バイーアの空のもとで
ブラジルのアーティストです
いつもなんとなくでCDを買ってますが
パワフルで強いリズムの音楽は圧倒されます
これは大当たりの部類ですね
ボブ・マーリィ、マービン・ゲイ、ジェームス・ブラウンらに影響を受けたという音楽は
ありきたりなブラジル音楽とは一線を画します
ブラジルのアーティストです
いつもなんとなくでCDを買ってますが
パワフルで強いリズムの音楽は圧倒されます
これは大当たりの部類ですね
ボブ・マーリィ、マービン・ゲイ、ジェームス・ブラウンらに影響を受けたという音楽は
ありきたりなブラジル音楽とは一線を画します
ほうぼうをいただきました
スーパーでは見かけませんが名前くらいは聞いたことあります
とりあえず塩コショーをして小麦粉をまぶし
ムニエルにしました
ソースはバター、酒、醬油、バルサミコ酢
ちょっとだけ酸味を足して正解でした
今月の特集は「スポーツにできること」
話は大げさになるかもしれませんが
スポーツが世の中を変える
それくらいの規模感が伝わってきました
スポーツをすることで健康になるくらいのことは言われますが
スポーツで家族の幸福と健康を手に入れるとなると
我々の想像をはるかに超えるおはなしとなります
さらに驚くべきはそのような理念を実現するために
起業されているということです
スポーツ関連のビジネスといえば競技パフォーマンスの向上を目的とするものが一般的
親の身体活動に影響を及ぼす家庭内外の環境要因についての研究があり
親がスポーツをすることでパートナーや子供に対する関係性に注目し
スポーツをする本人のみならず家族への影響を中心軸にされる新機軸のビジネスが生まれようとしています
私の息子がマラソンに参加するようになりましたが
こういう視点で見ていけば興味は深くなります
「スポーツを楽しむ」ということは
日本人がもっとも苦手とするところかもしれません
戦国時代人を殺すための技術だった剣術が
江戸時代から戦乱がなくなり
武士のアイデンティティともいえる剣術が必要でなくなり
剣道という精神性を重んじる「道」に姿を変えたところから
現代になってからも遊びであるはずのスポーツに「道」という精神性を求めてしまったがために
遊びや楽しみという要素が排除されてしまった経歴があり
最近になってようやく楽しむという要素が復活しつつありますが
まだまだ江戸時代からの発想が子供たちにも受け継がれているように見受けます
徐々にスポーツに対する捉え方を変えていこうとする取り組みがあります
集団のために「個」を抑制する考えがあれば
「個」を活かすために機能する「集団」という発想もあります
連載コラム『身体言葉に学ぶ知恵』
今回のテーマは「器量」
容姿の美しさや度量の大きさに使われる言葉です
器を大きくして中身もいっぱいにしたいものです
ずっと使ってきた血圧計が不調です
この頃計測できない時が増えて使い物にならなくなってきたので
新しいのを買いました
ここのところ収縮期が110で拡張期が80前半というのが平均でした
ところがこの血圧計に変えたとたん160オーバー
3日連続でこの数値が出たらゲンナリですよ
病院で血圧を測ることもありますが
だいたいが120程度ですから
この血圧計の信憑性ってどうなんでしょう
割と有名メーカーの血圧計って高めの数値が出る印象があるんですが
さすがに160というのは初めてで戸惑います
これをずっと使う意味ってあるんでしょうか?
