まあちゃんの文芸評論・スポーツ論ノート
アタックネットのブックレビューが掲載されました
こちらをご覧くださいませ
ブックレビューはリンクの方からご覧いただきたいのですが
本書を読んでいて一番感銘を受けたのは
「青春とは人生のある期間ではなく心の持ち方を言う。年を重ねただけでは老いない。人生の理想を失うとき、初めて老いる」
という冒頭に引用されたサムエル・ウルマンの言葉
いまさら「青春」という言葉を口にするのもこっぱずかしいのですが
「人生の理想を失うとき、初めて老いる」
という言葉には全くその通りだと思います
「どうでもエエわ」と流されるように生きるようになったときが老いるとき
そう言い換えてもいいのではないでしょうか
自らの無力に打ちひしがれ向上心を失い
更なる成長が閉ざされ
座して死を待つのもあながち悪いことだとは思いません
むしろそれこそが自然なあり様なのかもしれません
しかし「青春」という言葉が持つ勢いがなくなったわけですから
ウルマンの言葉は正しいといえるでしょう
ま、そんなことどうでもエエわけでして
本書に潜む勢いみたいなものを感じたのでした
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