日常生活に活かす『スポーツ科学リテラシー』
アタックネットのブックレビューが掲載されました
こちらをご覧くださいませ
「リテラシー」っていつのころから一般化したのか知りませんが
いろんなところで目にするようになりました
リテラシーは英語の「literacy」からきており、意味は「読み書きの能力」をいうそうですが
「活用術」的な意味で用いられます
いろんなところで気安く「リテラシー」といわれますが
活用、応用というのは知識の上に相当な経験を積んでこそ得られる能力だと思います
都合よく本一冊を読んでリテラシーが得られるものでもないと思います
読む方は数時間で読める本でも
書く方は長年の研究と経験の蓄積があってのことで
読み手と書き手の「重み」に乖離があるように感じてなりません
本書を読んでも素人がわかりやすく読めるように工夫してあるので
比較的読みやすかったという印象ですが
決してその内容は軽いものではないと感じました
ご大層な言い方をすれば人が人として健全に生きるための指南書といってもいいかもしれません
我々が何気なしに生活の中での運動や食事など
それら一つ一つが生きる上で重要であることは何となくわかってはいるんですが
それが具体的にどういうことなのか
どういうつながりがあるのか
そういったことをわかりやすく解説している本です
その中でのスポーツの立ち位置も踏まえて興味深い内容でした
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