2017/08/22

大阪人の格言

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大阪人の格言 小杉 なんぎん

福島に行くとき電車や飛行機の中で読むために買いました
去年は哲学的な本を持って行ったので途中でしんどくなって読めませんでした
旅のお供の本はライトなものに限ります

しかしライトすぎてものの一時間ほどで読み終えました

大阪に伝わる格言みたいな感じではありますが
知っているものはかなり少なかったです
これって作者の創作の言葉なんでしょうか?

しかし笑いがベースになる大阪人の会話には
こういうウィットに富んだ言葉はよく登場します
定型的な共通した言葉ではなくて
喋る者のセンスで生み出す言葉ですから
誰も知らないくらいの方が謎解きの面白さと感動が強いはず

大阪人の達者な言葉遊びの本といった方がいいかもしれません
「もう、笑うしかない」というのは窮地にあるときのセリフ
苦しい時こそ笑うというのが大阪人の真骨頂

「百戦メンマや」
これは覚えておいてどこかで使うことにします
あくまでもノリの問題です

「最近どや?」
これはあるあるですな
答える側が一番強く思っている答えが引き出されます
具体性を持たさないところがミソ

大阪人のやりとりの法則性が本書にはあります
しかし大阪以外の方がお読みになっても
わけワカメ

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2017/08/16

バランスから考えるパフォーマンス

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月刊トレーニングジャーナル9月号

今月の特集は「バランスから考えるパフォーマンス」
普段我々も「バランス」という言葉を使います
ところがバランスという言葉がいったい何を指しているのかは実に曖昧

「均衡」という日本語に置き換えてみたらなんとなく問題点は見えてきたように思うのですが
要するに複数の問題点などがある場合
それぞれが相対することで対立や矛盾が発生し
不具合が生じる恐れがあるため
程度を変えることで最大限の結果を生み出させるための調節

そんな風に考えたのですが
今回の特集はハイパフォーマンスを得るための調節に対し
様々な視点からの問題提起がありました

筋量とスピードのバランス
練習と休息のバランス
心と身体のバランス
左右の可動域やアライメントの問題
生活のバランスなど
この特集を読んでいるうちに
ともすれば対立しそうな問題点ってずいぶんあることに気づきます

ところで一本歯の下駄でけん玉をする練習って
なぜか両方ともここにあったので実際にやってみましたが
やっぱり難しいです
足関節・膝関節・股関節すべてを上手く使わないとバランスが取れません
その中で上半身を静止状態に持っていくのは至難の業です


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連載コラム『身体言葉に学ぶ知恵』
今月のテーマは「首ったけ」

神ってる状態は練習だけではなりえません
心理的な要素がかなり大きいようです
今回は「フロー体験」について考えてみました

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2017/07/31

月刊スポーツメディスン193

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月刊スポーツメディスン193

今月の特集は「運動器超音波がもたらす新しい『診療』
─エコーガイド下の治療、エコーでスタッフ連携」

何年か前にもエコーを使った診察が特集記事にありましたが
将来的に超音波診断が広がればスゴイことになるかもしれないと感じました

今回の記事を読んでやっぱりスゴイことになってきたようです
エコーで筋肉や筋膜の異常をピンポイントで発見し
さらに注射を使って問題を解決するという手法ができているそうです

筋拘縮や筋膜の問題は我々の分野とばかりに
手技療法家が活躍していますが
それでもピンポイントでそれがわかるかといえば
術者の技術如何によるところが大きく確実性には疑問があります
ところがエコーを使えば誰にでも場所の特定が可能で
その精度はミリ単位というから恐れ入ります
しかも深層筋まで一目でわかるというから驚きです

こういう問題は手技療法にアドバンテージがあると思っていましたが
雲行きは怪しくなってきたようです

興味があるのは今後fasciaの問題点が医学的に可視化した状態で解明されるという点
どうも我々の世界の筋膜に対する考え方の中には
少しアヤシイものもあるようでアピールしたもの勝ちの様相
今度は何が正しくて何が間違っているかがハッキリしてくるかもしれません

しかしエコーで診断して生理食塩水の注射で
筋膜リリースをするとは時代が変わったとしか言えません

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2017/07/26

影響力の武器

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影響力の武器: なぜ、人は動かされるのか ロバート・B・チャルディーニ

