スティルライフⅡ
ピアノのソロアルバムなんですが
ピアノが独特でミュート・ピアノというそうです
初めて聞いた言葉なので調べてみたら
練習用に音を消す消音べダルを装着したままでの演奏です
すごく大胆な発想です
まさにミュートピアノですから音色が切ないというか儚いというか
生で聞くならそこそこ近づかないと聞き取れないかもしれません
きわめて音が小さいから鍵盤をたたく音など
すごくピアノを弾くリアルな音が聞こえてきます
その分、高らかに鳴り響くピアノとは違い
生活感であったり心臓の鼓動であったり
現実の世界にある何気ない音
雑音と言ってしまえばそれまでですが
身近な感じが音楽の中にあふれています
こういう着想はなかなか面白いと思います
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