連動
まだまだ暑い日が続きますが
朝晩の気温は下がりつつあり
台風の影響もありましたが
雨天の日も増えることで気圧が低い日も頻繁に訪れ
体調を崩した方が毎日お見えになります
そういった方々に相も変わらず運動をオススメしております
古典落語に「葛根湯医者」という演目がありますが
どんな病気でも葛根湯を出す医者を揶揄した内容ではありますが
「身体の冷え」が万病のもとと考えるならば
身体を温める効果がある葛根湯を処方するのはあながち間違ってないんじゃないかと思います
薬に関しては門外漢なのであまり言うと恥をかきますのでやめておきますが
私が運動をオススメするのも血流をよくして
身体の冷えを解消する手段として捉えるならば
有効な手段の一つであることは間違いありません
もちろんケースバイケースですので何でもかんでも運動で治る
そんな極論を主張するものでもありません
しかし運動するためにはまず脳からの指令に始まり
筋肉が活動し、そこに酸素やエネルギーを供給するため
心臓が活発に動き心拍数を上げ血管を通じて普段より多い血流量が行き来します
そこからさらにエネルギーを補充するために消化器系が活発に動き
エネルギーを取り込みます
消化器系は副交感神経、心臓は交感神経の支配で動くことから
運動により自律神経系も活発に動きます
運動により生じた乳酸も肝臓が分解し
80%を再びエネルギーに変えます
運動により代謝量も増え脂肪を燃焼します
たぶん私にはこの程度しか思い浮かばないのですが
もっと様々な機能が活発になるのだと思います
運動という自分の意思でできる活動が
これだけの身体の機能を動かしエンジンをかけるというイメージを持てば
運動の効果もご理解いただけるかもしれません
運動は筋肉が伸び縮みするだけのことではなく
多くの機能が連動するものだと知っておいてください
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