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2022/03/30

機材

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満開の桜です

毎年この風景を見て

毎年画像に収めるのですが

今のスマホで桜をとるのは2度目

 

それまでは前に使っていたスマホで撮影してましたが

カメラ性能もさほど高くなかったので

長らくコンデジを使ってました

 

今では当たり前になったスマホではありますが

ちょっと前まではガラケーで写していた人が多く

その前はコンデジを皆さんお持ちでした

 

その前はとなりますと

むかし懐かしいアナログのフィルムを入れるカメラ

 

被写体の桜は変わってなくても

写す機材の目まぐるしい変化には驚くばかりです

 

春がきて夏がきてその次には秋になり最後は冬

季節季節のこの流れは生まれてこの方一度も変わってませんが

生活環境の変化は驚くほど変わってしまいました

 

変化も慣れてしまえば当たり前となり

むかしからあったかのような錯覚すら覚えます

年を取り変化についていけなくなり

システムや道具が変わるたびにボヤくわけですが

あっと言う間に取り残されそうな焦りすらあります

 

10年後この桜を眺めているとき

何を持っていてどうやって記録に残すのか

想像するだけで楽しくもアリ怖くもアリといったところ

少なくとも出かけて桜を眺めるだけの余裕があっての話ではありますが

 

 

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2022/03/29

Emotet感染チェック

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最近話題のコンピューターウィルス?(マルウェア)のエモテット

ディフェンダ―があるから大丈夫と思ってたらそうでもないみたい

 

YouTube動画でチェックツールと駆除方法が紹介されてましたので

さっそくダウンロードして検査してみました

 

なんとかウチのパソコンはEmotetには感染していなかったようです

しかし定期的にチャックしておいた方がいいみたいなのでまだまだ安心はできないみたいです

 

20数年前初めてパソコンを買ったとき

ウィルスにも無防備で初めてウィルス対策ソフトをいれたとき

大量のウィルスにおかされていたのですが

以来対策は万全だったつもりでした

しかし敵もさるもの次々と新たなものが登場するようです

 

リアルの世界でコロナウィルスがにぎわい

ネットの世界でEmotetが流行りのようです

イヤですね

 

 

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2022/03/28

過ぎたるは猶及ばざるが如し

コロナウィルスが世界中に広がって早2年

終息するのかしないのか?

いまだに猛威を振るいます

 

現実に感染された方も何人もお目にかかり

テレビなんかで騒いでいる世界観とは違い

現実的な印象が強くなりました

 

不安というものは誰しもが持つものですが

人によってその度合いの違いを感じます

コワイというわりに対応がズサンな人も見かけますし

まったく気にしていない人もいるようです

利害関係があって世間にあまり騒いでほしくない人もいるでしょう

人それぞれいろんな事情があるので

私がとやかく言う筋合いではないのですが

ときおりその怖さに過剰反応して

行動も制限し精神的にも追い詰められているといった方もお見受けします

 

身を守るうえで不安というのも大事な心理的要素なんですが

過剰反応をすると違ったリスクを生んでしまうこともあります

それに気づかず視界にはコロナウィルスしか映っていないといった人もお見掛けします

それで体調を崩すのってどうなのかなと思ってしまいます

 

不安に感じることが悪いとは思いません

むしろ問題なのはそれ以外の不安要素が見えなくなってしまい

バランスの悪い生活を送ることでコロナ以外の不安要素が現実化するケースも何度か見てきました

 

「気にするな」と言ってるわけではありません

むしろ気にすべきことはひとつだけではないことを思い出していただきたいだけなんです

 

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という言葉

その実態はバランスを崩すことに問題があるのかもしれません

 

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2022/03/27

つくし

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土筆をいただきました

キレイにパックに詰められていたので

どこかで買ってきたもののようです

 

子供のころはフツウに生えていた土筆も

いつの間にか姿を見ることもなく

売り物になる時代

 

はかまをとってもさほど爪は黒くならず

アクも少なそうな感じです

 

