アイロン体操
昨日インピンジメント症候群についてお話しましたが
関節が詰まって棘上筋が挟まることで起きる症状なんですが
こういったケースには昔から痛みを和らげる体操というのがあります
その名も「アイロン体操」というのですが
正式にはゴットマン体操というのだそうですが
イメージ的にはアイロン体操の方がわかりやすい気もします
簡単に言えば肩甲骨と上腕骨が引っ張られスキマが小さくなったので
大昔のアイロンのように重たいものをもって
上腕骨を下に引っ張ってもらうことでスキマを広げるという体操です
適当な重さのものがなかったのでケトルベルを持ってますが
1㎏程の重りくらいでいいそうです
反対の手でテーブルなどにつかまり少し前傾姿勢になり
痛みが出ない範囲でおもりを持った手を軽く揺らします
小さなまるを描くように揺らすのですが
絶対に守らないといけないのは痛みが全くないことが条件です
痛いのに我慢してやると逆効果になって
後々痛みが激しくなる可能性が高くなります
あくまでも関節のスキマを広げるのが目的ですから
痛みがなくなるかもしくは軽減しないと意味がありません
インピジメント症候群にも石灰沈着などのインピンジメントもあり
こういった場合効果はないこともありますので
その人の状態によって効果は違います
何でもやればいいってもんでもなく
リスクを伴うものなので
やるときの慎重さは必要です
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