インナーマッスルを鍛える?
この間インナーマッスルの話題が出ましたので
それにちなんだお話です
インナーマッスルというワードをテレビなどで耳にするようになったのは
今から20年ほど前だったと記憶しています
それまで「体を鍛える」といえば直に見ることができる
表層の大きな筋肉、つまりはアウターマッスルが中心でした
ところがインナーマッスルの重要性が認識され
インナーマッスルのを鍛えるというのがブームになりました
ところが「鍛える」という言葉を使うと
大きな負荷をかけて何度も何度も繰り返すことだと勘違いする人が散見されました
しかしよく考えてみればアウターマッスルは大きな力を出すために
負荷をかけたトレーニングに適しますが
インナーマッスルのはあくまでも関節の安定性をするのが一番の特徴であり
大きな負荷をかける必要もなく
逆に負荷をかけて大きな力を出そうとすると
「それはオレの出番」とばかりにアウターマッスルが働きだします
だから専門家のトレーニングの内容をちゃんとみれば
拍子抜けするほど楽なものだったりします
私の個人的な話をしますと
股関節のインナーマッスルである梨状筋の右側だけ
異常に収縮しています
30代のころ腰痛に悩まされていた名残りが今もしっかりあるわけです
かかとをしっかりつけて膝を伸ばしてつま先を左右に大きく振ります
これをやると外旋六筋が動くわけですが
明らかに右だけは内旋の動きに抵抗があります
こんなことをやって股関節のインナーマッスルを動かしてみるんですが
今のところは問題はありませんが
もっと衰えてもっと筋拘縮が酷くなるとまた腰痛になるという予測はしています
こういう場合負荷をかけて運動をして疲れた方が裏目に出そうな気がしてなりません
あくまでも必要十分な安定性を確保する意識を持っておくくらいでちょうどいいと思います
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