現在のATの環境
今月の特集は「現在のATの環境」
アスレティックトレーナーという職業はアメリカと日本では異なる立場なんだそうです
アメリカではチームのスタッフとしてある程度確立された職業として存在するそうですが
日本では漠然としたイメージはあるものの
仕事の内容や権限というものが曖昧で
場合によってはチームの中でうまく機能しないケースもあるようです
特集記事ではありませんがATの年間報酬の日米差が掲載されてましたが
日本では100万円以下が最も多く決して恵まれた環境ではないのですが
アメリカでは平均年収は$61,998とかなりの差があります
選手・監督・コーチも不安定な立場ではありますが
やるべきことが明確なので責任や権限もある程度しっかりとしたものがありますが
ATに関しては昔に比べたらやるべきことが明確になりつつあるものの
まだまだ日本のスポーツ文化の中において
曖昧な立場にいることは否定できません
本特集ではどういった形で成すべき仕事を周りに認知してもらうかについて
貴重な意見が展開されています
私らの仕事でも共通したことですが
勉強して資格を取ったから食えるというものでもありません
むしろ周りに認められることなく埋没してしまう人の方が多いのではないでしょうか?
もっとも真実に近いのは「突出した力を持つ」ということですが
まさにシンプルかつ合理的な発想でしょう
誰にも真似できない仕事をすれば世の中から寄ってきます
そこまで自信を持てるほどの仕事をなさっているからこそ言える言葉ですが
みんな仲良くおまんまが食べられるというのは
イマドキ会社員の世界でも少なくなってきたように思います
まずそれが一番なんでしょう
驚いたのは「テーブルマナー」の必要性についてですが
これはアメリカ文化に言えることなんでしょうが
大切なのはテーブルマナーそのものではなく
周囲の人を含めた環境の中で独りよがりにならないということだと解釈しました
独自の世界を作ることはいいのですが
周りの理解が伴わないと相手にしてもらえないというパターンが待っているという金言なのでしょう
自分だけ「唯我独尊」と思って空回りするのはありがちなんでしょうね
気をつけないといけませんね
連載コラム『身体言葉に学ぶ知恵』
今回のテーマは「窮鼠猫を嚙む」
窮地に陥ったときにものをいうのが引き出しの多さ
上手く対応すればピンチがチャンスに変わるかもしれませんし
学びの場にすることも可能です
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