« CDプレーヤー | トップページ | 最強の睡眠 »

2021/09/07

圧痛点

20210906_144628116

(画像:オステオパシーアトラス)

オステオパシーのの技法は様々な種類にわかれていますが

術者によって得意とする技法、好きな技法が違います

種類が多すぎるので万能というわけにもいかないでしょうし

基本施術の組み立ての中で用いる手段の一つと考えていますので

状況によりより有効に作用すると考えられる選択肢の一つでもあり

絶対的な技法もないことから私自身はあまりこだわりがありません

 

修業時代師匠の下についているとき

師匠が最も得意としたのがカウンターストレイン(ポジショナルリリース)

私が知る限りにおいても有効性が高いのとリスクが低いので

私自身もかつては多用した(ホントは多用してはいけないそうです)ものです

 

その技法は圧痛点といって術者が触ると触圧痛があり

カウンターストレインはその圧痛をモニタリングしながら技をかけていきます

実は私は圧痛点をモニタリングしながらやったことがありません

その理由は圧痛点というものの正体がイマイチぴんとこないから

元々拘縮した筋肉を弛緩するため術者が強制的に罹患筋を収縮させ

筋紡錘の異常活動を停止するという脊髄反射を利用した小難しい技法なんですが

それならばモニタリングすべきは狙っている筋肉を対象にすべきではないかという

私らしい実に理屈っぽい理由が一つ

 

それと圧痛が発生する理由が拘縮してしまった筋肉の拮抗筋に圧痛がでるという解説を見た時

思わず「嘘つけ!」と感じました

収縮した罹患筋に対し、拮抗筋は引っ張られるので痛みが出るという理論は

なるほどと言いたいところですが

現実的に圧痛点は罹患筋にも存在します

むかしから圧痛点を疑わしく思っていたので

今では圧痛点のポイントさえ忘れてしまったので

不確かな部分もありますが

たぶん間違っていないと思います

 

そもそもカウンターストレインの理論を構築したDr.コーが

圧痛点という概念を用いたのか?

その理由がいまだにわからないのです

 

偶然にもこのブログをご覧いただいた有能なるオステオパスの皆さん

納得できる理由をご存じでしたら私にご教授くださいませ

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

 

|

« CDプレーヤー | トップページ | 最強の睡眠 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« CDプレーヤー | トップページ | 最強の睡眠 »