筋肉の使い道
ここのところ毎朝父親と一緒に散歩をしています
車いすを使う頻度も増えてきましたが
少しずつでも歩かないと足は弱る一方です
それでも一年前と比べると歩き方が多少はしっかりしてきたのもわかります
ただ日によってはシンドイときもあるので
そういう日には無理をせず休んだり時間を減らしたり
臨機応変に臨んでいます
歩きづらいときは決まって太ももの前をしきりに気にしています
太ももの前の筋肉は大腿四頭筋、そして後ろはハムストリング
ふだんあまり意識することはありませんが
大まかな役割としてはハムストリングは推進力
大腿四頭筋はブレーキの役割がメインとなります
ところが高齢者に多いのはハムストリングで力強く地面を蹴ることができなくなり
なんとか大腰筋や大腿四頭筋で足を前に出して
そこからさらに踏ん張って膝を伸ばすことで
ようやく歩けるという筋肉の使い方になることが見受けられます
だから疲れるのは太ももの前ばかりということになります
とりわけ大腿直筋は他の筋肉よりもいっぱい使われることで
太ももの前ばかり疲れてしまいます
正直この辺の細かいところは私自身さほど詳しいわけではありませんので
怪しい部分もありますが
父親が足の前ばかりさすっていると
そういうことだろうと考えてしまいます
とりあえず今の段階の脚力では
それが精いっぱいといったところでしょうし
好ましくない歩き方でも歩いていないと衰えるのは必然なので
今の状態を維持するだけでもOKだと考えています
むかし私が朝走っていた時
チンタラ走っているとよく膝が痛くなったものですが
それも前側の筋肉ばかりに負担をかけていたからだろうと思っていました
かといってスピードを上げて歩幅をとれば
心臓が持たないのはわかっていましたので
やむを得ないところですが
やっぱり筋肉は正しい使い方をした方が痛みは出ないようです
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