取扱不可
(画像:MRIで理解するスポーツ外傷・障害)
私がオステオパシーを習い始めたとき
一番最初に教わったのは扱ってはいけないケース
オステオパシーが有効なのは機能障害だけで
器質的な変化は扱ってはいけないということでした
簡単にいうと手技療法で骨折が治せるわけがありませんし
擦り傷や切り傷も同様です
至極当たり前のことなんですが
現場に出ると難しいケースは多々あります
骨折なんて痛さが違うのでわかりやすそうですが
疲労骨折なんてどこかにぶつけたわけでもないのに骨折するから
本人もまさかという感じになります
冒頭のMRI画像はジョーンズ骨折というスポーツ選手によくある疲労骨折で
普段の生活では痛みが軽微なこともあるので
一般的に持たれている骨折のイメージとはかなり違うので
ジョーンズ骨折のことを知らなければわからずに施術してしまうかもしれません
そういったこともあるので
本来、取り扱ってはいけないケースに関しても
基本的な知識は持っておいた方がいいわけです
できることを増やすのも大切ですが
できないことを認識するのもさらに大切だったりします
| 固定リンク
コメント
これがほんとに難しいです。
できることとできないことの見極め、現時点でうちよりよそにお任せした方がいいと思う時は、勝手にそちらをお勧めすることもあります。
ひろ先生のところがもっと近ければと思うことが度々…
投稿: Tavi | 2023/10/16 02:30
Taviさん
経験が乏しいとできないことの見極めができません
単なる情報量だけの問題ではなく肌感覚でわかるようにならないといけないと思います
投稿: ひろ | 2023/10/16 09:35