毎年食べていた卵とじも

いつ以来のことか忘れてしまいました

世の中で当たり前だと思っていることも

長い年月でそうではなくなるというのはよくあること

 

むかし懐かしいものにならないように頑張らんとあきません

 

 

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2022/03/26

鯛の酒蒸し

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鯛の酒蒸しは好きでたまに作るんですけど

たいていフライパンで作ります

今回は新しい方法にチャレンジしました

 

ストウブ鍋を使ったんですが

作り方は変わりません

昆布を敷いて鯛をのせ

豆腐とシメジを入れたら

あとは水でお酒を注いで加熱するだけ

 

ストウブ鍋だと密閉性が高いので

沸騰して蒸気が出始めたら超弱火

7分間そのままで完成

 

器に盛りつけてぽん酢と柚子胡椒で味付け

自家製の三つ葉を乗せれば鮮やか

 

ふっくらした食感はストウブ鍋に軍配があがります

無水調理以外にも特性を活かしていろんな調理方法が楽しめそうです

 

 

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2022/03/24

思い込み

人の脳って一度こうだと思い込むと

それを覆すアップデートってなかなかできません

社会心理学で人は一度承認すると

以後の行動に対し一貫性を持たせるために

多少の間違いがあったとしても見て見ぬふりをしてなかったことにする

そういう思い込みの強さと覆すことの難しさを説く研究もあります

人って非合理的なことやそれによる不利益があったとしても

一度決めたことに対し頑固な一面を見せます

 

なるほどなと感じるのは

その人にある症状が治らないものだと思い込むと

なかなかそれを覆すことができません

時間薬で自然に治ってしまうケースだとそれも問題ありませんが

治るために生活習慣を改善することや

考え方を改めることが必要な場合

こういった心理学的な法則性を痛感せざるを得ません

 

専門家の意見も聞いて納得はしても

心の底から納得して思い込みを覆すことは容易ではありません

話は聞いて理解しても信じていないわけですから

結果的に同じ生活を繰り返すだけでいたずらに時間が経過し

「治らない」という現実に「やっぱりな」となるわけです

 

まあ、長期戦が予想される場合

あせらず時間をかけて一つずつ現れる結果を基に

信頼関係を積み重ねることしかできないのですが

それだけの月日をいただけない場合がほとんどなので

人の思い込みの難しさを感じずにはいられません

 

私が使っているスマホは電源ボタンを押してから

指紋認証をすることでホーム画面が現れると思い込んでいました

ところが最近になって電源ボタンを押さずとも

指紋認証だけでホーム画面が開くことを知りました

 

こりゃ便利だと思ったのですが

一度染みついたクセは治りません

無意識に電源ボタンを押して指紋認証をする

今までと変わらない2アクションをやってしまいます

社会心理学のそれとは次元の違うお話ではあるんですが

意識・無意識のアップデートの難しさを思い知りました

 

 

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2022/03/23

シナモン

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最近はまっているのがシナモン

フライパンで作ったバタートーストにはちみつをかけて

シナモンパウダーを振りかけて食べるのが大好き

 

あとコーヒーや紅茶に振りかけて飲んだりすることも増えました

むかし紅茶の収集が趣味だったころ

シナモンスティックを使ってましたが

どうも年を取ると横着になり

面倒なスティックよりもパウダーの方が楽

 

きっとこだわりの方向が香りや雰囲気よりも

健康志向になったんだろうと思います

これも年を取った証拠

 

シナモンに含まれるシンナムアルデヒドが

動脈硬化や糖尿病合併症など生活習慣病の進行を遅らせる効果があり

芳香性健胃薬としての作用もあると聞けば

試したくなるのが人情ってもんです

 

元々若いときから香りが好きだったので

抵抗もなかったので試しています

 

 

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2022/03/22

Coming Soon

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このごろ忙しくて余裕がありませんでした

そのほとんどが雑務だったんですが

マルチタスクを続けると脳のメモリーが不足気味

 

