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2024/04/23

具体と抽象

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具体と抽象 細谷巧

先日、「言語化力」という本を読みましたが

言語化って頭の中でどういう作業をしているのかが気になって仕方ありませんでした

その本も具体的なプロのテクニックはたくさん書かれていて

参考になることが多かったのですが

それでも疑問として残ったのは

精神作業としての本質的な部分でした

 

で、そういう疑問を解決してくれるかもしれないと考えて購入したのが本書でした

結論から言えば私の望み通りのことが書かれていたわけですが

結局物事を見ていったん抽象化した本質的な要素を

同じ本質を持ったワードを引っ張り出してきて

具体的な言葉に変換するというのが

「言語化」の精神作業の部分だったという結論に至りました

 

しかし「具体と抽象」というタイトルをみて

これほど抽象的なものはないと感じましたが

実にきめ細かく筆者の考えが述べられていました

 

「一を聞いて十を知る」という言葉がありますが

これぞまさしく抽象化された本質を見抜いた人は

見抜いた構造や法則性を他の事象に当てはめることができるという解説がありましたが

めちゃめちゃ感動しました

 

具体と抽象の往復をくり返した人の世界観って

他の人とは違った見え方ができるわけですね

 

最終ページに書かれていた

「抽象化の学習は数学と国語である」というくだりは

まさにその通りであって

公式なんかは抽象そのものですが

それを具体的な事例や数字という具体に変換する勉強ですし

文章を読んで登場人物の気持ちを考えるのは抽象化そのもの

俳句でも五・七・五の短文に自然や季節の事象を読み込んでいますが

その中に詰まった作者の大きなメッセージを推察するという作業は

具体と抽象の往復そのものと呼べるかもしれません

一流のコピーライターぐらいすごいレベルのお話です

 

なんにせよここのとこずっと気になっていた疑問が本書で解決できました

 

 

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