ネタを仕入れるために読みました
最初に申し上げておきますとこの本は実に面白い

社会心理学といえば聞こえはいいですが
悪く言えば人の騙し方のテクニックを解説した本だとも言えます
そんな言い方をすればこの本を読んで人を騙して一儲け
不心得なことを考える人もいらっしゃるかもしれませんが

ここにあるのは政府・宗教団体・企業などの大きな組織が
個人に対し利益誘導のために行使する影響力についてのお話し

だから本書を読むときには騙す側ではなく
騙される側であることにいち早く気づかなければいけません
大きな組織は狡猾に人を動かします
そしてチンケな詐欺とは違い
騙されていることに気づかずむしろ信じ込んで疑いのない状態にしてしまうところに怖さを感じます

だから個人としての自分がどれだけそういったテクニックに気が付いて
早い段階でニュートラルなところに自分の心を維持することの大切さ痛切に感じました

この本を読んで思ったのは世の中の事象には
合理性と不合理が両立してしまうこともある
そういう事実を知っておけば例え理にかなっていることでも
裏から覗いてみることの必要性を感じました

具体的な話については論評を差し控えます
なぜならば信じて疑わない人からクレームがきそうだからです

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2017/07/13

ケガや不調を防ぐヒントとアドバイス

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月刊トレーニングジャーナル8月号

今月の特集は「ケガや不調を防ぐヒントとアドバイス」
ひとつの動作に対して共同筋の存在って大きいものですが
逆に一つの筋肉の評価をする場合個別の判断って難しいと思うのですが
超音波を使った機械でひとつひとつの個別的評価が可能なんだそうです

そうすれば正常時のデータと比較することで
問題点の抽出が容易になるんだそうです

こういう機器の発達は一層の科学的なトレーニングやリハビリをより効果的にしてくれるでしょう
しかし一方ではすべてを機械で数値化できるものでもありませので
やはり人間の観る目の必要性・重要性が薄れたわけではないことも知っておくべきです

あくまでも数値化されたデータはデータであって
それを基に人間が因果関係を検証したり
問題解決のための方法を生み出していかないと
こういった科学的な機器やデータも
方向性を間違えてしまう可能性も内包するんだろうと思いました

逆に昔よりもグローバルな観点からの判断力を要求されるのではないでしょうか?


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連載コラム『身体言葉に学ぶ知恵』
今月のテーマは「手持無沙汰」

人は退屈を嫌います
しかしじっとしてたら楽だし疲れないし
それなのに退屈に嫌悪感をいだくのはなぜなんでしょうか?

退屈は環境によるものではなく
人の属性かもしれません

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2017/07/05

月刊スポーツメディスン192

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月刊スポーツメディスン192

今月の特集は「陸上短距離  パフォーマンス向上とケガへの対応」
これだけケガについては研究が進んでいると思っていたら
世界レベルではデータ的にまだ後れを取っているんだそうです

走るという競技に関してはそうではないかもしれませんが
ケガに関してはまだまだ発展途上というところなんでしょうか?

やはりどういう状況でどういうケガをするのかデータ収拾したうえでの対応が必要
ただ世界レベルになれば標準的な物差しで測ることができず
異常な世界の中でケガに向き合っているそうです

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2017/07/04

フロー体験入門

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フロー体験入門―楽しみと創造の心理学 M.チクセントミハイ

この頃スポーツの世界に心理学が取り入れられることが多くなりました
フロー体験はスポーツに限らずあらゆる分野で
能力開発の方法論として取り上げられているようです

大昔は「ボールが止まって見えた」なんて大打者もいましたが
一流プレイヤーが味わえる別世界とでもいうのでしょうか?
今風にいえば「神ってる」ときの状態なんでしょうかね

別に一流プレイヤーだけが味わえるというわけではなく
一般人の我々でもフロー体験はできるようです
なんとなくその場を支配したような感覚になり
すべてをコントロールできるような状況って
多くの方が経験されているでしょう

ただ一流の方はその状況を数多く作ることができ
そうでない方一生に一度あるかないかのラッキーなときとなるのでしょう

フローというものを膨大なデータで分析し
そういう状況を意識的に構築する術が本書に書かれています
それが実行できるかできないかはその人次第
もちろん本を読んだからパッとできるというほど
簡単な代物ではありません

だた本気でそういう人間になりたい
高みに上りたいという人の道しるべとなる方法論だとも言えます
当然相応の努力と強い意志は必要ですが
「究極の集中」がもたらす世界は
この上ない幸福と充実感
そして今までの自分とは違う人間になったかのような高揚感は
何度もフロー体験をしてきた人に与えられるものです