ここにきて少し落ち着いたらこういうのが目に入りました

毎年見ている風景ではありますが

それさえも見えない日が続いていたわけです

視界には入っているんですが

脳はその時に必要な情報だけを分別し

さほど必要ではない情報は見えていなかったかのように処理します

「物忘れ」とはまた違う

オートマティックで行われる重要な機能ともいえます

 

開きかけた桜のつぼみを見て

あらためて春を実感します

桜を見て次に考えたのはショウガの植え付け

毎年桜の開花と同時に種生姜を植え栽培がスタート

さっそく家に帰って去年収穫した生姜の中から

種生姜の選別をしました

あとはプランターに植えるだけ

 

何十回も春を経験しているのですが

この季節の特別な感じは私だけではないはずです

無意味に何かいいことがありそうなそんな雰囲気が好きだったりします

 

 

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2022/03/21

カギは横隔膜にあり

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こんなタイトルの健康本がどこかにあるかもしれませんが

私が施術をするときに数か所のキーポイントを持っていて

痛みのある場所とは違うところで

痛みが発生するに至るプロセスにおいて

大きな関わり合いを持つ部位をチェックします

 

まあ、その一つが横隔膜ということなんです

一元論的な発想だと「ココさえ緩めれば」となるかもしれませんが

そんなに単純なものであれば素人でも治せるかもしれません

 

言っときますけど横隔膜さえ緩めればなんとかなるということではなく

痛いところを緩和しても横隔膜の緊張を放置すると

近い将来痛みがぶり返す確率は上がるという発想です

 

個々の事例については機会を改めてお話したいと思いますが

横隔膜は腰痛・内臓機能の低下・寝違い・頭痛など

様々な症状に一枚かんでいることがあります

 

私は毎日多くの方の横隔膜を触っていますが

それだけでも身体に変化がもたらされます

クラニオワークに横隔膜リリースという技法がありますが

私が頻繁に用いるこの技は様々なケースで活躍します

 

先日も私が溺愛する初孫がシャックリをしていたので

抱きながら横隔膜リリースをしてみるとものの数分でシャックリがとまりました

まさかCSTを生み出したアプレジャー博士も

赤ん坊のシャックリを止めるためにこの技法が用いられたと聞いたら

ビックリしてシャックリがしてしまうかもしれませんね

 

 

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2022/03/20

Handmade

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Handmade インディ・ザーラ

Youtubeを見ていて気に入りCDを購入

こういう民族音楽的な土のにおいがしそうな音楽って好きです

古そうなアルバムのイメージですがリリースは2010年

モロッコ出身だそうですが特にその地方の音楽というわけではないみたいです

でも初めて聞いてみて懐かしい感じがしました

 

 

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2022/03/19

白菜と豚肉のミリフィーユ煮

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ストウブ鍋に適当に肉や野菜を入れて煮込む料理をよく作りますが

今回はその残り汁の中で白菜と豚肉のミルフィーユ煮を作りました

味付けは例によって小さじ一杯の塩だけ

味はシンプルなんですが野菜の水分と肉の脂が味を出します

きっとこの調理が一番美味いと思います

 

 

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2022/03/16

影響

いっきに暖かくなりました

厚手の防寒着も不要で日中は日差しも強いです

さほど体調不良というほどでもありませんが

頭がボーっとすることもしばしば

血圧を測ってみるとここのところ10くらいは上がっています

 

なんやかんやいっても気温の上昇に寄る影響を多少は受けているようです

もちろん影響が強い人が多いからこそ

ここのところ電話がよく鳴るわけです

 

心地よい春の日差しだからこそ嬉しいのですが

気が付かないうちに体調を損なう人もいるわけです

 

 

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2022/03/15

競技ごとのトレーニング選択

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月刊トレーニングジャーナル4月号

今月の特集は「競技ごとのトレーニング選択」

「細分化された」このワードが近年のトレーニングの特色かもしれません

競技によるトレーニングの違いはもちろんのこと

さらに細かい目的を設定しそれに合うトレーニングを選択するのが一般的になりつつあります

 

