« 2023年12月 | トップページ | 2024年2月 »

2024/01/31

くも膜下リンパ様膜

Slym

よく拝見している動画からお借りした図です

Dr.ムックの2分で学ぶ解剖学

私が説明するより動画をご覧いただいた方が手っ取り早いのですが

脳は硬膜、くも膜、軟膜の膜につつまれていますが

昨年第四の膜が発見されたという内容です

この動画ではくも膜下リンパ様膜という新しい膜に関する論文

について解説されています

 

SLIMと呼ばれるくも膜下リンパ様膜は

脳を保護する作用

くも膜下を分離して流れを制御する作用

(老廃物を含む脳脊髄液ときれいな脳脊髄液を分離)

免疫バリアとしての作用

これら3つの機能が示唆されているとのことです

 

論文を読んでもさっぱりわからんので動画を見た方がわかりやすいです

 

長いこと生きてるといろんなことに出くわしますが

常識として3つの膜について学んできたことが覆されました

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2024/01/30

干渉効果

10年ほど前のことなんですが

毎朝5時に起きてランニングをしていました

目的は50代になってから血圧が上がり始めたので

走ることで心肺機能を向上させて

血管も鍛えるつもりで走っていました

結果的に5年ほど続けまして

血圧も120くらいに下がってきたのはよかったんですが

けっこう頑張ったわりに筋肉はつくことはありません

むしろ脂肪が増えた感じで体重も増えてきました

あとからランニングでは筋肉は肥大しないと教えてもらい

以来走ることはやめて筋トレだけにしています

 

干渉効果というのがあって

持久系のトレーニングをすると

筋トレの効果が干渉されることで筋肥大はしなくなるというものです

 

持久トレーニングは筋肥大、筋力、特にパワー向上を阻害する。

持久トレーニングの頻度や時間が長いほど干渉作用は大きい。

持久トレーニングはバイクよりも、ランニングの方が干渉作用は大きい。

筋力トレーニングの干渉作用による持久能力向上への影響は小さい(体重増加を伴わない場合)。

トレーニング初心者では干渉作用が無視できる場合があるが、競技歴が長く高度に発達したアスリートほど干渉作用は大きい。

(Coffey & Hawley, 2017; Wilson et al., 2012)

 

最近の研究ではこのような論文も出ているようです

私らが学生のころはスポーツ選手は足腰を鍛えるために

ランニングをいっぱいしなければならないという風潮がありましたが

競技によっては筋瞬発力が低下して逆効果になりかねないということがわかってきたようです

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2024/01/29

股関節の可動域と安定性

20240126_000849271

(画像:カパンディ関節の生理学)

このややこしそうな画像は股関節のもの

解剖生理学を勉強するとき股関節は複雑でなおかつ重要な役割を担う部位です

伸展・屈曲・内旋・外旋・内転・外転と

様々な動きを複合的にします

地面から身体を支える足から体幹に力の伝達をするとともに

安定性を担うなどマルチタスクのデキるヤツなんです

 

とりわけスポーツでは強く、早く、大きくと

要求されることも多いため

股関節の動きはさらにシビアになります

 

先日スポーツ紙に阪神タイガースの下村海翔投手の投球フォームを

OBの能見篤史さんが分析をされていて

左足が内側から出ていて股関節の柔らかさを指摘されていました

私なりに股関節を内旋させつつ伸展することで

骨盤から体幹にかけての上半身を

回すことなくホームベース側に移動させることで

上半身を回転させることのパワーロスを抑え

エネルギーをキャッチャーミットまで直線的に向けていることを指摘されていると解釈しました

 

私の動作解析はあくまで素人のそれですので

怪しい部分もあることは置いといて

下村選手の股関節の使い方が

実にしなやかで下半身で生み出されたパワーを

いかにして上半身からボールに伝達するかという点について

すごく合理的なんだろうという能見さんの見解なんだろうと感じました

 

実際に真似してみるとわかりますが

左の股関節を内旋させながら踏み出し

着地するとなると内旋・外旋の柔らかさが要求されます

 

股関節の柔軟性(可動性)といえば

我々は前屈や開脚のストレッチを想像しがちですが

本当はもうちょっと複雑なんです

しかも可動性だけの問題ならばストレッチして柔らかくなれば済みそうな話ですが

股関節はしなやかな動きだけではなく安定性も要求されます

つまり柔らかく素早く動くということは

股関節の大きな負担がかかります

くり返しその動作をやるうちに怪我してしまう可能性もあるわけです

「天性のしなやかさ」なんて表現されることもありますが

無理に柔らかさを作っても柔らかさの余裕や安定的に支えられる力も兼ね備えていないと

反復してやっているうちに故障する可能性もあるから大変なんです

 

それこそ才能のある人が努力してこそ

一流のアスリートになれるってことなんでしょう

昨年の青柳投手のように疲労が積み重なって

微妙に股関節の可動性が減少してたなんてお話も伝わっています

わずかなことでイメージしていた投球ができないんですから

私ら素人が考えるより繊細なことなんでしょうね

 

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2024/01/28

GIGS ― JUST A HERO TOUR 1986

51gxlpnc4l_ac_

GIGS ― JUST A HERO TOUR 1986 BOØWY

かつてVHSのビデオを持っていて

それこそテープが伸びるまで見たものです

はっきりいって全部覚えていて

頭の中で自動的に動画になるくらいのレベル感です

 

