フロイトの憂鬱
一般の方でもその名を聞いたことがある人といえば
ジークムント・フロイトだと思います
「毛皮で覆われたような,他人の皮膚のような感覚,安静時は軽いが,歩行により悪化する.皮膚の表面に短い刺すような痛みと,下着がこすれるときに不快な感覚を伴う」
こう言わしめた症状が「大腿外側皮神経痛」
青色で書かれているのが大腿外側皮神経で
腰椎の2番3番から腸骨筋を横断し
縫工筋のそばを通り
大腿部の外側、前部、背部領域の皮膚を支配します
鼠径靭帯がこの神経を絞扼することで
大腿外側部のしびれ感,感覚過敏,感覚鈍麻などが起こるのが
大腿外側皮神経痛です
糖尿病や肥満、妊娠が関連することもあるそうです
皮膚の感覚異常は本人しかわからない不快感があります
フロイトがそのときどんな心理だったかを考えてしまいます
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