本特集で興味を持ったのが高齢者のトレーニングについて

トレーニングはアスリートがやるものというイメージがありますが

高齢者が生活の質を維持・向上目的で行うトレーニングもあります

私自身そういうケースにかかわる機会が多いので

具体的な目標の立て方や実践については興味深く拝見しました

 

専門家の存在意義は目的設定とそれに対する方法論の提示だと思います

近年高齢者もQOLの向上のため運動をされる方も増えつつありますが

取り組み方により結果の違いを感じることができれば

さらに意欲がわくだろうと思います

 

 

連載コラム『身体言葉に学ぶ知恵』

今月のテーマは「手練れ」

何事をやるにしても熟練という域まで行きたいものです

「名人」とまでは行かなくても上達を感じながらでないと

やる気もおきず投げ出してしまいます

しかし努力の量がスキルの向上に比例するわけではなく

法則性があるみたいです

 

 

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2022/03/14

窓を開けて

昨日の大阪の最高気温は22℃

この間まで暖房フル回転だったのが嘘のような陽気

ここ2~3日でいっきに気温が上昇したので

予想通り電話がよくなります

毎年のことなのでこちらとしては当たり前のようになってはいますが

急に腰が痛くなる人にとって当たり前ということはありません

運の悪い人が増えるという感覚が正しいのかもしれません

 

ずっと締め切っていた窓を開けてみると

今までとは全く違う風が入ってきて心地よい感覚です

そのうちまた寒さが戻るんでしょうが

暖かすぎる春の風がホッとした気持ちに変えてくれます

 

 

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2022/03/13

無題

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ストウブ鍋を購入して1年ほどになりますが

調理の仕方がずいぶん変わったように思えます

 

今回はストウブ鍋にチー油を入れ

タマネギ2個・ニンジン1本・鶏モモ肉をそのままで2枚

シメジを2パック詰め込んだら鍋は山盛り

ニンニクのたまり漬けと刻みショウガを隙間にツッコミ

長崎の塩小さじ一杯ふって料理開始

 

中火で水蒸気が出るまで加熱して

焦げないように鍋底をしゃもじで返して

あとは超弱火で50分

火を消してからは余熱でじっくり火を入れて完成

 

思い付きで作ったのでレシピの名前すらありません

小さじ一杯の塩を入れましたが

塩分よりも野菜の水分の甘みで食べるので

全体の味としてかなり薄め

そのクセ濃厚な味わいは無水調理の真骨頂

 

塩分は少なめにしておいて食べるときに不足があれば

そのタイミングで調味料をいれ再加熱するのもアリなんで

失敗はよほどでない限り起こりません

水臭いと感じる程度の方が食材の旨味が引き立ちます

 

切らずに入れた鶏肉もお箸で切れるほど柔らかでした

 

 

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2022/03/12

時代

この間銀行にいきました

たまに銀行を訪れる機会くらいはあるのですが

CD機ではなく受付窓口に行こうとすると

「ご予約はお取りですか?」と尋ねられました

どうやらコロナ対策として大勢が集まるのを避けて

予約することで混雑回避しようということのようです

 

幸いなことにあまり待つことなく手続きをしたのですが

それも伝票を書いてではなくスマホに銀行のアプリをいれて

その操作方法を教わり結局窓口まで行って自分で作業をしました

 

先月確定申告したときも初めてフェリカを使ってマイナンバーを読み取り

そこから作業が始まりました

 

健康保険の情報もマイナンバーカードを利用して

スマホ上から確認することができるようです

ワクチンの接種証明もスマホアプリで所得しました

 

慣れていないうちは便利なのか不便なのかわかりませんが

むかしは銀行預金を下ろすときは通帳とハンコを持っていって伝票に記載しての手続きだったものですが

今やキャッシュカードが便利なのは慣れたからこそ言える話

父親はいまだにキャッシュカードの使い方もわからず難しいといいますが

子供らの世代から見たら私らも同じようなものかもしれません

 