ただ「究極の集中」なんて表現をしましたが
ADHDやアスペルガーにも通じるところのある心理状態であるというのも興味深い事実です

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2017/06/21

アナトミートレイン

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アナトミー・トレイン 第3版: 徒手運動療法のための筋筋膜経線

今現在、アナトミー・トレインの発想は
私の身体に対する考え方の中核だともいえるのですが
初版本も第二版もあまり評判がよくなかったので
購入を躊躇していましたが
第三版はなかなか評価が高かったのでようやく購入

この本を買ったのはほぼ1年前くらいになりますが
調べものに使う程度でした
しかしぼちぼちと読み進めていると

意外に多角的な見方が紹介されてあるので
面白かったです

ヨガのポーズをアナトミートレイン的に解説したものは
自分がよくやっているアーサナもたくさんあったので
身体で納得できたのはよかったです
メアリー・ボンドの「感じる力でからだが変わる」という本でも
似たようなアプローチはありましたが
解説としてはこちらの方が具体的でわかりやすかったです

今までアナトミートレインを勉強してきた本よりも
解説も詳しかったので買ってよかったと思います

ギョーカイでもこういう考え方を取り入れている方も増えているようですが
私個人としては自分なりの考え方も組み合わせながら
施術の中で展開していけたらいいと思います

この本はテクニックの教本ではなく
身体の動きのしくみを解いたものですから
それぞれの持つテクニックをどう当てはめていくかで
結果においてずいぶん差が出るでしょうね
まあ、それが術者の腕の見せ所だと思います

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2017/06/19

「黒幕」を知れば痛みは治る!

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「黒幕」を知れば痛みは治る! 高子大樹

アタックネットにブックレビューが掲載されました
こちらをご覧くださいませ

専門家にとっては常識であっても
それが一般人も知っているとは限りません

治療家が考えていることと患者が考えていることって本当に一致しているのでしょうか?
治療家の自己満足で難しい専門用語を並べて
自己満足に陥ってるケースも少なくないように思えます

たまにギョーカイの中でも共通言語を持たず
自分の世界を作り上げて教祖様を気取る人もお見受けしますが何をかいわんや
わけのわからん理屈で煙に巻いても理解は得られません

やはり基本はインフォームド・コンセント
そのための言葉のテクニックも重要な要素
正しい知識をわかりやすく伝える
その中に相手に興味を持たせるような言葉の選択も治療家の親切だと思います

Amazonブックレビューでも目新しいものがないとの酷評もありましたが
なぜ目新しいものが必要なのでしょう?
患者にとって必要なのは痛みを取るための
正しい知識をわかりやすく説明してくれること
逆に目新しいものを欲するのは
現状に問題を抱える治療家の「欲」ゆえではないでしょうか?

私自身は本書からわかりやすく丁寧に説明することの重要性を感じました

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2017/06/16

測定をスポーツに活用するには

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月刊トレーニングジャーナル7月号

今月の特集は「測定をスポーツに活用するには」
ひょっとしたらスポーツの歴史は測定の歴史なのかもしれません

陸上などの競技でタイムを計り始めてから
単に順位だけではなくパフォーマンスの客観的評価が得られるようになりました
印象に残る試合はありますが
意外に客観的な評価とは異なる場合もあります

どちらが大切という問題は無意味だと思いますが
少なくともパフォーマンスの向上という観点からみれば
客観的評価の高いものに共通する要素を抽出することは
すなわち競技能力のアップには欠かせない要素となります

近代スポーツの進化は測定によるデータが重要なカギを握ることは事実です
そして昨今は競技そのものだけではなく
トレーニングの段階においても測定機器が開発され
より効果的なトレーニングが行われているようです


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連載コラム『身体言葉に学ぶ知恵』
今月のテーマは「碧血丹心」

中国の故事成語は現代の日本でもよく用いられますが
知らない言葉もたくさんあります
今回初めて出会ったこの言葉は読み方さえ知りませんでした

形だけの仕事なんて薄っぺらいもの
心のこもった仕事こそがいい結果を生み出すと信じています
「心こめる」「愛をこめる」「気持をこめる」
いろんな場面でこういうセリフを聞きますが
心をこめて具体的にどうするというのでしょう
口先だけの「まごころ」もまた薄っぺらいもの

プロフェッショナルであれば心をこめることで
具体的な展開の違いが必要です

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