先日、月刊スポーツメディスン251
の特集で保存療法について深い考察に触れたことをお話ししましたが
私も手術するか保存療法を選ぶかのご相談を受けることがあります
私にはどの方法を選択すれば早く元の状態に戻れるかと
その後の生活において一番支障のない生活が送れるかという2点だけしか考えませんので
けっこうあっさりしたお話になります
それと私自身が手術に関してあまり情報がない場合
テキトーなことも言えませんので
お話しできることがなければ病院で相談してくれというケースも少なくありません
現実問題として手術を受けるか否かの問題を整体院で話すこと自体お門違いですので
お話の内容は技術的・医学的なことよりも
もっぱら怖いとか不安だという気持ちの問題となります
門外漢がわかったような顔をしてデタラメを言うこと自体愚かなことですので
結局は結論が出たあとのお話として気持ちの後押しをすることがほとんどでした
ただどんな方法を選択しても
若いころ元気だった身体に戻してくれるわけではないということはしっかりお話をします
春先に身内が手術したのですが
外科的な処置をしてもらいリハビリをこなしても
それは日常生活に復帰するためのものであり
身体が弱っていたからケガをした場合
老化による弱体化までは治してくれるはずもありません
だから手術やリハビリを終えても
そこからさらに強い身体を作っていかないと
数年後にはそこから衰えがスタートします
10代や20代の若い方ならそこの部分は考えなくてもいいかもしれませんが
高齢者の場合ケガをしなくても弱っているのですから
ケガをすればそこからさらに弱ってしまい
筋力バランスが悪くなることで
違った部位に痛みがでることも予測できます
治った これでひと安心
そう思っているところから見えないところで弱体化が進むということに気づいていただきたいのです
私らがこういうお話にかかわれるのはむしろ治ってからかもしれません
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