スポーツにおけるコミュニケーション
今月の特集は「スポーツにおけるコミュニケーション」
私としては本特集はスポーツの世界にとどまらず
組織のあり方として最も大切な要素ではないかと思います
私らが学生のころ組織の体制というかあり方が
「黙って俺についてこい」という雰囲気がありました
簡単に言えばトップダウン
選手が納得していようがしていまいが
監督の言うことは絶対というのが当たり前
チーム全体が監督の指導の下一丸となって練習しプレーするという時代でした
これは企業経営でも同じような雰囲気がありました
近年そういった組織が減り
リーダーの考えを納得するまで選手に伝え
その中でボトムアップも含め構成員すべてにおいてコミュニケーションをとり
それぞれの役割の人たちが意図を理解した上で運営するということが増えてきたように思います
監督が全能という発想ではなくそれぞれのチームにおける役割分担と捉え
すり合わせを行うことが近年の組織のあり方として変化しつつあります
「黙って俺についてこい」方式と違い普遍性のあるコミュニケーション力が必要とされます
それに伴い指導力という概念も技術的な引き出しの多さだけでは足りず
「伝え方」という技術も必要になってきます
指導者だけではありません選手も指導者の意見を聞き
咀嚼して自分に取り入れる能力も必要になります
さらには疑問がある場合確認しながらそれを解消していかないといけません
指導者・選手双方のレベルの高いコミュニケーション力が
組織をさらにレベルアップする重要な要素となってきたようです
連載コラム『身体言葉に学ぶ知恵』
今月のテーマは「身の振り方」
人生百年時代に入りむかしの常識が通用しなくなりつつあります
突然襲い掛かるコロナウィルス禍のように突然社会のあり方が変わろうとしている今
私達は身の振り方を考えないといけません
自在に人生を生きていきたいものです
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