地元の方によく言われるのは
「毎日、ここの前を通っていたけどこんなところに整体院があることに気づきませんでした」
ということ
知名度もありませんし、一人ずつしか施術できないので
自転車がたくさん止まっていることもないので
どうみたって流行っているように感じません
結局人の感覚ってそんなもんで
目には見えていても興味のないものには見えなかったことになっています
視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚と5種類の感覚器官が備わっています
これは古い考え方だそうで本当は20種類くらいの感覚器官が存在すると言われています
まあ、それは置いといて…
現実に五感がフル活用されたらとんでもないことになり
街に出たらすべての音が音として認識されたら
間違いなくパニックになるでしょうし
実際にそういう感覚器官にお困りの方もいらっしゃります
要するに働いているはずの感覚器官は
その人のその時の興味によって取捨選択がされていて
興味のないものはなかったことになるみたいです
RAS(脳幹網様体賦活系)という機能が脳に備わっていて
興味があるものだけをインプットできる自動装置みたいなものです
お店などに入ったとき
私の場合BGMで流れている音楽が耳に入ってきます
後から調べてCDを買ったこともあります
(この間もCDを買ってしまいました)
まあだいたいお店で流れているBGMに興味を持つ人もいないので
聞き流すのがフツウなんでしょうけど
興味を持っている人にはしっかり情報として伝わってくるわけです
「集中力を高めて五感を研ぎ澄ます」なんて
何かの修業をしている人みたいなセリフもありますが
インプットする情報が多い方がアイデアが浮かんできたり
問題解決の糸口が見つかったりすることもあります
ボーっと生きてる方が脳は疲れないのですが
こういう切り替えはできた方が好ましいですし
私らくらいの年になると
脳をフル回転させる機会が少ないと
だんだん頭の回転が悪くなったりします
そういうことを意識して生活しないと
20年先に怖いことが待っていそうな気がします
私のような整体師というジャンルの一番悪いところは
自分自身の世界観を勝手に作りだし
他の人には伝わりにくい言葉を使うところではないかと思っています
例えば医師をはじめとする医療関係者ですと
学校で習った医学に基づく共通言語や共通認識を使うので
論文なんか読んでも難しくてわからないだけで
ちゃんと勉強していれば理解可能なんですが
私らの仲間内には感覚に頼るあまり
自分だけの世界で感じていることを
自分独自の言葉を使い説明するので
他の人の説明しても認識の齟齬が生じることも少なくはありません
かつて長嶋茂雄がバッティングを指導するとき
擬音語を使い自分のイメージを伝えていたので
文字にするとわけがわからないというような
昭和の笑い話もありますが
私らも似たり寄ったりの部分があり
なかなか自分が感じていることを言葉として表現する難しさを感じています
しかしながら最先端の医学でさえも感覚的なことってないわけがないでしょうし
それを共通言語で表現できる知識をお持ちなんでしょうし
普遍性が付与されるまであまり表立って人に言わないだけのことじゃないかと推測しています
だから感覚に基づいた事柄を否定するつもりもないんですが
自戒の念を持ちつつ活動しなければ
後から誤った認識に基づいた感覚であることも少なくなく
誤った感覚のままで仕事をし続けることもあるでしょうし
感じることはどんな仕事でも
絶対に必要な事柄だと思いますが
同時に感じたことに疑問を持ったり
どう伝えるかは常に考えないといけないですね
手首の屈曲運動には、橈側手根屈筋、尺側手根伸屈筋、長掌筋、長母指屈筋、浅指屈筋、深指屈筋という筋肉がかかわります
手首の伸展運動には、長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、尺側手根伸筋、総指伸筋、示指伸筋、小指伸筋、長母指伸筋、短母指伸筋という筋肉がかかわり
手首の曲げ伸ばしになんと14本の筋肉が関係するのです
私が小学生のころ流行った漫画で「巨人の星」というスポ根の元祖がありましたが
最終回で大リーグボール3号という魔球を投げて
これら14本の筋肉が切れてしまうという結末だったのですが
小学生の時に手首には14本の筋肉があることを覚えてました
荒唐無稽な展開にツッコミを入れたいところですが
魔球のすごさに感動した私の素直さはどこに行ってしまったんでしょう
先日左手の人差し指が攣るという方が来られました
