長い目で見ると
腰痛館のお隣も更地から新しいお家の建築が始まっています
土台が完成し材木が運ばれていたかと思うと
一週間ほどで3階建ての形が出来上がってきました
最近の住宅建築は早いですね
聞けば工場で材木などの寸法が整ったものが作られ
現場に運ばれてきてからは組み立てるだけ
下準備ができているから現場での時短が可能なんだそうです
お隣もいいお家が三軒建ちそうです
この間来られた方が大工さんで同じような話をしてたんですが
こういう建築様式は時間もコストも少なくて済むそうですが
現場で作業を進める際に熟練の職人さんなら気づくであろう
何年か後の問題点もそのまま素通りされるので
たまに何十年後かに少しずつ材木が伸びたり縮んだりすることで
窓の開閉ができなくなることあるとおっしゃってました
(これはあくまでお隣とは無関係のお話ですよ)
私がむかし働いていたスーツメーカーでも
英国のタータンチェックなんかは
生地を織ってから何年か寝かせて製品を作るから
コストが高いんだというお話を聞きました
逆にトレンドが命のイタリア系スーツは
トレンドの生地をすぐに仕立てるから流行の洋服ができるんだそうです
もちろんメーカーやブランドのコンセプトがあるので
あくまでも一般論といったところでしょう
時間とコストはとても大切な価値です
これは疑う余地はないでしょう
しかし価値はそれだけとは限らず
10年先20年先の価値というのも忘れてはいけないものだと思います
人の身体も100年前後使うもの
いずれそうなることは間違いなさそうです
その時までの価値を高めるには
時間をかけた計画的な身体の作り方が必要です
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