利便性を享受するためにはある程度時代についていかないといけません

区役所に行かないと取れない証明書も

マイナンバーカードを使えば最寄りのコンビニでとれる時代

銀行に行って改めて時代が動いているのを実感したわけです

 

「怖い」という声もよく聞きますが

明治のころは機関車も怖かったでしょうし

カメラも怖かったのでしょう

何が怖いのかといえば「わからない」ということが不安を生むのだと思います

 

もちろん使い方を間違えば

包丁でさえ犯罪に使えるわけですから

問題は道具よりも人間にあるのかもしれません

 

 

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2022/03/11

腰痛は歩けば治る?

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腰痛で悩む人にいつも言うのはウォーキングの効果

人によって状況が違うのは当然としても

多くの人にある程度の効果をもたらすのはウォーキングだと申しあげています

ただその効果というのは即効性はなく

3年から5年という長期的なスパンで考えています

 

今、痛い人に3年後といっても理解を得られないのは当然ですし

痛くて歩くことができない人もいるのが現実

「腰痛が治りますか?」と聞かれ「3年後です」なんて答えたら

「ハァ~~」となるのがフツウです

 

でも我々の存在価値はそういう人の「今の痛み」を緩和することにあり

施術を受けて痛みが取れたりいくらか楽になった次の段階で

歩くことをお勧めしているのです

その理由は仮に上手くいって痛みが取れても

高い確率でまた同じようなことが起こることが予測できるからです

人によってその期間が1週間かもしれませんし2年後かもしれないだけで

どこかで痛みが再発する可能性は高いと言えます

 

それともう一つの疑問点は

痛むのは腰だからそれらの筋肉を鍛えた方がいいのではないかということです

確かに腰痛を惹き起こす筋肉はだいたい決まってはいますが

そこだけが改善しても痛みが出るに至るプロセスを無視して

腰回りだけを動かしても万全とはいえません

 

というのは腰回りの筋肉が固まって腰痛になる前の段階で

足の筋肉やお尻の筋肉がかなり緊張して

その負担が腰周辺に次の緊張を生じるからです

 

腰痛の時の施術で私は腰よりも

足やお尻の筋肉に時間を割いてから

腰にアプローチするようにしています

その理由についてはここで本音を書くといろいろお叱りを頂戴したり炎上するかもしれないので

本音を聞いてみたい方は実際に施術をしながらお聞かせするようにしています

 

私の考えとしては痛みが取れただけでは十分ではなく

数年後に再発しないように準備しておくことの必要性から

歩くことをお勧めしているのです

もちろん年齢や筋力には個人差がありますので

絶対に腰痛にならないというわけではなくて

10回痛くなるところを3回程度に減らすことはできるんじゃないかと思います

 

オステオパシー創設者A.T.スティルは「身体は一つのユニットである」と説きます

「腰が痛いのに何で足?」

そういう疑問ももっともなところではありますが

全部つながっていて相互に関係すると考えるならば

そんなに不自然なことではないと思います

 

 

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2022/03/10

腰痛ベルトと腹横筋

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腰痛ベルトを装着されている方をよくお見受けします

腰が痛いんだから当たり前みたいなもんですけど

皆言われるのはベルトを着用すると痛みが緩和するということ

 

こういう現象は使っている人は実感されるのですが

なぜこういったベルトで痛みがマシになるかという疑問が残ります

 

この理屈は車や自転車のタイヤに似ています

タイヤというのはその中に空気をたくさん詰め込み

空気圧でその形状と弾力性を維持します

ところが空気圧が低下するとタイヤはペコペコになり

走行中の安定性を失います

このようなイメージをお腹の中に当てはめれば

お腹の中には空洞がありそこに空気が詰まっているわけですが

それを締め付けるのは腹横筋などの腹筋群です

これらに筋力でお腹を締め付けると空気圧が上がり

お腹は安定します

後ろの方に背骨があり体を支えるわけですが

すべての重量を支えるのではなく

空気がパンパンに詰まったお腹と背骨で役割分担をします

 