さすがにビデオテープも処分しましたし

再生機器もありません

今さらではありますが

CDを購入しました

 

確か最近まで家にバンドコピー集もあったんですが

こちらも処分されたようです

 

今の流行りとはちがいますが

ここの世界だけは時間が止まっています

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

 

| | コメント (0)

2024/01/27

鶏肝のガリバタソテー

Pxl_20240110_082906744-1

きれいな鶏肝を見つけたので買ってきました

いつもなら生姜煮にするのですが

今回は変わったレシピを見つけたので試してみました

 

大きさを合わせて切ってから軽く水洗いします

水気を拭いてから小麦粉をまぶします

フライパンにスライスしたニンニクとバターを入れ加熱

きつね色になったニンニクを取り出し

香りがついたバターに鶏肝を入れじっくり炒めます

裏表に火が通ったら器に移します

 

バターが残ったフライパンに赤ワイン、醤油、お酢を入れソースを作ります

とろみがついたら完成

ソテーした鶏肝のソースを回しかけ

黒コショウと乾燥バジルをかけて完成

 

元々個性の強い食材に

ガリバタ風味とワインベースのソースがぴったりです

わずかなお酢が利いててしつこさはありません

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2024/01/26

記憶の固執

Pxl_20240125_085942680

時計を買いました

特に必要ってわけでもなかったんですが

この形状を見て笑ってしまいました

サルバドール・ダリの絵画に描かれていたようなゆがんだ時計

 

小ネタになりそうなところが気に入りました

ちゃんと動くかは不明

動かなかったとしてもインテリアとして面白い

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

 

| | コメント (0)

2024/01/25

お助け

Pxl_20240124_013004593mp

昨日は予報通り氷点下を記録

いつもはエアコンのみで暖房をしていますが

ひと冬に数日はエアコンだけでは室温が上がらないときもあります

もう10数年前のエアコンなんですが

たぶんパワー不足なんでしょうね

 

去年買った他の部屋のエアコンはすぐに部屋が温まりますが

同じ出力だったはずのエアコンでは温まらないから不思議なもの

そろそろ買い替えた方がいいかもしれません

 

でもそんなときはお助けマンとして

オイルヒータの登場

電気代がすごくかかるので毎日使うと電気代が跳ね上がりますので

こういうタイミングだけ使います

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2024/01/24

チェンジ

Pxl_20240123_052938500

自然なことではありますが

年々身体が衰えているのは自覚しています

むしろ自覚できるのはそれなりに動いているからこそで

運動していない人の多くは無自覚のまま衰え続け

身体に不調が出てから気付くことが多く

今日初めて痛み出した事実の裏側には

何年も何十年もの間無自覚に衰え続け

機能が低下したことが原因であるケースがほとんどです

 

「何もしていないのに痛くなった」と言われますが

私からすれば何かやって痛みが出るのは若いときだけで

年齢を重ねると何もしていないからこそ痛み出すのがフツウだと考えています

つまり何もしていなくても身体が衰えるのは自然なことで

ご高齢の方が腰が痛いとか膝が痛いとかいわれるのは知っているのに

なぜそれが自分に当てはまるとは考えないのでしょう?

盛者必衰とか諸行無常は人の身体にも当てはまります

気がついていないだけで毎日気にならないほど少しずつ老化していくのは当然といえば当然のこと

 

去年は懸垂を始めたのですが

肘が痛くなりだして

しばらくは自重しようと思ってます

何かやっての痛みはだいたい休んでおけば治るもの

その代わり上半身のトレーニングはケトルベルを使ってやっています

懸垂とはまた違ったところも鍛えられますし

休んでいるだけでは筋肉も落ちてしまいますからね

 

ちょっと動いたら身体に痛みが出るほど衰えてきたわけです

でも何もしなくて衰えるよりはマシです

ここから先は種目も目先を変えていった方がよさそうです

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2024/01/23

寒波

Photo_20240122102901

1月20日は大寒

二十四節季の最終節なんだそうです

正月ではなく節分がくぎりになるのですから納得です

 

暦だけのお話ではなく

実際に一年でもっとも寒いのもこのタイミング

これまで高かった気温が一気に下がりました

そしてこれからしばらくは寒い日が続きます

 

本来これくらいの寒さがフツウなんですが

今年は暖冬傾向なので慣れていない分だけ

骨身に染みる寒さだと感じます

 

寒さそのものよりも変化に弱いのが人の身体

慣れてしまえば暑さも寒さも身体は対応してくれますが

突然の変化には戸惑うことも多く

そういうタイミングで急に忙しくなったりします

ここからがこの冬の正念場かもしれません

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

 

| | コメント (0)

2024/01/22

怠惰への賛歌

71gqmdsq0ul_sl1500_

怠惰への賛歌 ラッセル

タイトルを見て「悪徳の栄え」や「悪の華」を思い出しましたが

実にまっとうな内容です

「努力」「勤勉」は称賛され「怠惰」は非難の対象

それが世間一般の価値判断であることはいうまでもありません

私もかつて学校の先生に「怠惰である」とお𠮟りを頂戴したことはありますが

先生に教わった教科にはまったく興味がなかっただけで

私自身は怠惰だとは1㎜も思っていませんでした

もちろん先生から怠惰であると評価されるに足りる十分な実績があったわけで

その角度からは正当な評価であることは間違いはなく

違う側面をご存じない先生からすれば至極当然の言葉だったと思います

 

つまり努力・勤勉・怠惰の評価は

評価する人の立場によって決められるものであり

怠惰が必ずしも無価値であるとは限らないというのが本書のポイントです

 

社会の大きな矛盾点として

コツコツ真面目に働き残業が多く休む暇もない労働者よりも

働かずに豊かな暮らしができる資産家の方が尊敬され憧れるのですが

勤勉が評価されるはずなのにこれっておかしくないですか?

