ヒルティの幸福論
「幸福論」といえばアラン・ラッセル
そしてヒルティも入れて「三大幸福論」と言われています
ヒルティの幸福論は哲学的・観念的なものではなく
より実践的なものとの評価もありますが
読んでみるとスッとは入れる内容なので
意外と堅苦しさはありません
「仕事」「時間の使い方」など
現代の自己啓発本などでもテーマとなりうる
現実的な内容でした
そして自分自身をどう見つめるかというのが大きな前提条件だと感じました
社会で生きる以上他人との関わり合いの中で生きていますが
自分の価値基準までもが他社に影響されてしまいますが
そんなもの環境が変わればまるっきり変わることだってあります
私自身も何度か経験していますが
他者との関わり合いの中で価値基準が翻弄されてしまううちに
自分のことを見失ってしまいがちです
だからこそ他者のフィルターにかからない目で自分を見つめる
これは自己中心的な発想とは異次元のもので
移ろいやすい社会とかかわってもしっかりした自分の考えを持つという提言だと思います
正直、ネタを拾うために読みましたが
一つ一つが「当たり前」のようなことが多いのですが
あまりできていない要素が多すぎて
知ってるけどできないことの多さを確認した形になりました
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