ところがこういった腹筋群の力が弱くなると

腹圧は下がりお腹の中は不安定な状態になります

そうすると背骨が身体を支える負担の割合が増加します

それが腰痛になっていくプロセスといえます

 

下がった腹圧を上げるために腰痛ベルトで締め付け

腹圧をあげることで背骨にかかる負担を軽減できるというメリットがあり

腰痛の人はベルトをされるわけです

 

ところが問題があって

本来腹圧を維持する役割は腹筋群が担当するのですが

筋力が低下したうえに腰痛ベルトがその役割を肩代わりすれば

甘やかされた腹横筋らは働く機会を失い

さらに筋力低下を招き

腰痛を悪化させるというリスクも含んでいます

 

医師によっては3ヵ月くらいまでと言われるのですが

腰痛ベルトのリスクを知らずに長期的に使用される方も少なくありません

きちんとした情報も与えられず

装着していると楽になる腰痛ベルトに頼るのもわからないではありません

 

どんないい薬でも用法用量を守るのは大原則

これは腰痛ベルトも同じことです

 

 

 

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2022/03/09

目利き力

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目利き力 藤巻幸大

かつて私も働いていた百貨店業界

様々なポストがある中で花形といえるかもしれません

小売り業界においてどんな商品を取りそろえているかで

お店の売り上げは変わります

 

外部の人にとってブランド物を仕入れておいとけばいいと考えるかもしれませんが

どういうブランドのどういう商品を置くかで店のコンセプトも変わってきますし

「流行」というものがある以上世の中の状況をいち早く察知して

他人よりも先に提供しないとダメ

筆者は有名なカリスマバイヤー

「商品を見る眼」とは具体的にどんなことか?

流行に乗るのは消費者ですが

ムーブメントを起こす戦略を持たないと大変なことになります

かつて私も多くのバイヤーを見てきましたが

トップまで登り詰めた方もいましたし

メーカーの接待攻勢にどっぷりつかり

最後左遷された人も見てきました

 

具体的にその職種の人にかかわってきただけに

本書に書かれたことの重みは感じます

明らかに出世したサラリーマンの役職の一つという発想では務まらない職務

「目利き力」は人間力

物に対する目利きではなくそれを作った人、それを買った人

いろんな人が見えて買ったあとの生活まで見えていないと務まらないお仕事のようです

 

 

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2022/03/08

22年目

うっかり忘れてましたが

6日の日曜はオープン記念日でした

事情でお休みをいただいてたので実感はまったくなかったのですが

もう長いことこの仕事をやってるわけです

 

一つの目標として20年間続けることができ

今度はもう20年ほど続けられたらと思ってます

齢80まで働けるかどうかは今後の努力にかかってきますが

新たな気持ちでこの先も仕事をしていきたいと思います

 

 

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2022/03/07

記憶する体

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記憶する体 伊藤亜紗

妹から貸してもらった本です

まさか妹がこんな本を読んでいることに驚きました

本書は11人の障害を持つ人のエピソードが中心となり

それぞれの条件下で身体や脳がどう順応するかを

物語形式で書かれています

 

しかし単なるドキュメンタリーではなく

科学的な知見も踏まえての記述に

奥行きの深さを感じました

 

正直、身体障害というものを紋切型で見がちではありますが

それは個々の状況や状態を知らないから

本書に気づかされる驚きは一人一人の物語に身体の個性があるからだろうと思います

 

目が見えないのにメモを取る

聴こえないのに音をイメージする

なくなった足の指に力を入れる

普遍性のある身体感覚ではありませんが

それはその人だけが会得した身体の知恵とでも表現すべきなのでしょうか?