 

むかしから貴族や王族など

勤労に従事しない人の方がエライというのは歴史を見ても明らかですが

彼らを支えるためには平民が過酷な労働を強いられることで

利益を上げそれを吸い上げることがエライ人たちを支えているわけです

時代が変わっても貴族や王族が会社に変わっただけのこと

もちろん会社の持ち主は株主という資産家であって

時代が変わってもシステムはさほどかわってはいません

 

勘のいい人ならお気づきかもしれませんが

ラッセルは共産主義・社会主義に近い考え方をお持ちのようです

ただし私自身思うのは世界中でマルクスが掲げた理想的な共産主義国はどこにもなく

共産主義を掲げた独裁国家があるだけです

さしずめジオン・ダイクンの名をかたって独裁政治をしたザビ家のような感じでしょう

本書においてはその辺の政治信条についても語られていますので

きちんと読んでみれば納得のいく部分も多いです

 

さてラッセルが怠惰を勧めたのは政治思想からではなく

怠惰というよりも「余暇」と表現した方が人々からの納得を得られるのでしょうが

あえて「怠惰」という言葉のチョイスはインパクト狙いだったのではないでしょうか?

文化や芸術は余暇がないと育たないという理屈です

私事で恐縮ですがかつて会社員をしていたころ

休みは月に3日程度で毎日残業

毎週日曜日は手書き書類作成のため午前2時ごろまで自宅で仕事をしてました

少ない従業員で人件費を減らしその分馬車馬のように働いた結果

私もそこそこ給料をいただいていたので文句はありませんが

少なくとも会社が潤っていたのは事実

そういう労働環境だったおかげで

同業他社がバタバタと倒産するなか今も健在であるのは

徹底的に利潤追求をされていたからだと思います

恨み言を言いたいわけではありません

私自身もそういう環境の中で育てられましたので

今の仕事でもなんとかここまで生き残ってこれたと思っております

そういう点では今でも亡き社長をはじめ上司の方々には感謝しております

 

ただそれだけ働いて休暇もないと

気持ち的にも疲れ果てていたので

本を読む時間も心の余裕もなく

「本当にバカになる」と危惧していたのは事実

考えることを放棄して働いていた感もあったので

やめてからわかったのは人間暇がないと

文化的な生活ができないと感じました

現在いろいろなものに興味を持ち

本をいっぱい読んでいるのは

あの時代に感じた渇望が大きな力となっていることは間違いありません

 

だいたい文化・文明・芸術はヒマがあって金がある人によって育まれるものです

自らやらなくても芸術のパトロンとなる人はだいたいそういう人

馬車馬が本を読みますか?馬車馬が哲学しますか?

否!そんなことしたら馬車を引かなくなるでしょう

それが具合悪いから努力や勤勉を推奨しひたすら働かせる

 

それがラッセルが言いたいことのようです

 

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

 

 

 

 

 

 

| | コメント (0)

2024/01/21

新視界

31anqpm0ejl_ac_

新視界 鮎川麻弥

前回阪神タイガースが日本一になった年

鳴門大橋が完成し徳島から高知まで走ったとき

聴いていたのが彼女の「キャンディゲーム」というアルバム

がんオタ界隈では知られたアーティスト

 

疾走感がある曲がすごく印象的で

カセットテープが何回も回りました

そしてこのアルバムはそのときより2年後のリリースでしたので

阪神タイガースは最下位になったころの作品のようです

 

40年ほど昔の作品ではありますが

疾走感はあのころのまま

確か私と同い年だったように記憶してます

今もご活躍のようですが

ガンダム関係みたいです

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2024/01/20

葉タマネギの鍋焼きうどん

Pxl_20240109_083536600

冬はやっぱり鍋焼きうどん

鍋焼きうどんといっても具材で雰囲気は変わります

今年は上手く育ったタマネギですが

毎年タマネギとして食べることはなく

むしろ成長段階の葉を食べています

独特の歯ごたえと甘みは捨てがたいものがあります

 

実はうどんの下にたっぷりタマネギの葉を敷き詰めています

あとは鶏肉と冷凍のつみれ、そして生卵と具沢山

正月用に買った本枯れの鰹節と利尻昆布でとったダシも贅沢です

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

 

| | コメント (0)

2024/01/19

「体幹」とパフォーマンス

Tj202402-1

月刊トレーニングジャーナル2月号

今月の特集は「『体幹』とパフォーマンス」

一昨日体幹の話題に触れたばかりなんですが

タイミングがあったみたいでTJの特集も体幹について

もちろん私の知識よりもはるかにアスリートの現実に即した具体的な話題です

 