その方がホテルのシェフだと知っていたので
「フライパンですか?」と尋ねると
それが正解だったみたいです
聞けば直径40㎝以上あるフライパンで1㎏以上のごはんと具材でピラフを5人前ほど作られているそうです
私も40㎝の中華鍋でヤキメシを作ることがありますが
あおるどころか片手で持って調理することさえできません
そもそも家庭用コンロなので火力が弱くて
持ち上げると熱効率が悪くなります
プロの仕事って我々が家庭でするのとは違います
想像できないレベルで手首を動かす筋肉を酷使なさってたんでしょうね
Feel The Heat Faya
いつも雰囲気だけで中古CD を買うので当たり外れがあります
これは間違いなく当たりです
Fayaと書いて「ファイア」だそうです
ジャマイカとジンバブエ出身のお二人
どんな音楽家といえばいろんなジャンルの要素がありすぎて
カテゴライズできないのが正直なところ
ジャケットの雰囲気で予測してたら見事に外れました
レゲエ・R&B・ポップス・ヒップホップ
それぞれの曲ごとに雰囲気が変わるので
その部分でも聴きごたえがありました
妹が奈良の土産につくしを買ってきてくれました
最近はつくしを食べる機会がないのでこういうのはうれしいです
はかまを取ったら予定通り指が真っ黒
苦いのが好きなのでサッと湯がいて
そのまま調味料が入ってだし汁に投入
すかさず卵を入れてゆっくりかき混ぜて完成
春はこの苦さがよく合います
何年振りかで食べたつくしでした
国連が定めた20日の「国際幸福デー」を前に、博報堂DYホールディングス傘下のシンクタンク「100年生活者研究所」が、国内と海外5カ国の市民を対象に、100歳まで生きたいかや幸福度について調査したところ、日本が最も低い結果となった。
3月にインターネットで20~70代の男女を対象に調査した。日本は2800人、海外は米国、中国、韓国、ドイツ、フィンランドの計2840人に、人生100年時代の意識を尋ねた。
「100歳まで生きたいか」と聞いたところ、「とてもそう思う」「そう思う」と肯定的に回答した日本人は3割未満で、対象6カ国で最も低かった。幸福度も最も低かった。
100歳までの人生について「大変そう」「迷惑をかけたくない」との否定的な回答の割合は、各国で顕著な差はなかった。一方、日本では「幸せそうに見える」「チャンスが増える」といった前向きな回答の割合が各国より低かった。経済成長など未来への期待についても、日本は否定的な回答が目立った。
100年生活者研究所の担当者は「他の国では人生100年時代に対し、ポジティブな側面にも意識が向けられている。日本でもポジティブな側面への社会的な注目度を高めていくことが課題」としている。
国際幸福デーはブータンが提唱。2012年に幸福が世界中の人々の共通の目標となることを目指して国連で採択された。
こんなニュースを見たのですが
好むと好まざるにかかわらず
我々の世代の平均寿命は100才を超えると言われています
2人に1人は100才を超えることになります
否定的な意見には「大変そう」「迷惑をかけたくない」というのがありますが
これは私も同意見です
ただ自分で寿命をを決められるわけでもなく
ましてや自殺するつもりもないので
100才まで生きることを前提に準備をしておく方が現実的かもしれません
大変だったり迷惑をかけるのって
だいたいお金の問題と身体の問題
お金は私自身どうにもならんのですが
せめて身体はできるだけ自分のことは自分でできるような
そんな体づくりを今から準備しています
何にもしないで100才まで元気でいたいというのは
「働かんで金くれ」というレベルのお話
私が知る限り90才を超えて元気で暮らしておられる方は
全員ずいぶん前から運動して体づくりをされています
「幸せは歩いてこない。だから歩いていくんだね。」
むかしそんな歌もありましたが
100才の幸せは歩いていかんと手に入れられません
もちろん3歩進んで2歩下がる必要はありません
施術中に身体を触っていて感じるのは身体の硬さ
ただしクライアントと私では具体的なイメージが変わります
多くの方は「体が硬い」といえば
股関節なんかの柔軟性のことだと思われるでしょうが
私はそれも含めた全体の弾力性であったり身体のしなやかさみたいなものを感じ取ります
突き詰めれば同じことなんですが
私の場合いろんな個所の筋肉を触った時の弾力性を気にします
一般的にはストレッチなどの柔軟体操をしたときに
動きが悪いので筋肉が硬くなり関節が自由に動かないことで感じられますが
たいていそんなときは関節の動きだけではなく