 

おそらく障害というものを通してのストーリーだから

逆にわかりやすいのかもしれませんが

たぶんすべての人の身体感覚がその人固有のものだということを示唆しているように思えます

それは自分の身体感覚を他の人に当てはめることの危うさも

本書の隠れたテーマなのかもしれません

 

 

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2022/03/06

POST

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POST ビヨーク

CDを買ったのは久しぶり

注文していた本をとりにいったとき

たまたま見かけた中古CD

 

ビヨークは2作持ってますが

いずれも個性的で自由自在な印象がありました

さほど悩むことなく購入

 

去年CDレシーバーが壊れて

CDのみならず音楽を聴く環境が一変したので

CDを聞く機会自体が激減したのですが

面倒なのでPCからBluetoothスピーカーに飛ばして聴きました

 

期待にたがわず自由奔放な印象

どのアルバムもコンセプトが異なるので

つかみどころのないアーティストみたいな感じもありますが

何をやっても魅力的なのでけっこうワクワク感があります

 

 

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2022/03/04

ストレッチローラー

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ブラ下がり健康器と同じショップで見つけたこのアイテム

ストレッチローラーとか筋膜ローラーなど

使い方によって様々な名称があるようです

 

これも安かったので一緒に購入

筋膜ローラーという名の通り

使い方によっては筋膜の癒着やコリなどもとることは可能でしょう

ただ世間一般でマッサージと呼ばれる手技も

広い意味で言えば筋膜リリースとしての効果は十分にあります

 

私個人の考えとしては2000年ごろから筋膜が注目され

筋膜リリースやロルフィングなどのテクニックが流行り

「筋肉をほぐす」という発想から「筋膜リリース」に考え方が変わったように見ております

しかしそれらはまったく異なる考えではなく

重なる部分も多く筋肉をほぐすとかストレッチをかけるとかいうメソッドも

広義に筋膜リリースだと捉えています

 

だからこういった器具で筋膜リリースも可能だと考えますが

逆にすべての筋膜をリリースできることはないと思います

またマッサージテクニックも筋膜リリースも

下手にやると組織の損傷も起こりうるので

それはそこやっぱりデリケートさは必要になりそうです

 

私がこれを買った最大の目的は

下腿に冷えを解消するため

身体が弱っているのでしょう

最近足の冷えに悩まされています

今までだったら筋トレなどで血流がよくなると

冷えるなんてことはなかったのですが

今は何をやっても足が冷えています

仕事で聞いた訴えで夜中に足が冷えて眠れないということが

実際に私に身体にもおきています

 

ま、とりあえず自分でできそうなことはひと通りやってみるというのが私のモットーでもありますので

これを使ってふくらはぎをゴリゴリ

やってみれば幾分楽になります

長時間は持たないのですが

長期的にやってみたら体質改善ができるかもしれません

 

 

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2022/03/03

ブラ下がり健康器

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ずっと欲しかったブラ下がり健康器

15年くらい前に欲しくて買いに行ったのですが

思ったより下が大きく置き場所がなくて断念

それでも数ある健康器具の中でもっとも効果を感じて

ずっと狙ってたのです

 

年末に楽天のポケットwi-fiを買ったら

5,000ポイントもらったのでそれを使ってゲット

1円のポケットwi-fiで長年欲しかったブラ下がり健康器をいただいた形で

楽天には申し訳ないくらいです

 

玄関口の観葉植物をツメツメにおいて

無理やり設置しました

ぶら下がってみると想像通りキツかったです

1分が限界みたいです

 

生まれてこの方重力に押さえつけられ

背骨だけでなく多くの関節が圧迫され続けてきました

身長も20代のころと比べるとそこそこ縮んでました

私らくらいの年代になれば2人に1人くらい椎間板ヘルニアになっているという知られざる現実

高齢になって起きる関節の痛みは関節内の圧迫が大きな原因の一つ

痛み出してからではなかなか治らないことは

こういう仕事をやっているからこそわかるわけで

一番いいのは痛みが出る前に関節内の圧力を軽減する習慣がつけば

快適に過ごせる可能性が高くなると考えています

 