野球においてはカーブを打つときに

打者がいったん伸び上がったり泳いだりすることで

腹直筋の筋力が低下するという記事には驚かされました

いったん浮き上がるような球筋は

ヘルメットのひさしが邪魔になり視界から消えるために

打者は目を切らないためにあごを上げてしまうのですが

そのために腹直筋が緩んでしまうという事実

またタイミングが合わないため泳ぎ打ちになっても腹直筋が緩むそうです

 

バッティングにおいては下半身の筋力を

効率よく手からバットに伝えることがスウィングの基本になりますが

腹圧が下がると上肢と下肢が分断されてしまうということなんですね

なぜカーブが打ちにくいかの秘密が「体幹」にあったなんて…

 

デットリフトと体幹のお話も興味深いです

一番きになったことは体幹が使えないと股関節もしっかりと動かないという仮説

実体験からくるお話ですんですごく説得力があります

 

また体幹が強ければ強いほどいいわけでもないみたいです

ここでも体幹を強くする目的を見据えるべきだという指摘がありますが

「体幹トレーニング」という言葉は近年使われるようになりましたが

それ以前はやってなかったわけではないということ

言葉はなくてもフツウにやってたわけで

やみくもに強くする必要もないみたいです

ただアスリート以外の人はそこそこ弱いのが現実ですね

 

 

連載コラム『身体言葉に学ぶ知恵』

今回のテーマは「胸が躍る」

お金にならないことでも必死でやることはあります

そこにはワクワク感があります

人が向上するには強制や報酬よりも

ワクワクの方が効果があります

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

 

| | コメント (0)

2024/01/18

文明の衝突と21世紀の日本

 

61wpizku2l_sl1200_

文明の衝突と21世紀の日本 サミュエル・ハンチントン

たまに視聴している本解説動画を見て購入

我々日本人は日本という国を内側からしか見ることができません

だから外から見た日本ってどうなのかは気になるところ

実際は日本のことを知ってるる人ってそんなに多くないとは思うのですが

筆者はそこそこの日本びいきといっていいかもしれません

っていうか筆者の自国であるアメリカに対する発言がとてもシビア

「無法者の超大国」って表現するだけではなく

「世界の警察」を標ぼうするわりに自国の利益しか考えない

「無慈悲な覇権国」ってなかなかいいところをついていると受け取りました

もちろん中国やロシアに対しても五十歩百歩の大国という扱いですから

均衡のとれた考えの持ち主だとも思いますが

やや日本よりかもしれませんね

 

 

タイトルの通り文明の衝突は

世界史の目次になりそうなテーマではありますが

日本はそのなかで孤立国家としての特徴を持っていると主張されます

まあ島国国家であるから地勢的に侵略されることなく

国家体制もひっくり返されるというよりも

力を失った旧体制が新体制に国家権力を移譲するような形で移行してきたといわれます

「日本には革命」はないというくだりがありましたが

厳密にいうと国民が立ち上がって国家体制を転覆させるということはありません

 

フランスなんかは革命で王政をつぶし

自らの手で人権を手に入れた歴史がありますから

今でも不満があればデモが起きやすい下地がありますが

日本に関しては戦争で負けて国民が知らないうちに

人権をたまわったものですから

まだにそういう意識が乏しいと感じています

二世議員三世議員の多さから見ても

国家権力はフツウに世襲制みたいになっていて

制度の意味がイマイチ分かっていない部分も見受けます

 

良くも悪くも「むかしから変わらない」ことが文化なのかもしれません

他国から入ってきた文明・文化も

クリスマスやハロウィンやバレンタインデーみたいに

ありえないくらい日本風にアレンジして楽しむ

イエス・キリストが草葉の陰で泣いていようとどこ吹く風

私が今まで214日に息をひそめて過ごしていてもお構いなしに盛り上がる

確かにそんな国どこにもないかもしれません

 

大陸で文明・文化の衝突で争っているうちに

日本は外から入ってきたものを受け入れて消化してまったく異質なものに変えてしまい

自らに取り込むさまは筆者にとって異様に感じられたのかもしれません

古来中国から伝来した漢字もオリジナルのものにした上に「かな」まで作ってしまいました

言語体系も「主語+動詞+目的語(補語)」のような文法が多い中、日本語は実に独特

文明開化の号令とともに西洋文化を入れたはずも心は西洋化せず

金髪に髪を染めた若者さえも「KY(空気読めない)」などと

実に日本の村社会特有の空気感を大切になさいます

八百万の神々が同居する日本では仏教までも一緒くた

クリスマスで騒ぎ、除夜の鐘をきいて初詣に向かう

これぞ日本のええ加減さと懐の深さ

 

とまあ、こういう話を学術的に論じた本でした

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

 

 

| | コメント (0)

2024/01/17

土台を鍛える

筋トレをするとき憧れるのは

太い二の腕や力強い大腿部かもしれません

もちろん分厚い胸板や逆三角形の背中もカッコいいです

 

でも競技に使うとなれば

見た目も大事ですがやはりパフォーマンス重視なのはいうまでもありません

それを考えれば大前提として土台となる部分を鍛えておかないと

せっかく付けたカッコいい筋肉も宝の持ち腐れになりかねません

 

例えば重い物を釣り上げて移動させるクレーンだって

重い物を持ち上げる駆動力があっても

クレーンそのものが不安定だとすれば転倒してしまいます

実際にクレーンが転倒する事故も耳にすることがあります

つまりクレーンそのものがしっかり地面に固定されているか

荷重に耐えうるだけの安定性の力を有していないと

使えないのは容易に想像できます

 

