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2024/08/08

あっという間に人は死ぬから

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あっという間に人は死ぬから 佐藤舞

今私が一番関心を持って見ているYoutubeちゃんねる「謎解き統計学」

筆者はそのユーチューバーなんですが

世の中で起こる様々な事象を統計学的に解説されています

 

私も長いこと生きてきてけっこう流されて生きてきた感じは否めません

それでも時として決断を迫られる局面はありました

我が強い私としては自分の意思で決断してきたつもりです

 

会社員を辞め今の仕事に入ってすごくハッピーな人生を過ごすことができたと思っていますが

なんとなく雰囲気に流されてそのまま会社に残っていたらどうなっていたでしょうね

決断を迫られる局面での判断材料というか道しるべみたいなものって

絶対に必要だと思うんですが

そういうのがなければダラダラと生きてしまうのが人の弱さかもしれません

決してそれが悪いわけではありませんが

後に後悔する人生って避けたいものです

 

本書はそうして流されて生きていても

あっという間に死んでしまうというショッキングなタイトルがついています

そりゃ私もこの間学校を卒業したと思ったら

もう還暦を過ぎてしまったのですから

このタイトルは刺さってしまいます

 

失敗は数多くやらかしましたが

意外と後悔はなく面白い生き方ができたと胸を張れます

そういう判断の道しるべとなるのが本書かもしれません

「人生の浪費」「死・孤独・責任と向き合う」「自分の本心」と

考えるテーマはかなりヘヴィーです

これらのテーマを自分なりに切り開くための道しるべとなるのは

研究論文であったり書籍の理論であったりします

驚くべきはその手数の多さ

一つ一つのテーマに様々な研究や理論が紹介されています

 

筆者が読んで来られた書籍や論文の数が膨大であることは本書を読めばすぐにわかります

だいたいこういう書籍等の引用はそれそのものがメインになることが多いのですが

どういう場面で様々な理論を使えばいいのかが本書の特徴だといえるでしょう

知識のリテラシーってところかもしれません

 

私が読んだことがある本や理論も紹介されていましたが

私の場合は読んだだけ、知っているだけ

「使えないやつ」の典型かもしれません

難しい話をどこで活躍させるのかが本書の真骨頂です

 

できれば読んで「よかった」で終わらせるのではなく

それぞれの方が決断を迫られたときに

もう一度本書を開いて

できればそれぞれの理論を深掘りしていけば

すごく役に立ちそうな気がします

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

 

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