外側からのアプローチと内側からのアプローチ
施術中はその時に応じて様々な技法を用います
むかしは技法が主体の施術だったので
いくつかの技法のどれかで治すという感じでやってました
ところがなかなか一発で上手くいく技法というのもなくて
様々な技法の組み合わせで改善するという展開が主になってきました
技法でもマッサージ的なものになれば
主に身体の外部からのアプローチが多くなります
ポイントを刺激して身体の内側から効かせる場合もありますが
やはり外部からの有形力によるものが主体となります
どうしても身体の深部にまで刺激を伝達するには限界もありますので
内側に効かせるような技法を組み合わせることにより
外側からと内側からの両面にアプローチすることで
相乗効果を生み出すことは何度も経験しています
痛みという現象もその部分だけではなく
様々なところと関連することで
まったく違う場所に対してのアプローチが重要になります
その場合浅層か深層かにピタッと照準を当てることができれば
上手くいく確率が上がります
引き出しの多さと引き出しの中身の組み合わせが
手順の中に組み込まれることが
施術の質を上げることにつながります
同じ技を使っているにもかかわらず
結果がおおきく異なるのはそこの問題にどう向き合うのかが重要になってくると思います
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