手足の土台といえばそれは体幹

もうずいぶん以前から「体幹トレーニング」という言葉を耳にするようになり

流行に近い形になったこともありますが

単なるその時々の流行りとして捉えるのではなく

なぜ体幹を鍛えなければならないかを知れば

「なんとなく」ではなく「必然」と考えるべきだと思います

 

私らの世代は「足腰を鍛える」というフレーズが

合言葉にようにいわれ金科玉条のようにもいわれたのですが

そのやり方は様々な議論はあってしかるべしですが

それでも結果的に体幹を鍛えることにつながっていたのではないかと考えます

「むかしがいい」と言いたいわけではありません

実際に悪い点はいっぱいあったわけです

しかし全否定できるのかといえばそれは違います

 

むかしと違ってマシントレーニングが普及してきましたが

決め打ちで単体の筋肉を鍛えることもできるようになりました

しかしながらこれは正しい知識に基づいてやらなければ

逆に非効率的なトレーニングになりかねないという問題点も内包します

 

だから体幹トレーニングの意味を理解したうえで

四肢の筋トレもすべきなんじゃないかと思います

 

もちろん理解してなさっている方も多いのですが

最近気軽にトレーニング施設を利用することができるようになったので

鍛えておられる方の裾野が広がっているようです

同時にきちんとした指導を受けることなく

気軽に鍛えておられる方も散見します

 

強くない体幹で激しい四肢のトレーニングをする方は

腰痛のリスクが高くなります

たまにそういう人を見かけるようになったんですよね

頑張った結果が腰痛では悲しいじゃないですか

Img_20240116093951

(画像:「一生痛まない強い腰をつくる」より)

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

 

 

| | コメント (0)

2024/01/16

滑り止め

Pxl_20240114_061656223

滑って困るのは受験生と芸人さんだけではありません

腰痛館の入り口は道路より数㎝高くなっていて

スロープが置かれています

 

何年か前に改修工事をしたとき

新しいスロープに変えてもらい

滑り止めのテープを張っていただきました

 

さすがに5年を超えると

次第にテープがはがれだしてきました

そこで買ったのが同じ滑り止めテープ

今の時代はプロが使うようなものでも

ネットで検索し取り寄せることができるのでありがたです

 

Pxl_20240114_062449565

はがれたところから張り直し

思ったより簡単にできて安心しました

滑らぬ先のテープです

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

 

 

| | コメント (0)

2024/01/15

仙腸関節と大殿筋

先日施術中に大殿筋の緊張を感じたので

大殿筋につながる腸脛靭帯を調べてみると

予想通り腸脛靭帯にもわずかな緊張が見られました

腸脛靭帯炎に至るまでの緊張でもなかったので

事前に防ぐことができたのですが

けっこう大殿筋っていろんなつながりやミッションがあって

気を付けてみておかないといけない存在です

 

3

(画像:骨盤と仙腸関節の機能解剖より)

この図を見るとよくわかるのですが

大殿筋は主に仙骨から大腿骨に走行しています

つまりは大殿筋の張力により仙腸関節を締め付けるような力が働き

仙腸関節の安定性に寄与します

ところが大殿筋の緊張が過度なものになれば

仙腸関節の締め付けがきつくなり

逆に仙腸関節の可動性を奪いかねないという側面もあります

仙腸関節の可動性に関しては昔から議論はありましたが

最近では「滑膜性関節」ということで決着がついたらしいです

損傷を防ぐために動作を制限している周囲の靱帯によって支えられ強化されているという説明ですが

動作は制限されているけど全く動かないわけではないということ

現実問題まったく動かないくても問題が生じるし

動きすぎるとこれもまた問題と非常にデリケートな関節なのに

下肢が力強く動くもんだから

相当強固なボディガードに守ってもらわないといけないわけです

 

そこで白羽の矢が当たったのが大殿筋

大・中・小とある中で一番大きなのがその役割を担ったのも

そういう事情によるものだと推察されます

 

3_20240114100501

それでもさらにスゴイと思ったのは

大殿筋だけではなく

胸腰筋膜を介しながら広背筋と連携しながら

大きな範囲からの張力も仙腸関節のみならず

下部腰椎を含めた安定性を生み出します

ちなみにこれを「後斜走スリング」と呼びます

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2024/01/14

イル・エ・エル〜彼らと彼女

615q0qkqabl_ac_

イル・エ・エル〜彼らと彼女  クレモンティーヌ

偶然買ったアルバムですがクレモンティーヌの名前を見て思い出したのは

2010年のアルバム「アニメンティーヌ」

ボンボン バカボン バカボンボン~♪

と耳馴染みのあるアニソンをボサノバにアレンジして歌ったアルバムは

サントリーのCMで人気を博しました

 

そんな彼女が歌うほんまもんのボサノバ

有名な「男と女」もしゃれたアレンジで

古さを感じさせません

ラップがあったりレゲエっぽい「星に願いを」も秀逸

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2024/01/13

ベーコンとホウレンソウのパスタ

Pxl_20240104_082107341

お正月用の食材は多い目に準備しますので

元日以降はそれらの消費に苦心します

しばらくはスーパーもお休みになりますので

食べるものの選択肢はおのずと絞られてきます

 

