保存療法を考える
今月の特集は「保存療法を考える」
ヤクルトスワローズの奥川恭伸投手が右肘を痛め
手術を受けずに保存療法を選び
目下実戦登板できるようになったようです
一方阪神タイガースの才木浩人投手は
2020年にトミージョン手術と右肘関節鏡視下滑膜切除術を受け
昨年復帰し今年も活躍中です
本来私らにとってあまり縁のないはずの
肘の内側側副靭帯の断裂というケガも
スポーツ選手の報道によってあたかも知っているかの如く
ああでもない、こうでもないという議論がネットなんかで交わされています
いろんな考え方はあってしかるべきなんですが
靭帯損傷というケガもそれぞれのケースで一緒くたにできるものではなく
様々な判断材料を勘案して保存療法と手術の選択をなされるのでしょう
正直私らでもそこらへんのおっちゃんレベルの知識しかないので
保存療法がどういうものなのかをしっかり理解できていないのが現実で
本特集で専門医が保存療法とはなんたるかを解説してくださると
保存療法にも様々な方法論があり
問題点がありいろんな選択肢があることがわかりました
部外者のことは置いといて
当事者にとって単純に二択の問題ではなく
競技復帰に向けてよりベターな選択をするにあたっての
選択肢の引き出しを持つことの重要性は納得できました
勘違いしてはいけないのは手術すればそれだけで
元のパフォーマンスが保証されるわけではないということ
手術をしようが保存療法を選ぼうと
一定のマイナスからスタートしなければならないという事実を受け止めて
そういったプロセスもしっかり受け入れながら進めないといけないのは間違いありません
ありきたりではありますが
やっぱりケガをしないに越したことはありません
それだけはハッキリ言えます
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