コンパートメント症候群
前腕部や下腿部では多くの筋肉が走行しますが
いくつかの筋ごとに,骨,筋膜,筋間中隔などに囲まれ
区画(コンパートメント)を形成しています
打撲などの外傷が原因でこれらのコンパートメント内で
圧力が上がりすぎることが原因で筋肉,血管,神経が圧迫され
痺れなどの障害が起きひどい場合は壊死することもあります
コンパートメント症候群と呼ばれる障害です
その多くは打撲や骨折などの外傷が原因で内圧が上がることにより起こるのですが
ジャンプやランニングなどで起こることもあります
スポーツ選手が下腿に慢性的なコンパートメント症候群が起きるケースもあり
アスリートが疲労をため込むことのリスクも考えておかなければいけません
大腿部に比べるとコンパートメントの狭さも部位の特性としてあるそうです
幸か不幸かコンパートメント症候群の方にかかわったことがありませんので
私の場合一つの情報として知っている程度ではありますが
下腿部の疲労というのはスポーツ選手なら当たり前のようにあります
それにより様々な障害も起こりますが
慢性的な障害としてこのようなものも視野に入れておくべきです
たまたま施術中にそういう話題が出たもんで
久々にコンパートメント症候群を思い出し
調べなおしてみました
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