ギター弾きの恋
今年に入ってからむかし持っていた映画のDVDを買うようになりました
主にVHSで持っていた作品なんですが
こちらはDVDを持っていたのですが
誰かに貸したまま戻ってこないので購入
そんなに名作というわけではありませんが
中途半端に自己評価が高いミュージシャンの物語
自分も含めてこの手の人間って割と多いように思います
世間の評価よりも自己評価が高いことでプライドを充足している人って
勘違いがあったり嘘があったりします
映画になるくらいの作品ですから
主人公のクズっぷりが際立ちます
そして現実に直面した時に
本当は知っている自分と他人に見せる虚構の自分とのギャップに苦しむわけです
自称天才ギタリストのエメット・レイは
ジャンゴ・ラインハルトに次ぐ2番目の実力を自認
もちろん架空の人物ではありますが
関係者のインタビューが盛り込まれて
あたかもノンフィクションのように見えてくるから面白いです
エンディングで流れる「夢で逢いましょう」も
エメット・レイが演奏しています
この現実と虚構のボーダレスなところが
作品にのめり込む一つの要因になっているのでしょう
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