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2024/01/29

股関節の可動域と安定性

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(画像:カパンディ関節の生理学)

このややこしそうな画像は股関節のもの

解剖生理学を勉強するとき股関節は複雑でなおかつ重要な役割を担う部位です

伸展・屈曲・内旋・外旋・内転・外転と

様々な動きを複合的にします

地面から身体を支える足から体幹に力の伝達をするとともに

安定性を担うなどマルチタスクのデキるヤツなんです

 

とりわけスポーツでは強く、早く、大きくと

要求されることも多いため

股関節の動きはさらにシビアになります

 

先日スポーツ紙に阪神タイガースの下村海翔投手の投球フォームを

OBの能見篤史さんが分析をされていて

左足が内側から出ていて股関節の柔らかさを指摘されていました

私なりに股関節を内旋させつつ伸展することで

骨盤から体幹にかけての上半身を

回すことなくホームベース側に移動させることで

上半身を回転させることのパワーロスを抑え

エネルギーをキャッチャーミットまで直線的に向けていることを指摘されていると解釈しました

 

私の動作解析はあくまで素人のそれですので

怪しい部分もあることは置いといて

下村選手の股関節の使い方が

実にしなやかで下半身で生み出されたパワーを

いかにして上半身からボールに伝達するかという点について

すごく合理的なんだろうという能見さんの見解なんだろうと感じました

 

実際に真似してみるとわかりますが

左の股関節を内旋させながら踏み出し

着地するとなると内旋・外旋の柔らかさが要求されます

 

股関節の柔軟性(可動性)といえば

我々は前屈や開脚のストレッチを想像しがちですが

本当はもうちょっと複雑なんです

しかも可動性だけの問題ならばストレッチして柔らかくなれば済みそうな話ですが

股関節はしなやかな動きだけではなく安定性も要求されます

つまり柔らかく素早く動くということは

股関節の大きな負担がかかります

くり返しその動作をやるうちに怪我してしまう可能性もあるわけです

「天性のしなやかさ」なんて表現されることもありますが

無理に柔らかさを作っても柔らかさの余裕や安定的に支えられる力も兼ね備えていないと

反復してやっているうちに故障する可能性もあるから大変なんです

 

それこそ才能のある人が努力してこそ

一流のアスリートになれるってことなんでしょう

昨年の青柳投手のように疲労が積み重なって

微妙に股関節の可動性が減少してたなんてお話も伝わっています

わずかなことでイメージしていた投球ができないんですから

私ら素人が考えるより繊細なことなんでしょうね

 

 

 

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