年末に親戚が届けてくれたホウレンソウが残っていたので

ベーコンを買ってきてパスタにしました

パスタを食べるのは久しぶり

お餅も全部食べたし炭水化物の内容も徐々に日常に戻ります

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2024/01/12

共感疲労

いつもお世話になっています高澤昌宏さんのメルマガを読んでいると

「共感疲労」の記事が紹介されてましたので転用させていただきます

目に、耳に、心に飛び込む惨状…「自分は日常を送っていていいのか」 災害時の「共感疲労」に注意

 新年早々、能登半島地震や羽田空港で航空機同士の衝突炎上事故が発生し、悲惨な現場の様子が報道されインターネットで広がっている。衝撃的な映像や写真に触れると気持ちが沈む人は、こうした災害報道にどう向き合えばいいのか。一般社団法人「鹿児島県公認心理師・臨床心理士協会」理事で災害対策構想コーディネーターの松元理恵子さんに聞いた。

 -気持ちの落ち込みはなぜ起きるのか。

 「災害や事故などの衝撃的な映像に繰り返し接すると、不安や恐怖が強まると言われている。自分は日常を送っていていいのかと自責感や無力感を覚える人もいる」

 「自分の身に起こっていなくても、自分事と感じてしまい、精神的に疲れる『共感疲労』を起こす場合も見られる。災害経験者は当時の不安や恐怖がよみがえってしまうこともある」

 -こうした報道とどう付き合えばいいか。

 「災害時の情報はありのままの現実を知るために大事だ。ただ、しんどくなりやすい人は、自分を無意識に追い詰めずに目の前の暮らしを大切にしてほしい。感じ方は家族でも人によって違い、後から出る疲れもある」

 「繰り返しや長時間の視聴、家事や食事をしながらの『ながら見』に注意し、時間を決めるといった視聴の制限も方法の一つだ。小さな子供にはできるだけ怖い映像を見せない工夫も求められる。不安そうだったら、『大丈夫だよ』と優しく伝え、抱きしめるなど安心感を与えてほしい」

 -不調が現れたら。

 「不安やいらいらなどの不調がある時は、安心できる人に気持ちや思いを伝えたり、専門家のサポートを受けたりする選択肢がある。自分に合うリラックス法、十分な睡眠とバランスのよい食事をとるなど生活リズムを大事にしてほしい」

南日本新聞より

「共感疲労」とは他人の苦難や困難に対して

共感や思いやりを持つことによって

自分が経験したものでは無いにも関わらず

心理的な疲労やストレスが引き起こされる現象です

 

アメリカのチャールズ・フィグレーが提唱した概念だそうで

つらい話を繰り返し見たり聞かされたりすることで

いつしか自分の身に置き換えてしまい

精神を病むことで身体にも様々な症状がでることがあります

実際に私もそういったケースにかかわったことがありますが

かなり重篤な問題を引き起こすこともあります

 

情報を共有することは大切ですが

現状テレビでは競うように報道されています

ある程度意識的に報道とのスタンスを考えた方がいいかもしれません

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2024/01/11

図解 「いいキャリア」の育て方

716rdz0itsl_sl1500_

図解 「いいキャリア」の育て方 「5つの資」から考える人生戦略 青田努

10代後半か20代前半で学校を卒業し仕事をし始めます

一つの仕事を続ける人もいれば

会社を変わる人もいれば

仕事そのものを変えてしまう人もいます

平均的な話をすれば60代くらいでリタイアする人も多いでしょうし

70代を超えても一線で活躍する人もいます

 

昭和の時代では会社に入って定年退職まで一筋というシナリオもありましたが

それも今は昔

これからの時代キャリアの積み方も多様化してくることが予想できます

キャリアというものを仕事やビジネスだけを対象にするならば

現役を退いた時までとなりますが

人生のキャリアと捉えたとき

そのの人の生涯そのものがキャリアとなります

 

本書はタイトルのとおり「いいキャリアの育て方」を書いたものです

読み終えて確かにこういうプロセスでキャリアを積めれば

出世や報酬を横に置いといても幸せな生き方ができそうな気がします

 

本署の肝は20代→30代→40代以降という年代別のキャリアで

それぞれ大事にしたい事柄が書かれています

部長になるとか1000万円の報酬とかの話ではなく

「歩み方」の問題です

「資格」「資源」「資質」「資本」「資産」

と五つの「資」を年代別にわけ

どこを目指すのか、何を手に入れるのか

そんな感じで書かれています

 

齢60を超えた私には答え合わせになってしまうのですが

その時々で気づかなかったこととか

足りなかったことがいっぱいありました

死ぬときに後悔したくないから今の仕事についたので

死ぬ時までに回収できそうなものは拾っておきたいと思います

 

できれば10代後半から30代の人に読んでほしい本です

でも60代でもネタを拾う意味ではよかったです

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

 

| | コメント (0)

2024/01/10

灯台下暗し

正月は家族が集まって食事をするのが楽しみ

今となっては家族というより一族といった方が適切かもしれません

今年は16人という大所帯

これでもフルメンバーではありませんが

久しぶりにみんな集まっていろんな話をしました

 

私の次男が1月にハーフマラソンに出るというので

いつも仕事でマラソンランナーにしているレース前のメンテナンスをしようかといったら

次男は急な申し出に不思議そうにしていました

考えたら家族相手に仕事の話をすることはありません

難しい話をしても理解できなでしょうし

わけのわからないことを言われてもつまらないと思うので

まったく仕事でどんなことをしているかも知らないわけです

 

