« 肩がなる | トップページ | KOBE KATSU »

2025/01/16

鼻のお仕事

Screenshot_20250113101300

年末に生後3か月の孫が緑色の鼻水が出るので小児科に連れていったら

先生から「外出しすぎ」だとの指摘を受けたそうです

 

たぶん息子はその意味が理解できていないようです

実は鼻には重大な任務があって

冷たい空気を吸い込んでも

上咽頭で温度30°C前後,湿度90%前後に加温加湿されて

潤いある空気が下気道に入ると言われています

 

一般に鼻呼吸がよくて口呼吸が悪いのは

口には加温加湿の機能がなく

乾燥した冷たい空気が入っていくことで

気管を痛めてしまうからだそうです

 

かわいそうなことですが赤ちゃんには

そういう機能が十分に備わっておらず

寒いところに連れていかれることで

加温加湿が追い付かず

炎症を起こしてでも鼻の仕事を成し遂げようとしたのかもしれません

それも程度問題でずっと暖かい部屋の中で育てるのも

必要な機能の成長を阻害することも考えられ

ある程度の寒冷刺激も必要だと思うのですが

小児科の先生が言いたいことは

大人と同じように扱ってはいけないというのが真意だと思います

 

我々にとって意識することのない機能でも

大切なお仕事があるということだと思います

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

noteで読む「身体言葉に学ぶ知恵」

Kindleで読む「身体言葉に学ぶ知恵」

|

« 肩がなる | トップページ | KOBE KATSU »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 肩がなる | トップページ | KOBE KATSU »