多くの方は痛くないフツウの状態を当たり前のこととして

さほど気に留めてはいませんが

痛くなってから大騒ぎで腰痛館に来られるのです

しかし長年の運動不足で筋力が低下し

自分の体重を支えることができなくなり

痛みが出るものです

 

筋力を維持し関節内の圧力を軽減できれば

そういったリスクもいくらかはマシになるだろうと思います

とはいえ還暦を過ぎた今

自分自身で体力の衰えは痛感してます

今までなかった身体の異変をここ数年味わっています

取り返しのつかない事態になる前に

肉体改造に取り組むつもりです

 

楽天ポイントでゲットしたのはブラ下がり健康器だけではありません

それはまた後日…

 

 

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2022/03/02

スポーツと鍼灸

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日本においてはスポーツ界と鍼灸のつながりは深いようです

かくいう私も元々は鍼灸師にあこがれてたんですが

大人の事情でオステオパシーをやってます

 

子供のころお向かいの家が鍼灸院でして

そこの先生が今も地元では伝説の鍼灸師で

早くにお亡くなりになられたんですが

後に私が開業したとき奥様から

かつては今の明治国際医療大学の校長をなさってたことを聞かされました

明治時代からの歴史のある鍼灸学校だっただけに

そこを退任されて隠居仕事みたいにされてたわけですが

今から考えれば日本屈指の鍼灸師の鍼を受けてたんですから

これほど貴重な体験はないといえます

 

よく「鍼はどうなんですか?」とご質問をいただきますが

私の体験から言えば上手い人にみてもらえればすごくいい

それが答えとなります

 

本特集でも「特別なものではなく、伝達可能な技術」といわれています

確かにそれはその通りで再現性のある治療ではありますが

そこはそれ、最高級の技術を受けた経験から申し上げると

やっぱり知識・経験・技術力といった部分では

レベルの差はあるものだと確信しています

 

ただし私らのような存在は

一定レベルの教育を受けていないので

いろんな人がいるのも事実

そういう点においてはきちっとした伝達がシステムとして存在するのは信頼に足りると思います

 

本特集を読んでいるとお二方とも

研鑽を積まれ常に高い問題意識をもってお仕事をされているのがわかります

立場は違いますがやっぱり行きつくのはそういうところだと確信した次第です

 

 

「和太鼓の先生になった私が感じてきたこと」も興味深く読ませていただきました

ボランティア活動を通じて和太鼓の演奏を生で拝見したことがありますが

やはりプロの身体の使い方は流れるようで

一見力感がなさそうに見えて迫力のある音を出されます

ほとんどスポーツの身体の動きに通じるものを感じました

初心者から上級者になるまでのプロセスはアスリートのそれと同じなんですね

 

 

 

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2022/03/01

コンパートメント症候群

前腕部や下腿部では多くの筋肉が走行しますが

いくつかの筋ごとに,骨,筋膜,筋間中隔などに囲まれ

区画(コンパートメント)を形成しています

打撲などの外傷が原因でこれらのコンパートメント内で

圧力が上がりすぎることが原因で筋肉,血管,神経が圧迫され

痺れなどの障害が起きひどい場合は壊死することもあります

コンパートメント症候群と呼ばれる障害です

 

その多くは打撲や骨折などの外傷が原因で内圧が上がることにより起こるのですが

ジャンプやランニングなどで起こることもあります

スポーツ選手が下腿に慢性的なコンパートメント症候群が起きるケースもあり

アスリートが疲労をため込むことのリスクも考えておかなければいけません

大腿部に比べるとコンパートメントの狭さも部位の特性としてあるそうです

 

幸か不幸かコンパートメント症候群の方にかかわったことがありませんので

私の場合一つの情報として知っている程度ではありますが

下腿部の疲労というのはスポーツ選手なら当たり前のようにあります

それにより様々な障害も起こりますが

慢性的な障害としてこのようなものも視野に入れておくべきです

 

たまたま施術中にそういう話題が出たもんで

久々にコンパートメント症候群を思い出し

調べなおしてみました

 

 

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