ピリオダイゼーションを考える
今月の特集は「ピリオダイゼーションを考える」
正直今回の特集は難しかったです
知らないワードがちょこちょこと登場するので
それを調べながら読んでいるとその前のワードを忘れていたり
年を取ると脳みその持久力が衰えているのがわかります
「ピリオダイゼーション」とは「試合に向けて、コンディションやパフォーマンスを最もよい状態に合わせるために、年間のトレーニングをいくつかの期間に分けて、それぞれのトレーニングの種類や量、強度を効率よく組み合わせ、実施すること」とありました
昔の「やればやるほど強くなる」という発想とは違います
量的に足りなくても多すぎてもマイナスになるということと
質的にどれくらいのことをどうやるかという問題も考えなければいけないという感じですかね?
何度か読み返したのは
筋肉を増やすメカニズムとして
トレーニングをすることでタンパク質を作るリボソームという工場が働くという点と
リボソームという工場を増やすという身体のメカニズムについての研究が書かれています
トレーニングをすれば筋肉を構成するタンパク質が作られ
筋肉が増えるというのは何となくわかってはいたんですが
トレーニングの方法次第で工場自体が増えるということは初めて知りました
石井直方先生は大昔私が筋肉の勉強をしているときに
科学的な観点からの解説をされているのに出会い
スポーツ医科学に興味を持ち始めたきっかけをくださった方
以来ずいぶん年数がたった今でも
石井先生の研究は興味深くて難しいというのが実感です
たまにこういう難しいものを読んで頭も鍛えないといけません
早速石井先生の本を注文しました(古い本ですけど)
連載コラム『身体言葉に学ぶ知恵』
今月のテーマは「血肉と化す」
いろんな本を読んで知識を増やすことは尊いことですが
それを実践できる、知識を活かして行動する
それはまた別次元の尊さだと思います
むかし私が入学した小学校には
二宮金次郎の像が廃棄されていたのを覚えています
この人こそが知識を現実に展開する達人だったようです
現代において再評価されるべき人物です
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