もしもウサギにコーチがいたら
帯に書かれた文が本書のすべてかもしれません
「やる気」と「能力」を驚くほど引き出す本
指示命令型のマネージメントはもう古い!
私らの時代は指導者や上司の考えを押し付けられ
自分の考えを言ったら「今の若い奴はアマイ!」と否定されるのがオチ
毎日のように「〇ね!」「こ〇すぞ!」と恫喝されるもんだから
口では「ハイ」と返事して心の中では舌を出していました
こんなんでやる気が出るはずもありません
むかしのボヤキはいいとして
筆者はコーチングのプロ
人を指導するのがこんなに難しく繊細であるかを初めて知った気がします
「やる気は有限」とか「人は聞きたいことだけを聞きたいように聞く」とか
「人のタイプを見抜く」など指導者としてのポイントを
実に分かりやすいエピソードで解説
イマドキのレベルの高い指導者は自身の経験則だけではなく
こういう勉強もされているのでしょう
本書に示された多くの引き出しを持った指導者が増えれば日本も安泰です
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