器用・不器用
ミシン針を買いました
ジーンズの裾上げをするための16号という太い針です
もう10年以上昔のことですが
両親が縫製工場を営んでおりましたので
本縫いとオーバーロックミシンだけは残っています
むかしはよく仕事に駆り出されたもので
子供のころから工業用のミシンを使ってました
ところがプロの目から見れば私の縫製は雑だと厳しい評価をされたものです
そんな私がこの仕事にはいって
修行中に師匠から「アンタは器用だ」と何度か言われたことがありました
私の人生の中で手が器用だと言われたのは初めてでした
そのおかげで20年以上この世界でメシを食ってこれたのかもしれません
さて購入したジーンズ用のミシン針
付け替えるところから目が怪しくて何度も失敗
縫ってみるとかなりブランクもあったせいか
ジーンズの裾が一直線になってません
久しぶりに自分自身が不器用であったことを思い出させる一幕でした
裾上げだけでもよそに持っていったら高くつきますからね
せめて整体だけは器用に施術したいものです
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