思考の技法
先日読んだ「アイデアのつくり方」に紹介されていた本です
「アイデアの」があまりにもあっけなかったので
深堀するために購入したのですが
想像通り奥行きが深いです
準備、培養、発現、検証、と問題解決のプロセスが細かく紹介されていますので
読んでよかったとは思うのですが
文章そのものが筆者の世界観が延々と展開されていて
まとめづらい内容だったのがきついという印象
結論とそれに至る解説という感じではなく
長々と筆者の感じたことが記されていたので
相性の悪さを感じずにはいられません
書かれている内容一つ一つはわかるのですが
脈絡もなくダラダラ続く印象がぬぐい切れませんでした
どうも昔から欧米の学者は主題よりもストーリーとして書くのが好きな人が多く
学生のころからそういった文章にイラっとくる傾向が私にはあります
書き手よりも読み手の個性に問題があるようです
それでも一つ一つは素晴らしい内容だったので
読んでよかったと思ってます
ホントですよ
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