骨盤が動く
金曜日に「骨盤が開く」という表現についてお話しましたが
その延長線上の話題になりますが
骨盤(仙骨と腸骨・恥骨・座骨からなる寛骨)は全く動かないわけではなく
わずかな動きを見せます
かつては仙腸関節も不動関節としてみられていましたが
こちらも2㎜程度動き2~4度の回転が可能だと言われています
前屈や背屈のストレッチをするときは寛骨が固定されて仙骨が動きます
足を上げたり後ろに引いたりするときは仙骨が固定され寛骨が動くイメージです
ほんの少しの動きではありますが
この動きがなくなるとたいていどこかに痛みが生じます
腰痛でも仙腸関節の動きがなくなることで生じるケースも多々あります
あまり歩く習慣がない人が高齢になってくると
仙腸関節の癒着してしまうこともあります
機械物でも普段から動かしているとよく動きますが
何年もほったらかしにしていると動かなくなるのと同じです
手足のように動きが認識できるところなら気がつきやすいのですが
骨盤のようにほとんど動きを感じられない部位だと疎かになりがちです
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