動きにあまり関与しない筋肉までも硬くなっているものです
一昨日も身体を動かすための筋肉と関節の安定性を保持する筋肉のお話をしましたが
皆さんが「体が硬い」と認識するのは前者の筋肉の場合であり
しかもダイナミックに動く関節にかかわる筋肉だけで
固まっている筋肉のわずかな部分だけしか気づいていないのでしょう
筋肉が固まると関節の可動域は減少するし安定性も損ないます
それだけではありません
ここから先が重要です
筋肉には毛細血管が走行しています
場合によってはそこそこ太い血管が通っているものもあります
筋肉が固まるとそれらの血管は締め付けられ
血流が悪くなることはあまり知られていません
同様に筋肉の中で神経が通る場合もあります
神経も同様に絞扼といって締め付けられることによって起きる症状もあり得ます
想像していただきたいのですが
体中のありとあらゆる血管の数パーセントが締め付けられて
血液が流れなくなると
太い血管に集中することが予想されます
私は循環器系のことはあまり詳しくないので
あくまで想像の中のお話ですが
年を取って血圧が上昇するのも
こういうところに原因があるのだと思います
実際血圧が高くて病院に行くと
医師から「歩きなさい」とか「運動しなさい」といわれるのは
筋肉を使って活性化するための目的があると考えます
筋肉が硬くなると運動器の問題が出るのは理解できますが
それ以外にもいろいろと支障が出るのは間違いなさそうです
今日は春分の日
多くの学校や会社がお休みになる日ではありますが
むかしから土日祝祭日は仕事が忙しいので
休んだことがあまりありませんでした
今も惰性で仕事をしているのですが
「春分の日」の意味も分からなかったので
ウィキペディアで調べてみると
「太陽が春分点(黄経0度)に位置する瞬間を含む日」
という解説もありましたが
地学・天文学に疎い私にはピンときません
ただ面白いのは太陽が地球の周りを周回すると考えられていたころと
地球が太陽の周りを周回していたことがわかってから
捉え方がかわったのはある意味当然のことかもしれません
「春分点」なるワードもイマイチよくわからないのですが
科学の進歩とともに考え方・捉え方がかわり
その精度も向上したのはメデタイことです
私のような下々の人間にはわからなかっただけで
昨日までの常識が非常識とかわり
いろいろと変わってきた結果今の時代の「春分の日」あるようです
一つのことにしがみついていては進歩がないのでしょう
近いうちに墓参りにいかないと…
我々の身体は骨を動かすことで身体活動ができます
骨を動かす動力は筋肉であり
関節が骨を動かす支点となります
よくジムでトレーニングされている方が
筋肥大を目指しておられますが
トレーニングをしてその力が発揮できるのは
関節の安定性が前提条件となります
筋肉には動かす原動力となる筋肉もあれば
関節を安定させるための筋肉もあります
きっちりと役割分担されているわけではありませんが
筋肉にはこういった2つの役割があります
もし関節が不安定な状態で強い力が働けば
関節に問題が生じたり
強い力が出るはずの筋肉そのものに問題が生じる場合もあります
私の仕事で腰や膝や肩などの関節に痛みが出る場合
まず疑うべきは関節の安定性を確保する筋肉の不調です
どうしても大きく動かす筋肉の方に目が行きがちですが
たいていのケースでは動きをもたらす筋肉よりも
不安定な状態で動き続けた結果どこかが痛くなることが多く
順序で言えば安定性を確保できるようにならなければ
数日で痛みがぶり返す結果が予測されます
正しい身体の使い方はまず関節を守ることが優先されるはずです
それに気づかず強い力をかけていたら壊れてしまいます
先日股関節の施術をしているときに
痛みとはあまり関係ないところに時間をかけていたら
ちょっと不満そうにされていたのでそんなお話をしてました
お話が終わるころに施術も終わり
立ち上がって足を大きく動かしてみて
痛みが全部とれているのを確認して
初めて私の説明を納得してくださいました
結果が伴わないと話も説得力がないですからね
お借りした本です
「遺言」なんて生々しい文言がありますが
これも落語家のシャレなんでしょうか?
談志師匠の生前のネタが書かれた本です
ふと思い出したのは中学生にあがって
初めて買った文庫本が落語の本でした
それまで読んでいたのは少年向けの江戸川乱歩とか
子供向けの本しか読んだことがなくて
難しい本もイヤで選んだのが落語ネタ
面白おかしい落語も噺家がしゃべるからこそ面白いのであって
活字を追いかけても面白くもなんともなかったのが一番の記憶
