遺品整理
1月に母親の一周忌を終え少しずつ遺品整理をしています
急ぐ理由もないので衣類などを少しずつ処分していますが
タンスを整理していると新品の白いパンツが出てきました
私らが小学校時代にあったようなトレパンです
「トレパン」といえば今では幼児のオシメの次にはくようなものですが
50年くらい前は体育に授業はいまのようなジャージパンツではなく
白の綿パンをはいていました
伸縮性のあるニット素材は今ほど普及してなくて
メリヤスといって肌着に使われる程度でした
今の時代こんなパンツをはかれるのは飲食店では見かけますけど
あまり見なくなりました
動くのに伸縮性があった方がいいですから
機能性を考えればジャージパンツの方が有利です
新品なのにゴムが伸びきっていること自体
年代物である証左ともいえますが
生地が薄いのにしっかりしているので
仕事用として使うことにしました
ゴムを新しいものに替えて裾上げをすれば
白衣のパンツとしては素材感も同じですし
いわばセットアップみたいに着ることができます
なぜ母親のタンスにこんなトレパンが入っていたのかはわかりませんが
元々両親は私が生まれる前からの服屋でしたから
何があっても不思議はありません
使えるものは何でも使う
そんな気持ちで着用します
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