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2022/04/11

前腕

この間の夜父親が手首が痛くて眠れないと大騒ぎ

何でも朝方に炊飯器の釜を持ち上げた瞬間痛み出したそうで

ずっと辛抱してたそうですが夜になって痛みが強くなったとアピール

 

施術そのものは1分ほどで終わりましたが

やってる最中も手首の痛みを私にアピールし続けてました

終わってもまだ言ってるので

「今現在痛みはあるか?」と尋ねると

「ない」とのこと

それでもなお一分前までの痛みを殊更にアピールするので

痛みがなくなったのならもういいでしょ?

とばかりに施術終了

 

痛みで興奮状態になっているところに

説明しても人の話を聞いていないので

翌朝痛みの理由とどうやって治したかを説明して一件落着

 

06

これは前腕部の筋肉を全部取っ払った様子です

橈骨と尺骨という前腕部の日本の骨の間に

骨間膜という膜があり

これが日本の骨の間隔をある程度保つ役割を果たしてくれますが

時として親指側にある橈骨が回外(外側に向かって回る動き)をして

間隔が広がることがあります

 

そうなると厄介なのは肘と手首の関節のポジショニングが変わります

「骨がズレる」といった方が想像しやすいかもしれません

つまり手のひら側にある骨と橈骨の位置関係が適正ではなくなることが痛みの原因になりえるわけです

私が父親に施したのは骨の位置関係を修復する作業をしたのです

 

そういうメカニズムを理解していると

手首だけではなく肘の痛みにもある程度対処はできます

もちろんスポーツなどで激しい動きを繰り返しやることによる慢性痛は

また違う次元のお話になりますので

何でもかんでも上手くいくわけではありませんが

前腕部の構造を理解することで

適切なアプローチも可能になるわけです

 

 

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