自分をよろこばせる習慣
たまたま見た本解説動画で興味を持ち購入
タイトルの「よろこばせる」がひらがな表記なのがみそ
漢字表記にすれば「喜ぶ」となりそうなものですが
本書では「悦ぶ」とあえてしているのがすべてといってもいいでしょう
「喜ぶ」と「悦ぶ」ではどう違うかといえば
「喜ぶ」は外部からの刺激であり
「悦ぶ」は自発的というか外部にかかわることなしに「よろこぶ」ことを意味します
つまりは他人から喜ばせてもらうのと
自分の中から「悦び」を見出すことの違いについて書かれたものです
「よろこぶ」のはとてもよろこばしいことですが
他人のアクションを待っていてもあてにならないわけで
自分で「よろこび」を見いだせたらハッピーな人生が送れるという考えです
考えたらたいてい自分でお金を出して物を買ったりサービスを受けたりすることが多いのですが
本書の後半に書かれた考え方だと人に頼らずともお金を使わずとも
自分の中でハッピーになれるわけですからめでたい話です
いわば究極の自己満足とでもいえるでしょうか?
自分の人生ですから他人さんのことをあまり気にすると生きづらくなります
本書には「自己中心的」という表現もありますが
他人に迷惑をかけるのとは異なるスタンスですので
ダメだと断罪するのも違いますよね
人に迷惑をかけなければ自己中心的であってもいいと思いますし
それと他人をもハッピーにすることとは二律背反ではないので
そこのところは社会に生きる一人として明確にわきまえていけばいいのではないでしょうか?
後半は筆者のノウハウですので
参考程度で受け止めていいと感じました
で、興味を持ったので
本書の考え方の基本となる「外発的動機と内発的動機」に関する本を注文した
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