筋膜、腱、靭帯、皮膚などの軟部組織が

癒着することにより滑走性を失うと

疲労しやすくなるばかりか

走ることの妨げになりかねないので

レース前に必ず来院するランナーがいることをいうと驚かれました

 

意外に身内の方が何をしているかも知らないようです

結局レース前に施術することが決まりましたが

それでも実力以上のものはでないとくぎを刺しておいた方がよさそうです

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2024/01/09

半月板修復後のリハビリテーション

Sq257

月刊スポーツメディスン257

今月の特集は「半月板修復後のリハビリテーション」

先月は「半月板損傷の治療方針」というテーマで

治療に入るまでのことを詳しく解説していましたが

それに続いて治療が完了した後のリハビリについての

解説と押さえておかなければならない項目が整理されています

 

私自身半月板損傷のリハビリにかかわったことはありませんが

実に詳しく気にかけておかなければならないことを提示されています

半月板のみならず膝関節に影響を与えそうな部位や問題点がいくつもあります

半月板だけの問題ではなくセラピストがどこまでの範囲を関連付けて見るかの必要性は

PTのみならず手技療法にかかわる人すべてに共通するところです

本特集に書かれていることは半月板損傷だけではなく

あらゆる障害に対する見方考え方が集約されていると感じました

 

投稿記事の「接骨院で行う機能訓練指導が高齢者の注意機能に及ぼす効果」は

90歳を超える父親を持つ私にとっても切実な問題です

TMT検査についても触れられていますが

叔母がそのようなテストを受けたという話も先日聞いたばかりで

具体的な内容も初めて知りました

とても興味深いお話でした

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2024/01/08

内省

ヒマな時にYouTubeを見てしまう習慣がつきました

テレビよりマシなのは選択肢が多いこと

興味のないことでも惰性で見ていたテレビとは違い

多くの選択肢の中から見たいものだけを見たいときに見られる

これが一番の強みだと思います

 

何年前からか見ているチャンネルで

宋世羅の羅針盤ちゃんねる

というのがありまして

ビジネス関係のことを語る動画です

 

「サラリーマンを辞める人の特徴」というタイトルで

内省が強いタイプはサラリーマンを続けられないという内容です

これを見て私が会社を辞める時の心境にピッタリだったので

25年ほどたって今さらながらに自分の気持ちに気がつきました

確かに会社の論理をそのまま受け入れていた時は

全力で仕事してたつもりだったんですが

いったん自分自身のことを考え出すと

いっきにやる気が失せてしまったのを思い出しました

 

集団の中で上手く生きるにはそのコミュニティの空気感に

自分を当てはめていくのが一番いい方法なんですが

いざ内省をしてみるとそこから遠のいていく気がします

動画内でも触れられていますが

あらゆる組織の上の人は嫌がるでしょうね

でも独立して幸せになる人もいるわけですから

悪いことではありません

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

 

| | コメント (0)

2024/01/07

World go round

41j98d8epcl_ac_

World go round マット・ビアンコ

古いCDを漁っていると音楽の歴史に触れることがあります

それぞれの時代の流行りはもちろんのこと

ジャンルの系譜みたいな音楽のつながりを知ることがあります

 

マット・ビアンコも私が知らなかっただけで

有名なイングランドのポップスグループで

ラテン音楽とファンクをミックスさせた

80年代から活躍するユニットで

ファンカラティーナというジャンルを確立したそうです

 

解説文を読んでみてもピンとこないのですが

いずれどこかでつながってくるかもしれないので

頭の片隅に入れておくのも悪くありません

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2024/01/06

肉団子の鍋

Pxl_20240103_032857797

毎年のことではありますが

正月に作ったお料理や食材って余るんですよね

大量に買い込んだお肉は引き取り手が多いのですが

鍋で使った切った野菜類は自分らで消化しないといけません

 

とりあえず味噌汁を作っておいて

残った野菜と業務スーパーで買い置きしてあった肉団子を入れたら

なんとなく見栄えもよくなるというもの

 

残り物を食べ終わるまで日にちがかかりそうです

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2024/01/05

用具と身体

Number Webに興味深い記事が掲載されていましたので

リンク先の記事をお読みください

「箱根ランナーの走り方が大きく変わった」厚底シューズは日本人選手の走法も変えた「日本人には…大きな負担がかかる場合も」

今年、第100回を迎える箱根駅伝。近年では当たり前となったのが、カーボンプレート搭載の「厚底シューズ」だ。東京農業大学時代に箱根駅伝を出走した筆者は「厚底シューズ」によって、トップランナーの走り方が変わったと解説する。『箱根駅伝は誰のものか』(平凡社新書)より「厚底カーボンシューズ」の章を抜粋してお届けします。

厚底シューズが流行りだしたのはもうずいぶん前のことですが

「靴のドーピング」なんて言われたときもありました

その前は私も履いていますが

ランニング用の地下足袋も話題になってました

後に「陸王」というドラマでも地下足袋が取り上げられましたが

そのころにはもう厚底シューズが流行りだしたころだったと思います

 

いいタイムが出ると評判は高いので

瞬く間にみんな履き始めたころ

その傾斜角が足に負担をかけてしまうのではないかと心配してました

いずれにせよ自分の体重を預けるという靴の役割上

靴の変化は身体に影響を与えることは

毎日革靴を履いて仕事してたサラリーマン時代の方がわかっていたかもしれません

 

もちろん靴を作る段階でプロがいろんなことを

考えて試したうえで企画されるのですから

高い信頼性はあるはずですが

それでも身体にかかる負担がまったくなくはないのですから

ある程度のトラブルは予測されていたかもしれませんが

問題はその割合ですかね?

