« バッハ:リュート編曲作品集 | トップページ | あなたの強さは、あなたの弱さから生まれる »

2022/06/13

全か無かの法則

こんな法則は耳なじみがないでしょうね

考えようによっては実に哲学的ともいえる法則なんですが

「全か無かの法則」は刺激の強さと反応の大きさに関する法則をいい

筋線維や神経線維に見られる現象で

刺激の強さがある限界閾値(いきち))以下では反応がなく、それ以上では刺激の強さに関係なくつねに最大の反応を示します

つまり刺激の強さが一定量(閾値)以上・以下でAll or Nothingの反応をします

 

具体的に言えば私が施術中身体を触っていて悪いと感じても

その刺激が閾値を超えなければ痛みは感じず

閾値を超えれば激しく痛むことになります

本人さんの感覚と私が触った感覚に乖離があっても

それは閾値を超えるか超えないの問題ということになります

 

たいていの場合痛みはある日突然やってきます

思い当たることがなかったとしても

体の中では刺激が閾値を超えた瞬間から痛み出しますが

それまでは何もないくらいに思ってらっしゃる方がほとんどです

 

身体にはこのような法則性があり

気が付かないうちに日に日に悪くなって

ある日突然痛み出すのはこのような法則があるからです

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

|

« バッハ:リュート編曲作品集 | トップページ | あなたの強さは、あなたの弱さから生まれる »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« バッハ:リュート編曲作品集 | トップページ | あなたの強さは、あなたの弱さから生まれる »