イップス
「イップス」という言葉はスポーツ選手でなくても知っている人が多いですが
その本質的な問題に関してはけっこう曖昧で
メンタルの弱さや緊張感からくるものという認識の人も少なくなく
それはイップスの一面であって様々な問題も検討しないと
いつまでたっても克服することができず
プレーできないままやめていく人もいます
最近ではイップスの研究も進んでいて
スポーツの場面などで、それまでできていた動作が心理的なプレッシャーなどからできなくなる運動障害と捉えられています
例えば私たちは深く考えることなく歩いたりしていますが
日常の何気ない動作も無意識に身体が動いているもので
いちいちどの筋肉を使って足をあげて…
そんなことを考えている人はいません
ところが何らかの障害を負ってどこかの部位が使えなくなると
歩くことが困難になり
「歩き方を忘れた」というセリフも何度か聞きました
つまりスポーツの動作も最初はフォームを意識しながら練習を重ね
最後には無意識に練習した動きができるようになります
子供のころ自転車の練習をしたとき
最初は悩みながらいろいろな意識をもって練習をしていても
普通に乗れるようになれば動作のあれこれは無意識下に置かれます
そういった無意識下で行われる動作も
失敗してしまうとあれこれ考えて意識しながら試みます
それで上手くいけば再び無意識で行われるのですが
失敗を繰り返すとずっと意識しながら動くことになり
そこにプレッシャーが生じだし
トラウマとなるとイップスに陥るといわれています
動作に異変が生じるきっかけとして
ミス、ケガ、休み、フォーム変更、トレーニングがあるといわれています
ミスやケガはなんとなくわかりますが
長期的に休むと動きの再現性が失われることもあります
オフシーズンにその動きができなくなり
成績が安定しないプレーヤーもいることがあります
フォーム変更でそれまでとは違う動きになり
元に戻そうとしてもできないケースも多々あります
そしてトレーニングで筋力バランスが変わり
以前と同じ動きができなくなるケースもあり
鍛えるにしても考えながらトレーニングしないと逆効果になることもあります
もちろん自分の意図した動きができないことで精神的に追い詰められるわけですが
全部が全部精神的な要因に理由をこじつけると
いつまでたっても克服できないことがわかります











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