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2020/12/21

高所および低酸素トレーニングの活用

Tj202101

月刊トレーニングジャーナル1月号

今月の特集は「高所および低酸素トレーニングの活用」

気圧って人の身体にすごく影響を及ぼすのは

低気圧で雨が降っている日には仕事が忙しくなります

だから毎日のように天気予報や気圧の予想を見ています

気圧が下がるとヘモグロビンの量が減るからだそうです

ヘモグロビンは赤血球の大部分を占めている成分で

「ヘム」鉄分が酸素と結びつき、末梢組織に酸素を運搬し、炭酸ガスを運び出します

当然、気圧が低いというのは空気の量が少なく酸素量もすくないわけです

だからヘモグロビンが減ると身体はすごくシンドクなり

正常な活動ができなくなります

 

ところが人間ってスゴイのはある程度までは環境に馴染むんです

これもホメオスタシスのたまものですが

気圧の低い状態でも慣れればその環境かでも通常のヘモグロビン量に戻ります

 

この理屈を使っているのが高山トレーニングです

標高の高い土地は気圧も低く酸素が少ない過酷な環境です

そんな土地でも普通に人は住んでいます

そこで慣れたらどうってことがないわけです

 

そしてそういった環境に馴染んだ体は

平地に戻ってもしばらくの間は疲れにくい身体が得られます

これが高所・低酸素トレーニングの機序となります

 

本特集を読んでいても昔からの高地トレーニングと比べると

きめの細かさが際立ちます

ただただ高いところで走っているイメージしかなかったのですが

現在ではより効果の高いメソッドが研究されているようです

しかも専用の施設まであるとなれば

アスリートにとっては願ったり叶ったり

 

競技によって高地トレーニングの向き不向きもあるようですが

将来的にはそういった考え方も変わってくるかもしれません

 

 

連載コラム『身体言葉に学ぶ知恵』

今回のテーマは「腕前」

巧みに物事を行う能力や技術のことを腕前と言います

さらに技術の定義って「何らかの目的を達成するために用いられる手段・手法」なんだそうです

だから技術の本質って上手さにあるのではなく

目的を達成することにあるように感じました

だから技術に寄りかかって頼るのではなく

上手く利用して目的を達成しないと意味がないわけです

 

 

オステオパシー整体院 腰痛館 ホームページ

 

 

 

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