「メンタル産業医」入門
ストレスチェック面接医のための「メンタル産業医」入門
月刊トレーニングジャーナルの特集でメンタル産業医というジャンルを知り興味を持ちました
もちろんこれは医師の仕事であり
私にはさほどつながりのない分野だともいえます
ただメンタル産業医に興味を持ったというよりも
仕事というものは人から既存の仕事を依頼される場合がほとんどでしょうが
稀に自ら新たな仕事をクリエイトすることで
創始者的な存在になる人もいます
むかし会社勤めをしているときに
できるやつは自分で仕事を生み出し
自らのポジションを作ると言われ
すごく感動したことがあります
医師といえども既存の仕事をこなす人もいれば
新たなジャンルを創設する人もいることを今回知ったわけです
それでどういう形でメンタル産業医という新たな分野を構築されるかに興味を持ち本書を購入
本書を読んで驚いたのはなんとなくメンタル産業医というポジションを作りだされたわけではなく
明確に心療科の仕事とは異なる
企業に勤める人に特化したひな形を作り
その目的も単に会社の従業員のメンタルを守るというところより
さらに進んで健全な従業員のメンタルを維持することで
企業自体のパフォーマンス向上を目的とすることで
単なる福利厚生ではなくwin winの関係で
企業自体にもたらされるメリットにまで踏み込むオリジナリティがあります
仕事ができる人の発想ってこういうところからも読み取れたりします
今後どういう形でメンタル産業医というジャンルが育っていくのか楽しみでもあります
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