二番手 三番手
腰痛館の来院者で見られる機能障害の原因は
たいてい身体の使わなさすぎ
お仕事や家事などで忙しく飛び回っておられる方でも
身体を大きく動かすことはなさってません
その蓄積が使っているところと使っていないところのアンバランスは
身体の機能に大きく影響を与えます
その結果痛みが発生し腰痛館にお越しになられて
お話を伺っているともっとも痛い部分をアピールされます
しかし身体機能のアンバランスは一ヵ所だけに起きることなく
たいていの場合全く違う他のところにも問題は見つかります
しかし人体の不思議とでもいうべきなんでしょうか?
痛みを感じるところはたいてい一ヵ所かせいぜい二か所
私が身体を触って感じる問題点の数と
本人さんが認識しておられる問題点の数はあまり一致しません
私の勝手な解釈では悪い部分全部痛かったら辛すぎるので
もっとも悪いところだけ痛みというシグナルで教えているんだと考えています
(もっとまともな理由があればぜひ教えてください)
で、ご本人が痛いと言われる場所をなんとかすると
いずれ次に悪いところが痛み出します
10分程度でそうなる人もいれば1日・1週間と日にちをまたぐ人もいます
結果的にどうせやるんならややこしそうなところは全部アプローチしておいた方がいいと思って
どんな場合でも全身に施術をします
「ゴキブリが1匹いたら実際には60匹いるように、1か所痛かったら悪いところはたくさんある」
いつもこのように申し上げております
私として理想的なのは一つ一つ痛みを感じて苦しまれるより
本人さんが気づかないうちに闇から闇に葬るべきだと思います
その方が間違いなくお互いが幸せになれると思うんですよ
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