心身を整える
「健康管理」はアスリートのみならず誰もが気になるところ
最近では労働者の健康管理を担う産業医というポジションもあるそうです
企業でやる健康診断とは違い
労働衛生コンサルタントという肩書で労働者の健康維持を積極的に保全する仕事のようです
建前で言えば労働者は企業の財産ともいえる存在であると同時に
一個人としても人権を持つ一人の人間であり
健康で幸福な生活ができることが仕事にも反映されるわけですが
歴史的に見てもそこまで労働者の身心に気を配る企業もなく
ともすれば使い捨てみたいなスタンスの企業も少なからずありました
私も会社勤めをしていたころは
自分の身は自分で守らないと会社の言う通りにしてたら
どこかで破綻するくらいに身構えていました
でも心身ともに健全な状態でこそパフォーマンスが向上するという考え方が
導入され労働者の健全な生活保持を企業が積極的に関与するところも増えてきたようです
そういったニーズに沿って「健幸経営」の要素を検討する専門家が活躍されています
特集を読んで感じたのは栄養面であったり睡眠であったり
正直従来から言われ続けている事項ではあるんですが
大きなポイントとなるのは具体的に労務管理や個々のストレスなど
かなり具体性のある活動をなさっていることがわかります
教条主義的に「こういう栄養素が必要」とか「良い睡眠をとるには」といった
労働者個人と距離感のあるアドバイスではなく
人に密着した指導があるのは
同じようなことでも似て非なるものといった感じがしました
興味があり筆者の書籍を注文したのですが
レビューを見て見ると私が感じたことと同じ感想を述べられていました
表面的なガイドラインではなく実態に即した指導のようです
もっと踏み入ったところまで知りたいと思いポチりました
楽しみです
連載コラム『身体言葉に学ぶ知恵』
今回のテーマは「奥の手」
秘めたる必殺技は仕込みが命
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