フツウに読んでも面白くないので
YouTubeで噺家がしゃべるのを聞きながら活字を追いかけながら読みました
談志師匠でなくてもたいてい誰かの噺があるから大したもんです
今の時代だからこそできる読書方法です
当然プロの噺家だからこそできる芸を聞きながら
ここはこういう間を取るとか
こういう口調でしゃべるんだとか
本を読むだけでは味わえない楽しみ方をしました
ペルシャの市場にて
CDのタイトルを見て中東がテーマかと思いきや
一曲目が「ペルシャの市場にて」という曲で
あくまでもあのアルバムは「オーケストラ名曲の楽しみ」がテーマのようです
その点では私の期待とは違った方になりましたが
シフトチェンジすれば楽団ならではの音楽が楽しめました
先日、某所で「キャットフィッシュのフライ」というメニューが話題になっていました
正確にいうとたまたま相席した方たちが「キャットフィッシュ」が何かわからず
話をされていたということ
和訳すると「ナマズ」なんですが
あまり魚の英語名まで知ってる人は少ないのでわからなくて当然です
私は30年以上ナマズを飼ってますんで知っているだけのことです
で、今回はマンダイで買ってきたバサというベトナムのナマズでムニエルを作りました
塩コショーをして小麦粉をまぶして
バターで炒めただけのシンプルメニューですが
アッサリした白身魚のムニエルは
どことなくタラと似ていて美味しくいただけました
もちろん養殖のナマズなんで泥臭いこともないのですが
様々な薬品で腐らないように処理されているのだけが多少気にかかるところではあります
アタックネットにブックレビューが掲載されました
こちらをご覧くださいませ
近年、日本のスポーツ界が変わってきました
サッカーやラグビーはかつてワールドカップで勝てないのがフツウでしたが
現代の快進撃には驚かされました
かつてはメジャーリーグなんてとんでもないところだったのに
今や日本人のプロ野球選手が海を渡っても活躍するようになりました
様々なスポーツで日本人の躍進が見られるようになったのは
指導法が変わったからというのがその理由のようです
まあ、むかしはむかしの良さもあり悪さもあるのでしょうが
何が大きく変わったのかといえば
スポーツ医科学に基づいた指導がいきわたったからでしょう
体を作るのに食事は重要な要素ですが
とりあえずたくさん食べておけとかいうのではなく
専門家の指導のもと個々に必要な食事であるとか
競技特性にあった食事とか単純に栄養学の専門家というのではなく
スポーツの知識も兼ね備えた専門家がついているそうです
むかしむかし監督が身体が酸性に傾くからといって
肉を制限して野菜ばかり食べさせていたというチームもありましたが
中途半端な知識ではなくスポーツ医学に基づく栄養学があり
そういうことに特化した人の存在がひ弱な日本人の身体を変えてしまったのは大きいと思います
精神論もむかしのそれとは全く違います
スポーツの本質は楽しむことにあります
間違えても精神修養のための苦行ではありません
そこからスタートする精神論は楽しいから練習するという
次元の高いものであり
苦しいけれど嫌々やらされるものとは結果もおのずと変わってきます
技術面でも反復継続して体で覚えることは
今の時代でも必要ですが
マイナス面を可能な限り排除し
量だけに頼らない練習
そしてテーパリングという概念も生まれ
「いっぱい練習したから」という信仰心も薄れてきました
要するに「心・技・体」の内容が変わってきたということ
「心・技・体」が古いのではなく
古い「心・技・体」では勝てない時代になってしまったということのようです
現役の監督の言葉は重いです
勝つチームは例外なくスポーツ医科学に基づいた指導をしている
このセリフには正直驚かされました
「取り入れているチームがある」という程度だと思ってたら
そうでないチームは勝てないという次元まで進んでいたんですね
左側の膝の図ですが
赤い丸で囲った部分を腓骨粗面といいます
膝のお皿を取り除いたので前か後かわかりづらいですが
一応前から見た膝です
腓骨粗面には大腿四頭筋が付着します
大腿四頭筋は膝を伸ばす役割の
大きく強い筋肉でそれらが付着するのが腓骨粗面
「粗面」という言葉はザラザラした粗い面という意味
なんで粗いのかというと
強靭な大腿四頭筋が付着するポイントですから
ツルツルしているとはがれやすく
ザラザラしている方がくっつきやすいというのが
「粗面」である理由なわけです
「リーズナブル」という言葉が世間で言われていますが
「値段が安い」とか「コストパフォーマンス」というニュアンスで使われています
