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2022/07/25

抗重力

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筋肉は動作の時に働くもの

そういったイメージがありますが

意外に静止しているときにでも働く筋肉があります

それらは「抗重力筋」といって文字通り重力に抗う筋肉です

 

我々は生まれたときから重力を受けて育っているので

特に意識することなく生活をしていますが

体重というのは重力がかかっているからこそ重いのであって

気づかぬうちに体重を支えるという活動をしているのです

 

具体的には上の図に書かれたものが中心選手となりますが

私にとってはこれらの筋肉は

腰痛・膝痛など私の仕事で関係する症状の原因となるものばかりといっても過言ではありません

逆に言えばそれ以外の筋肉が傷みの原因となるケースは稀なんです

スポーツ選手にはありがちなんですが

一般人にとって痛みの原因となることはあまりなかったりもします

 

何年か前にWHOが腰痛などの原因は抗重力筋にあることを示唆していますが

20年ほど前とは腰痛などの障害の捉え方が変わりつつあります

 

仮に50㎏の体重の方が、その50㎏を重いと感じることはそんなにありませんが

別に50㎏のものを担いだりするとその重さはとんでもなく重たく感じます

要するに50㎏は本人が感じようと感じまいと重いのであって

黙ってその体重を支えている筋肉にとってはかなりの重労働になるということ

 

若い間はいいんです

高齢になって抗重力筋が50㎏の体重を支えきれなくなるほど弱ればどうなるか?

そうぞうすればわかると思いますが

歩くことも立ちあがることも困難になり

いつしか車椅子を利用するようになったり

寝たきりになることは皆さんもご存じだと思います

 

私が常に運動を推奨する大きな理由がここにあります

誰しもが高齢になり抗重力筋が弱ってきて

歩けなくなる可能性を秘めています

自分だけはそうならないと思ってらっしゃる方もいるでしょう

でもそれには相応の根拠が必要です

もし「なんとなく」でそう思っておられるなら

数十年後の答え合わせがありますので覚えておいていただきたいです

けっこうコワイお話でした

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

 

 

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