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2022/10/05

動きの前提

言わずもがなではありますが

植物と動物との違いは何といっても自ら動けること

人間も骨格や骨格筋を使って動作が可能

アスリートならずとも動きを強く・早くするためにトレーニングをします

トレーニングをされている方なら出力を上げるため

「動き」にかかわる筋肉を鍛えます

 

ところが意外に知られていないのは

「動く」以前に重要な前提条件があること

サッサと白状してしまえばそれは「安定性」です

例えば陸地で大きな動きができる人でも

池に浮かぶ小さな手漕ぎボートの上で派手な動作ができるかといえばそうではありません

地面に線を引いてその上を歩けといわれれば

多くの人は線の上をスタスタと難なく歩きますが

地上20mほどの高さにある平均台の上を歩けといわれれば

歩くどころかチャレンジさえできなくなるもの

 

これらの例は動作の能力の問題ではなく

その前提となる安定性が欠けるため普段の動作が困難になるということ

仮に落ちれば命を落とすような平均台に乗れたとしても

動くための筋肉は命令通り動いてくれません

身体が「不安定」だと認めたら動けないようにしてしまうのです

 

これらのことは私らの仕事にも大きな関わり合いがあります

人が動くときの要となる関節の安定性に問題があれば

筋肉の出力があがりません

騙し騙し動かしているうちに不安定な関節に炎症などの問題が生じたりすることもあります

その時に痛みは関節や動かすための筋肉に生じることが多いのですが

それを治めるためには痛みのある個所のアプローチをする前に

安定性を確保する役割の筋肉に問題がないか調べてみる必要があります

 

従来は痛みがあるところに視点が集まっていたのですが

近年動作解析が進むことでスタビライザイー(安定性を確保するもの)の役割がクローズアップされることで

アプローチの手順も変わりつつあります

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

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