でも「reason(理由)」が「able(可能)」
という語源から「合理性」というのが元々の意味であるわけです
合理性という側面からみれば
腓骨粗面が粗いのは十分な理由があると思います
しかしそのデメリットとしては
粗い分だけ大きな負荷が継続的にかかると
その部分は崩れてしまいやすく
オスグット病という運動障害を引き起こすのも納得がいきます
私自身オスグット病で中学生のころ膝のお皿よりも
腓骨粗面が崩れて飛び出した経験があるので
「腓骨粗面」という部位を知り
あらためて「名は体を表す」という言葉を
思い出したわけです
コロナウィルスが流行りだした2020年くらいからは
仕事もぐっと減りヒマな時間が増えてきました
それで見始めたYouTubeですが
学術系のチャンネルを見ると様々な論文が紹介されていたりします
私らの立場で論文なんて見る機会はなかったのですが
YouTubeのおかげでそんなものに触れる機会が増えてきました
ところが論文の多くは英語が使われています
語学の方もさっぱりな私としてはそこで諦めてしまうところですが
今の時代なんでもできるんじゃないかと思うほど便利になってまして
PDFでダウンロードした論文を和訳することもできるから
まさに至れり尽くせり
和訳の精度はそれほどでもないのですが
とりあえず日本語だったら雰囲気でもわかることはあります
AIが活用できるようになり
使いようによっては得られる情報が変わりつつあります
便利さが加速するようになっているのを肌で感じます
オレたちは「ガイジン部隊」なんかじゃない! 野球留学生ものがたり 菊地 高弘
アタックネットにブックレビューが掲載されました
こちらをご覧くださいませ
もうすぐ春の選抜があります
最近、時間がなくて中継を見ることはありません
そもそもテレビを持っていないので見ることもできません
高校生のクラブ活動に国民がこれだけ力を入れて応援したりするのはたぶん野球だけだと思います
近年サッカーをはじめとする他のスポーツも人気が高まっていますが
何よりお金が動くという点では高校野球はクラブ活動の域をこえて
1つの有料コンテンツとしてかけがえのないものにまで昇華しているともいえます
国民が感心を持つ大きな要素として故郷であるとか地元であるとか
「おらがくにさのヒーロー」として扱われてきた歴史が本書における核心的な問題になるんだろうと思います
地元の英雄だから他府県の選手が圧倒的に多いとしらけるんでしょうね
でもね当事者にもいろいろ事情があって
学校側もテレビに映ってその名を知らしめ
名門校にしたいがために特待生をとるわけでしょうし
選手も活躍してプロに進みたい、あるいは進学や就職を有利に進めたいという意識もあるでしょうし
その周りの大人たちも「無欲」であるとは考えづらいでしょう
東京大学の合格者数が上位の私立高校って
地元の生徒ってどれくらいなんでしょうね?
でも彼らはガイジン部隊なんて侮蔑されることはないでしょう
野球以外のスポーツで他府県の学校に行ってもそういう扱いを受けることはないでしょう
結局部外者が野球に自分らの想いを重ねて
現実とは違うところでイメージしてみているから
「ガイジン部隊」なんて言葉ができるんでしょう
他の運動部の選手同様「頑張ってね」くらいのスタンスでもいいんでしょうけど
それだったらお金が動かないのが困る人がいるのだと思います
ワーグナー名曲集
中古CDには情報がほとんどないものもあったりします
とりわけ外国語が堪能ではない私にとってこういうのは
ワーグナーの作品であるのはわかったのですが
その他の情報は読み取る能力がありません
「でもそんなの関係ねぇ」と
むかしの流行りを引っ張り出してきて居直る胆力があります
聴いて感動できればそれで満足
ロンドンフェスティバルオーケストラの演奏で
ジュリアン・アームストロングの指揮
それだけ理解できれば御の字です
鶏肉を美味しくいただくにはコーティングをして
水分を中に封じ込めるのが一番
その中の一つがピカタ
薄く切った鶏肉に塩コショーをして小麦粉をまぶして
粉チーズの入った卵にくぐらせて焼けば
プリプリのピカタが作れます
やってみると割と簡単に作れるのでありがたいです
ホウレンソウのバターソテーを添えてみました
紙媒体のスポーツメディスンは今回が最後
何度も読み返すのでいつも数か月分がデスクに積まれているのですが
これからはパソコンやタブレット見ることになるので
スペース的には広くなるでしょうが
そもそも自分の視界にあるから手を伸ばすわけですが
どうなるでしょうね?
