菱形筋
先日、板状筋のお話をしました
左が頭板状筋で右が頚板状筋です
細かいお話は省略してそれぞれ起始部は背骨の棘突起から走行します
首(頭)を上げたり、回旋させたり、側屈させたりしますが
考えてみればこれらのテンション(張力)は棘突起にもかかるのですが
板状筋のテンションを逆サイドからテンションをかける筋肉が菱形筋です
バックミンスター・フラーが提唱するテンセグリティのように
互いのテンションでバランスをとり統合するような関係になっています
逆にいうとお互いの張力のバランスが崩れると
相互に緊張してしまい筋拘縮をすることがあります
すごくむずかしいお話ですが
これって肩こりでよくあるパターンじゃないですか?
菱形筋の部分ってむかしの人がよく言ってた「けんびき」に当たる部分なのかもしれません
こういう関係がわかっていたら
けんびきがこると首から頭までこってしまうのは一目瞭然
筋肉同士のつながりを見ていると
肩こりのパターンもわかってくるわけです
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