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2023/05/29

安定性確保のために

孫に犬のおもちゃを買いました

ひょっとしたら私が子供のころからあるような

電池式でワンワンと鳴きながら歩くおもちゃです

 

四足で歩くのに床に凹凸があるとすぐにひっくり返る不安定さがあります

おもちゃだから笑って見てられるのですが

人間なんか二足歩行なのに安定しています

 

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なんと片足に28個ずつの骨があります

後足部に『足根骨7個』、『中足骨5個』

前足部の『趾骨14個』、『種子骨2個』

これが左右で56個の骨で身体を支えていることになります

 

さほど大きくない部位にこれだけの数の骨あるには理由があります

犬のおもちゃには4つの足があるものの床の接地面は「点」にしかすぎません

だからちょっと障害物があるだけひっくり返ります

 

人間の足の裏はこの複雑な構造で地面の凹凸や傾斜にフィットします

現実問題として靴を履きますが

街の中、山、スポーツなどいろいろな場面によって構造や機能を変えなければなりません

靴を履く中身の足はどんな状況でも数多くの関節を駆使して

おさまりのいい形状になってくれるのです

 

いつも身体のデザインの機能性の高さには舌を巻くのですが

このデザインを考えた人と一度話をしてみたいと思うわけです

 

ただ私のホンネを言えば

これだけ数多くの関節があると

何らかの機能障害がおきたとき

どこに問題があるのか悩んでしまうことも少なくありません

よくあるパターンの問題だと楽なんですが

めったにないところに問題があったとき

いろいろ考えてしまいます

そんな時にこんな図を見ながら想像を膨らませる次第です

 

 

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