いずれにしても何十年かしたら紙媒体の印刷本ってなくなるんでしょう
たぶん電車に乗るとき切符を切ってもらってたのと同様の懐かしい感覚で
紙媒体の本を開いて読み返すのだろうと思います
さて今月の特集は「ニーズを把握する」
むかし会社勤めだったことに言われたのは
仕事は自分で作れということ
ありきたりの仕事を手を受けて待っていては取り残されます
本特集を読んでいても理学療法士といえばリハビリが仕事
そんなイメージが根強くあるのですが
新しいニーズを自分たちで開拓し
その専門性をいろんな場で活用されています
PTが幼稚園児と向き合うというのは私の発想にはありませんでした
畿央大学が奈良県内の子供たちの体力測定にかかわっているという記事でしたが
全国の子供たちに広がればPTの職務の規模も広がるでしょう
余談ですが畿央大学のむかいにあるうどん屋は旨いですよ
昨日、固有背筋のお話をしましたが
今日はそのうちの脊柱起立筋について思うところを述べます
修行時代は師匠から脊柱起立筋を緩めるように言われ続けました
基本的に私も同じ考えです
脊柱起立筋はその名の通り脊柱、つまり背骨を立たせる筋肉であり
姿勢維持に関して最も重要な筋肉の一つで
腰痛関連でも必ずかかわってくるという認識です
脊柱起立筋は最長筋(間違って右だけ消してしまいました)と
腸肋筋と棘筋の三つの筋肉の総称です
開業当初は師匠の教えに従って
これらの筋肉を緩めることを最重要だと考えていました
それ自体は悪くはないのですが
私の勉強不足で下部腰椎付近の脊柱起立筋を一生懸命にやってました
今から考えれば笑い話みたいで
上の図を見たら素人でもわかりそうなもんですが
下部腰椎のあたりの脊柱起立筋はほとんど腱で
一生懸命に腱を緩めようとしてたわけです
うん!緩むはずがありません
位置的には上部腰椎から上が筋肉の部分であり
解剖学の勉強をちゃんとしていればわかりそうなもんですが
今でもすごく恥ずかしい思い出の一つだったりします
それと最近の解剖学の書籍やアプリなどは昔より細かいところまで見ることができますので
一見縦方向の走行だと勘違いしやすいのですが
細い筋肉の集合体で斜めの走行であることがわかります
特に3Dのアプリはいろんな角度から見ることもできるし
細かいところまでピンチアウトできるのでありがたいです
まだ使いこなせていないのでいったん消してしまったらどうしていいかわからなかったりもします
この間まで知らなかった「固有背筋」という分類
背筋の中でも 背中のより深部にある脊柱を支える筋肉をいうそうです
だから広背筋のように腕を動かすための筋肉は含まれません
なるほどと思ったと同時に今までこんな大事なことを知らなかったことを恥じました
もっともっと勉強せんとあきません
それで固有背筋は頭板状筋、棘間筋、横突間筋、脊柱起立筋、頭半棘筋、多裂筋、回旋筋がその仲間になります
これってすごく大事な筋肉の分類で
脊柱を安定させる役割を担うので
単純に教科書通りの作用以上のミッションがあるわけです
安定性を保つ役割の筋肉って
たいてい我々の飯のタネといってもいいくらい大事な筋肉
だから固有背筋を知ってからずっといろいろ調べていたら
特徴の一つに筋紡錘の量が単位グラム当たり多いというのがありました
つまりはこれらの筋肉の伸長に関して体幹の垂直に関する情報を
よりきめ細かく察知しているということになります
それとそれぞれの筋肉について深掘りしてみると
今ギョーカイで人気がある多裂筋についても面白いことがわかってきました
私が師匠から教わったカウンターストレインという技法の中でも
腰椎から骨盤周りに関する技でも何がどうなって何に効くのか
わからなかったことが多かったのですが
多裂筋の筋紡錘を狙っていると考えたら
腑に落ちることがいくつもありました
今まで散々使ってきた技法が
20年以上たってなんとなく見え始めてきたというのが
実に情けない話ではありますが
その辺は実際に使いながらもっと精度を上げることも可能かもしれません
ま、いずれにしても基礎的な勉強は奥が深いです
先日、散歩していると次第に左足の膝の外側が痛くなってきました
帰るころにはそこそこ痛かったので
足を引きずりながら歩いていました
腸脛靭帯炎と言って別名はランナー膝とも呼ばれています
ランニングによる膝障害の代表みたいなもので
膝の屈伸運動を繰り返すことによって腸脛靱帯が大腿骨外顆にこすれて
炎症を起こすのですが
何年も走ったことがないので
なんでそうなったのかわかりませんでした
考えて思い出したのは
前日にこれで遊んでたからだとわかりました
これは内転筋を鍛える健康器具です
前の持ち主が要らないというので引き取ったのですが
しばらく私も使ってなくて
久々にやってみたら内転筋で開いた足を閉じる運動で
不安定な足場を安定させるために大腿筋膜張筋と大殿筋を使ったために
これらの筋肉の付着する腸脛靭帯が引っ張られたことによる痛みでした