 

それとこれだけ流行った靴に何らかの規制がかかるとすれば

それはそれでまた新たなトラブルを招く可能性があります

今のランナーの多くは厚底シューズにあった走り方をしていますから

それを考えると考えるべきことは多いはずです

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

 

| | コメント (0)

2024/01/04

人望が集まる人の考え方

915obmue6cl_sl1500_

人望が集まる人の考え方 レス・ギブリン

集団で生活するという人間という動物の特性上

集団の中でどのようにふるまうかがより良い生活をするうえで必要となります

孤独な生活といっても完全に他人との関わり合いを遮断することはほぼ不可能で

主観的に孤独であると感じていても

客観的に見れば衣食住などどこかの部分で他人との関わり合いがあります

 

本当は孤独だと感じている人の方が

もっと多くの関わり合いを望み

それが自身にとって有利なものが得られないだけではないかと考えざるを得ません

 

本書は社会生活における自分の立ち位置として

他人から好印象を得て社会的に有利な存在を目指すための指南書ともいえそうです

そういってしまえば身も蓋もない話ではありますが

いい人として信頼を得ることでどういった結果を望むのかを考えれば

行き着く先はさほどかわらないように思えます

 

本書の骨子は他人の自尊心を充足させ

重要な人物だと思われたいというごく当たり前の欲求をいかにして満たすことができるかという命題に対し

ここ具体的なケースについて述べるという流れになります

それぞれの項目に「人望が集まる基礎知識」としてまとめられているのは

読者がポイントを整理するうえでとても分かりやすくなっています

 

書かれている内容のほとんどが違和感なく納得できる事項なんですが

逆になんでそんなことができないのかと考えれば

「すべての人は自尊心を満たしたいと思っている」

と書かれた人の性ともいえる特質がすべての人に当てはまるからなんでしょう

 

「自尊心を満たしたい」気持ちを逆手にとって相手を気持ちよくさせる前に

多くの人が自分の自尊心を満たしたいという欲求が優先するからこそ

人間同士のいさかいが起きるわけで

この矛盾ともいえる人間の心理を乗り越えた人こそ

本書に書かれたことが実行可能なのかもしれません

 

世の中には理屈の上では納得できても

実際の行動でその通りできないことが多いのですが

自分自身の心理の矛盾を乗り越えることの難しさを改めて感じました

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2024/01/03

相殺しません

毎年こんなもんではありますが

さすがに元日は食べすぎました

自重はしたもののお酒もそこそこは飲んでいます

 

いつもなら運動不足も上乗せされるのですが

ここ数年で乳幼児が増えてきたので

小さい子供と遊んでいるとかなりの運動量になります

 

体重計に乗ると元日の朝と2日の朝で

1kgほど体重が減っていたのには驚きました

あちこち筋肉痛に見舞われていることからみても

それなりに動いていたのでしょう

 

飲み過ぎ食べ過ぎが体にとってマイナスに働くことは言うまでもありません

しかしそれが運動したからプラス・マイナスで相殺されることはなく

良くないことをすればそれなりに報いはあるものです

巷に様々な健康法がありますが

なにか一つのことで健康が得られるというのは間違いで

良くない生活習慣は体調不良に直結するというのが現実のようです

 

私なりに様々な本などを読んでみても

「これで健康になれる」という方法は存在せず

むしろ良くない生活習慣を見直すだけでも

プラスに働くというのが多い意見のようです

ご自身の商売に直結する方が

「これをやるだけで健康になれる」といわれても

現実には様々な条件が入り乱れますので

単純な発想では健康を得られそうにはありません

 

健康にいいことを頑張る前に

健康に悪そうなことを見直すのが先決

信用に足りる方の意見はそこの部分で一致しています

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2024/01/02

営業開始

本当なら新年の祝辞を申し上げるべきところではありますが

昨日、起きた自然災害に素直にそういう気分にもなれず

控えさせていただきますが

2024年の営業も本日より通常通り開始します

 

年末は予想以上に集中したため

予約を受けることができなかった方も多かったです

その年のめぐり合わせでたまにそういうこともあります

 

ここ数年でマイペースの営業が板についた形になりましたが

今年も変わらずご愛顧頂ますようお願い申し上げます

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

2024/01/01

準備完了

Pxl_20231231_020258129

…といってもオープンの準備ではありません

今日はみんなが集まるので食事の準備をしていました

総勢16人の予定ですから大量に用意しました

ここからは鍋料理の準備にとりかかります

 

こうやって皆が元気で顔を合わせることが一番の幸せ

子供たちの世代は他府県で暮らしているので

なかなか全員が集まるのも難しくなってきました

 

新しい年のスタートとしては一番いい形に違いありません

ここ10年ほどで参加人数が増えてきたのはうれしいことです

 

これがあるから明日からの仕事もやりがいがあるというもの

皆さんにとっても素晴らしい一年になりますように

今年もよろしくお願いします

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

| | コメント (0)

« 2023年12月 | トップページ | 2024年2月 »