痛いのは腰です!
(画像:アナトミートレイン)
何度も通ってくださる方だとご存じなんですが
私の施術の手順として痛いところからアプローチすることはありません
たまにせっかちな方が業を煮やして「痛いのは腰なんです!」
とアピールされるケースもありますが
なぜそういう手順で施術するかをご説明したうえで
「あとで存分に腰をやりますから安心してください」
と笑って申し上げるようにしています
私が施術を受ける立場でも
関係ないところをやられるとイライラすることがありましたから
そのお気持ちはよくわかります
最近はいろんな治療院をまわることはしていませんが
むかし「勉強のため」と称してあっちこっち出かけたものです
中に施術のマニュアルみたいなものがあって
その手順に従ってやるところも少なからずあり
関係ないところに時間をかけて
肝心なところをあまり触らない術者もいて
それでも効果が上がれば問題はないのですが
結果が出ないこともあり
憤慨した記憶があります
もちろんちゃんとした組み立てをした上で施術される方は
どういう考えで手順を決めておられるのかはなんとなく伝わってくるのです
そこらへんは同業者ですから推察はできるつもりです
上の画像はアナトミートレインの「スーパーフィッシャル・バックライン」
と呼ばれる筋膜の連続性を示したものです
腰痛の場合脊柱起立筋は主役になりうる筋肉の一つですが
たいていの腰痛患者はここを触ってほしいものです
しかし本人がそう感じているだけで
実はその硬さは下腿三頭筋やハムストリングからつながるケースが多く
私らから見たら脊柱起立筋だけにアプローチしても
気持ちいいだけで2~3日後の結果を考えると
足に対するアプローチは大前提となります
またこの図にはありませんが
ハムストリングは坐骨結節という骨盤の一番下に付着しますが
そこが引っ張られると腰方形筋にも緊張が走るはずです
施術にはいろんなやり方はあり
それぞれの先生方で違って当然だと思いますが
そこの部位だけではなく
関連部位に対するアプローチが必要になってきます
| 固定リンク
« ギリギリ | トップページ | 年末・年始のお休み »







コメント