身体が硬いと腰痛になる?
一昨日ヨガに行ってきました
なんやかんやで習い始めて11年ほどになります
そのわりにまだまだ身体は硬いのですが
それでもむかし腰痛で悩まされていたころとは全然違います
正直言うとこれくらいのレベルでいいとさえ思っているわけなんで
特段頑張っているわけではありません
目的は普段の生活がフツウにできればいいというくらいですから
適度な柔軟性を維持するのが一番の目的なわけです
二十数年前ひどい腰痛に悩まされていたころ
前屈しても指先は膝と足首の真ん中くらいまでしか行きませんでした
これは確信してるんですが
股関節の硬さは腰痛に直結すると考えています
(画像:アナトミー・トレイン)
上の図は筋膜の連続性の一部を記したものです
ここでポイントとなるのは太腿の裏の筋肉(ハムストリング)は
仙結節靱帯を介して脊柱起立筋と連続しています
脊柱起立筋は骨盤から後頭骨に付着する筋肉群ですが
ハムストリングが硬くなり縮んでしまうと
その緊張は脊柱起立筋にまで及ぶというわけ
脊柱起立筋の緊張は背骨を圧迫することになり
これが腰痛の大きな原因の一つとなります
つまりハムストリングが硬いと脊柱起立筋が硬くなり
腰痛を誘発することになります
かつて私がまともに前屈できなかったことが
脊柱起立筋の筋拘縮を惹起し腰痛となったわけです
それがわかったからこそヨガだけではなく
様々な運動をすることでハムストリングを柔らかくした結果
腰痛のない快適な日々を送っています
しかし腰痛がない今でも左と比べると右のハムストリングはいまだに硬く
かつての腰痛の名残が20年以上たった今でも残っているのです
ただ腰痛が出なくて快適な生活ができればそれ以上の柔軟性はさほど必要でもないわけです
ちなみに体操選手などのような股関節の柔らかさは
かえって骨盤が非安定になり
真逆の腰痛を惹き起こすこともあるので
柔軟性そのものを目的にすることは必ずしも必要ではないと考え
そこそこの柔軟性で満足しているわけです
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