問を呈した内容であると考えるならば

傾聴に値する事実が満載の学問ではないかと思います

 

今日の常識は明日の非常識

少しずつ変わりつつある世の中の事象の一つに

子供に対する教育もあるとするなら

目を通しておいても悪くはない一冊だと言えましょう



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