ハンター管症候群
膝の内側に痛みがある場合
変形性膝関節症、鵞足炎、半月板損傷など
いくつかの可能性を思い浮かべるのですが
膝を動かした時ではなく安静時に痛みを感じるケースでは
神経の圧迫を疑います
左の図にある青色のところは伏在神経といい
膝の内側から下部にかけて痛みを感じることがあります
伏在神経の走行だけではわかりませんが
「ハンター管(内転筋管)」といって
「内側広筋の下部と大内転筋の内側上顆に停止する部の内側縁との間に強い結合組織の膜が張ってこれらの筋肉の間にくぼみを被って作られた管」
と一番分厚い解剖学の本に書いてありました
どうでもいいけど他の解剖学の本には記載がありませんでした
要するにハンター管が圧迫を受けることで
中を通る伏在神経が絞扼される症状を
ハンター管症候群といいます
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