要するに普段からこれらの筋肉をあまり使ってなくて
老化したということが一番の原因なんでしょうね
いつもやってる筋トレも決まった種目だけですから
使ってない筋肉は正しく衰えているんですね
「偽薬」つまり偽物の薬のこと
このように訳してしまうと患者を欺く薬という印象になってしまいますが
プラセボの語源は「患者を満足させるか、心理的効果を期待して与えられる活性を有しない物質」だと書かれています
これって方向性が真逆になってしまい
医学的には効果が期待できない物質であるが病気を治してしまう、もしくは治ることを期待してしまうという意味になります
そこからさらに視点を薬に向けると
薬の効果で治ったのかプラセボで治ったのかという疑問すらわいてきます
私が言いたいことは本書において
プラセボを批判する内容でもなく
逆に安易にプラセボを肯定するのでもなく
淡々とプラセボに関する研究結果を紹介したものであるということ
つまりはフラットな立場からプラセボを考察し
また薬というものの効果を見つめなおした内容であるということ
「プラセボ」についてあまり知らない人の方が
何かしらの先入観を持って語ることも見受けられますが
まずその前にプラセボを客観的に見つめなおすための資料となりうる本です
興味深いのは疾患のタイプ別でプラセボの効果の割合が高まったり
そうでなかったりするという現実
当然心理的な要因の強い病態の方がプラセボ効果が高いわけですが
外傷性の痛みに関してはプラセボ効果が高いというのは興味深いです
痛みに強い人とそうでない人の関係ってそういうところにあるのかもしれません
そして治癒に至る要因として
薬の効能、自然治癒、そしてプラシーボがあり
原則的に人は自力で治るものであるということも強く関係しているので
単純に薬かプラシーボかという比較にならないのが
プラシーボを評価するにあたり一筋縄でいかないところです
その他プラシーボの副作用であったり
プラシーボに関係する要因であったり
様々な角度からプラシーボの研究が紹介されています
とてもクールにプラセボに関する研究が紹介されているのですが
表紙に書かれたサブタイトルが実に意味深です
「プラセボから見えてくる治療の本質」
この一言に筆者が本当に問題視しているのが何か
それがなんとなく感じられたりするのです
すごく懐かしい映画のDVDを買いました
最も好きな映画の一つでとりわけポール・ニューマンは好きですねぇ
ロバート・レッドフォードとのコンビは「明日に向かって撃て」なんかもいいですね
なんでいまさら?ってとこなんですが
サントラ盤のCDは持ってるのに
映画はVHSで持っていただけ
ビデオデッキもないしテープもたぶん処分されたと思います
いっぱい持ってた映画のビデオがもったいない
ということでもう一度見たくなって購入
「ハスラー」や「評決」なんかももう一度見てみたい!
最近一銭焼きという言葉も耳にしなくなりましたが
むかしは洋食焼きという名前もありました
その定義もわからないのですが
お好み焼きの元祖みたいな食べ物で
大正時代からあるんだそうで
むかしは値段が一銭だったそうです
イメージとしてはチープなお好み焼きって感じでしょうか?
小麦粉に少し片栗粉とほんだしを入れて水で溶きます
フライパンに流し込んで
あらかじめ炒めてあった豚肉とキャベツを上にのせ
卵を落としてから再び生地を流し込んで
しばらくしたらひっくり返します
お店のように鉄板ではありませんので
フライパンの蓋を使って移し替えて返しました
最後にもう一度ひっくり返して
半分に畳んで完成
とんかつソースとマヨネーズ
青のり鰹節を振りかけていただきました
肩甲骨から上腕骨に付着する筋肉のうち
棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋の4つをローテーターカフと呼びます
それぞれの動きはあるものの主な役割は肩関節(肩甲上腕関節)の安定性
私らの仕事においてはけっこう問題になる筋肉でもあります
ただ一つ肩甲骨から上腕骨に走行する筋肉の中で
ローテーターカフに属さないのが大円筋
なんか一つだけ仲間外れにされているのは停止部が
上腕骨でも結節間溝内方に付着するので
どちらかというと広背筋に近い筋肉だともいえます
大昔、大円筋もローテーターカフの一員だと勘違いしてたこともありますが
のちに大円筋だけハブられているのを知り不憫に思ったのですが
この筋肉はいろいろ調べてみても
私の知る範囲教科書通りの作用しか書いてなくて
支配神経が違うくらいのことしか書かれてないんですが
大円筋の走行を見ているとローテーターカフの補助的な役割で
肩関節の安定性を維持しているのではないかと考えています
私の考えにご意見のある方はコメントをくださるとありがたいです
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