寝違え
テレビを見なくなってプロ野球中継もほとんど見なくなりました
(オリ・パラも一切見てません)
そんな中先日通算100勝をあげた阪神・西勇輝投手が
寝違いで登録抹消されました
ちょっと前には一軍昇格間近のマルテ選手も寝違いで
二軍戦を欠場してました
「寝違え」にはけっこう因縁があって
開業以来何年間は寝違いを治したことがなくてずいぶん悩んでました
修業時代には頸椎7番の矯正をしたら治ると聞いてましたが
これが何度やってもダメ
整形外科のHPなんかを見ても寝違いが起きるメカニズムは書かれているものの
具体的な治療法に関しては時間薬みたいな解説が多く
結果が出ない以上施術手順や考え方に何らかの問題があるわけで
いろいろ模索し続けたことが記憶に新しい症状です
ある時から身体観というか身体の中のつながりに注目するようになってから
寝違いに対して頸を触ることをやめ
全身からのアプローチに変えてからわりと上手くいくようになりました
言い換えればそのころまでの私は「痛いところ=問題のあるところ」
という単純な発想しかしてなかったということになります
ここ10数年は「痛いところ」に対するアプローチに時間を割くことをしなくなったので
腰痛に対して腰を触らない施術手順もしばしば
さらに「ココを刺激すればアソコが治る」的な発想もしなくなったので
あくまでも総合的に全身を整えることで
つながりの中で患部も快方に向かうというイメージで施術しています
そんな中寝違いに関して重要な個所となるのが胸郭
つまり肋骨周辺の柔軟性を確保できれば頚を触らずとも寝違いは楽になっていくと思ってます
肋骨全体の柔軟性が確保できた時点でチェックメイトといったところです
もちろんその前にどうして肋骨が硬くなったのか?
という問題がクリアできなければいくら一生懸命に肋骨周りを緩めても結果が出ないので
結局全体からのアプローチというところに戻らざるを得ないわけなんですけどね
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